母から譲り受けたルビーの指輪があるんですけど、ルビーをデザインしたペンダントを作りたいな、と思っているんです。
それでデザインのモチーフを何にするか悩んでいます。その話をゼミ仲間の葉菜子にしてみたら「なになに、そのルビー本物なの~?」「モチーフは決めたの?」とか興味津々。
葉菜子「ラッキーモチーフのパワーってすごいのよ。ハートやクローバー・馬蹄・クロスのほかにも星とか月とかいろいろあるわね。」
私「それそれ、ちょっと大人っぽくデザインにしたいから月とか星とかのモチーフがいいかな? なんて思っているの!」
葉菜子「モチーフにはそれぞれ意味があるわけだから、それなら今の 心境とか願いが込められたものがいいわね。」
葉菜子の一言で、月と星のモチーフに込められた意味を二人で調べてみようということになったんです。
モチーフにはそれぞれに意味がある
星のモチーフの意味とは?
星のモチーフの歴史は古く、4000年以上前の古代遺跡からも出土してるんですね。西洋では身を守り、悪を封じ込める魔除けとして崇められたてきました。
日本でも平安期、陰陽師である安倍晴明が魔除けの護符として使った紋があります。それが星の形からとった桔梗紋といって、安倍晴明神社に今も残っているということですよ。
そして星モチーフは、光り輝くイメージから「夢」とか「希望」の象徴とも言われているので、持つ人に自信や明るさを与えて幸運を招くと言われています。
星モチーフの恩恵とは
- 魔除け
- 自信をもたらしチャンス到来
- 「夢」と「希望」明るい未来へ導く
- インスピレーションが湧く
目標があってその願いを叶えたいとか、岐路に立った時に自信を持ちたいなど、そんな時に光り輝く星モチーフは強い味方になりそうです。ぜひとも身に付けてみたいモチーフの一つですね。
月のモチーフの意味
そもそも大昔から月は女性と結び付けられていましたから、女らしいとか美しいとか優しさを表す象徴だったんですね。
かく言うギリシャ神話では、月の女神エウリュノメが生まれて創めて、太陽や地球・星、そしてゼウスなどの神々を産んだとされています。
月は満ちたり欠けたり、繰り返し姿を変えることから“成長”とか“発展”の意味もあると言われています。それに加えて、知性を高めたり心に落ち着きを与えてくれる象徴とも言われています。
なかでも物事の始まりを意味する三日月は、ラッキーモチーフと呼ばれ特別な存在なんですね。三日月を見ると願いが叶うとか言われ、幸運に恵まれたりまた病気や災いから身を守ってくれるという言い伝えがあるからです。
さらに三日月は闇を明るく照らすことから、財産が増えていく金運UPにつながるなど、すべてが良いことずくめなんですよね
月モチーフの恩恵とは
- 成長や発展をもたらす
- 心の安らぎ
- 身を守る
- 金運UP
女性は女らしい人を見ると自分もかくありたい、人間として成長したい、時には不安定な気持ちを安定させたいなどと切望の気持ちが起こりますよね。。そんなときには月モチーフを身に付けると、本当に気持ちが安定して良い考えが浮かぶかもしれませんよ!
ジュエリーを昔の人たちは魔除けのお守りとして身に付けたり、美しい星の輝きに思いを込めてプレゼントしたり、いろいろな用い方があったんですね。
まとめ
葉菜子「さて、星か月か?あなたがどっちを選ぶか、それが問題だ!」
なぁ~んて、いきなりシェークスピアもどきであの有名な台詞を叫んだので、私はドキドキしちゃいましたよ。
私「月と星の二つのモチーフが入ったネックレスもいいわね。」
葉菜子「欲張りね!あなたは母性にかけてる面があるから、母性を高める月モチーフがいいんじゃない?」
私「じゃ葉菜子は星モチーフはどうかしら?なぜかって、身を守るだけででなく、自信とチャンスと出会いの幸運をもたらしてくれるからよ」
なんだかんだ言いながら二人は月と星のラッキーモチーフにはまってしまったみたいですよ。次のステップはデザインですかね。モチーフの意味を活かした素敵なデザインになるといいですね。