子供が、テスト勉強を毎日のように徹夜で
行い、睡眠時間は、毎日3時間程度しかない
状態でした。
で、結果はというと、散々でした。
子供もあまりの結果に肩を落として
しまいました。
「どうすれば睡眠も取れて効率良く勉強
出来るのかな〜」と悩んでいるようでした
ので、相談に乗ることに・・・
そういえば、友人に睡眠と勉強効率との関係
を研究している大学教授がいたのを
思い出しました。
彼に詳しく教えてもらうことにしました。
最適な睡眠時間って!
睡眠には、“時間”と“質”が重要です。
十分な時間寝ても質が悪いと疲れが取れず、
寝不足状態だと体は感じてしまっています。
質の良い睡眠
質の良い睡眠とは、脳と体を修復させて心と
体をリフレッシュさせるためにとても大切な
ものです。
睡眠の条件
- 質の良い目が覚めた時、すっきり感
がある・・・肉体疲労や精神疲労を感じない - 起床4時間後に眠気を感じない・・・
頭が冴えている - 睡眠中トラブルがない・・・ 何度も起きて
しまう,寝付きが悪い等のトラブルがない
以上のポイント全てがクリア出来ていれば、
睡眠の質に問題ないといえます。
6時間以上睡眠を取っているのに、上記の
条件が何一つクリア出来なければ、
睡眠の質を改善する必要があります。
最適な睡眠時間
一般的に、パフォーマンス向上をえるには、
6〜8時間の睡眠は必要とされています。
最適な睡眠時間は、個人差があり一概に
断定した時間は出せません。
6〜8時間の睡眠を確保したうえで気持ち
よく目覚められていれば、それが、自分の
最適な睡眠時間の目安です。
睡眠と勉強効率の関係
勉強をするのに最適な時間帯ついては、
記憶のゴールデンタイムなどと言われ諸説
ありますが、脳科学的に考えてみると以下の
時間がベストだと言われています。
睡眠を開始した後の深い眠りであるノンレム
睡眠中は「宣伝記憶」と呼ばれる言葉の記憶
の整理作業が活発になります。
寝る直前に得た情報は、暗記に関わる記憶に
定着しやすくお勧めです。
寝る前には、スマホではなくパラパラと
参考書のおさらいの方が断然自分のために
なりますね!
睡眠のリズムである”ノンレム睡眠-レム睡眠
“の波は、繰り返し起こる波の深さによって
定着する記憶の内容が変わります。
深い波から浅い波へと変わっていく経過で
それぞれの波の深さによって処理する記憶の
内容が変わります。
短時間睡眠では、この波が1回ぐらいしか
起きませんが、しっかり眠って複数回波を
起こすとしっかり記憶することが出来ます。
6時間という数字は、記憶を完全なものに
するために必要な時間ということです。
さいごに
子供に、睡眠と勉強効率の関係を教えて
あげると、次のテストに向けて頑張って
みると言ってすごく喜んでくれました。
早速始めたタイムスケジュールは
以下のような物です。
20時〜23時勉強
23時に就寝
6時起床
これを続けた結果、次のテストが
どうなるのか、ちょっと期待していましたが
テストの結果は、前回より良い成績を残すことが
出来ました。
自信を持ったのか、少し勉強に対する態度も
変わった様な気がします。
このまま、続けてくれればいいのですけどね。
期待して見守ることとします。