テレビドラマの打ち切り!視聴率とはどんな関係があるの?

知りたい事

ここ数年、すっかりテレビドラマはリアルタイムで見ることが減りました。というのも、子供たちが部活や塾で帰宅するのが遅いことがあるので、落ち着いて腰を据えてテレビを見ることができなくなって、今ではドラマはパソコンで見逃し動画配信で見ています。

新ドラマが始まると、とりあえず初回は見ます。自分が好きなドラマかどうかチェックするのですが、世間が「つまらない」と言っているドラマでも、私にとっては面白かったりすることも度々あります。

以前、毎週見ていたテレビドラマが突然打ち切りになったことがあって、ストーリーがかなりの駆け足で最終回になったことがありました。楽しみに見ている人だって、きっと居るだろうに・・・。

テレビドラマが打ち切りになる理由って何なんでしょうか?気になるので調べてみました。

テレビドラマが打ち切りになるのは視聴率が理由

放送中のテレビドラマは打ち切りになるのには、いくつか理由があります。順調に放送されているようでも、ドラマを継続しがたくなってしまうような状況になってしまうと、本来の放送回数を待たずにドラマを終了させてしまうことがあります。

その一番の理由とは、そのドラマの視聴率が低い状態が続くことなんです。では、具体的にはどれぐらいの視聴率だと打ち切りになってしまうんでしょう?

打ち切りになるほどのドラマの視聴率とは?

今や、地上波のテレビ以外の様々な動画配信や、インターネットなどテレビからは視聴者が離れてしまっているのが現状です。トレンディドラマなどが社会現象になるような90年代までのドラマの視聴率を取ることは難しくなっています。

世の中の多くの人がテレビを見ていた時代は、大ヒットドラマの視聴率は30~45%と言われていましたが、現在は13.5%の視聴率が取れれば「よく頑張っている」、15%の視聴率が取れればヒットとして評価されています。

歴代の打ち切りされたドラマの視聴率から見ると、3.8~8.7%という数字になります。数字を見ても、8.7%で打ち切りにならない場合もあるのだから、ただ単純に見ている人が少ないから、という理由だけでテレビドラマを打ち切りにしている訳ではないんですよ。

スポンサーとの兼ね合い

そもそも、視聴率とは何の必要性があるものなのかというと、テレビ番組やCMがその時間帯にどれだけの世帯や人々に視聴されているのか知るための数字です。

この視聴率の数字は、民放テレビ局にとってはとても大事なものになります。番組の評価や人気云々という理由だけではなくて、テレビ局の経営を支えているスポンサー収入に影響がある数字だと言われています。

スポンサーが出資を判断する時には何を材料にして考えるといいのか、その基準となるものが視聴率となるんです。できるだけ多くの人に自社のCMを見てもらうために、視聴率の高い番組に出資するのは当たり前のことですよね。

年間視聴率が1%下がると、大体100億円の損失が出るとも言われています。現在のテレビ業界は、いかにスポンサーを獲得するかという理由からも、視聴率至上主義になってしまうのも仕方がないのかもしれませんね。

視聴率は収入に直結するデータになります。スポンサーがもうこれ以上出資を続けることができない、と判断した場合にはドラマを継続することができなくなります。

まとめ

今までに見た打ち切りになったドラマの最終回とは、どれもいまいち着地点を無理やり作った終わり方だったような気がします。

あるドラマは、1話分が短縮になった影響で、それまでの話の展開からものすごいスピードで詰め込んだ内容で終わりました。ドラマを見終わった後、話しの展開の早さに頭が混乱してしまいました。

ここまで見続けたドラマの最終回がコレ?、という終わり方は本当に残念ですよね。とはいえ、テレビドラマも視聴率が取れなければ、続ける意味がないことはスポンサーとの関係性があったことで納得がいきました。

そういう視点から見てみると、多くの人に見てもらうために魅力的なドラマを作るよう頑張る制作側も色々と大変です。ネットで何かと話題になるドラマは、本当にすごいことがわかって、これからドラマを見る時も楽しみが増えそうです。

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