茶道の道具!プレゼントで喜ばれるのはコレ♪

おすすめ・コツ

娘は高校時代に茶道部に所属していて、一番初めの許状も取り文化祭では浴衣姿でお点前を披露したこともありました。

とはいえ、お茶を点てる道具は持っていないので、自宅でお茶を点てることはしません。今は、もっぱらお抹茶を頂ける甘味処や和カフェに行って楽しんでいるようです。

実は、私には茶道の心得のある友人がいますが、今度久しぶりに会うことになりました。彼女のお誕生日も近いので、何かプレゼントしたいなと考えています。

友人にお茶の道具をプレゼントしたいんだけど、どんなのがいいかな?と、娘に相談してみました。

茶道をしている人にプレゼントするならどんな道具が喜ばれるのか、娘にアドバイスを受けたのでまとめてみましたよ。

茶道を始める時に必要なもの

茶道を始めるにあたって、準備しておく道具がいくつかあります。

お茶をいただく時の作法で必ず必要になってくる道具のため、複数持っていても困ることがありません。

扇子(せんす)

茶道では扇子を使った作法がありますが、扇子を開き仰ぐために使うものではありません。

作法は流派により異なることもありますが、例えば、自分の膝の前に扇子を置き膝と扇子の間に両手をついて挨拶をする、という作法があります。

これは、相手の空間に入れていただくことに敬意の念を示し、扇子を置いた場所を境に相手との境界線を作ります。境界線からそちらには踏み込みません、という意味があります。

流派によって扇子のサイズが異なります。また男性用、女性用でもサイズが違います。

帛紗(ふくさ)

ご祝儀を包む時に使うふくさ(袱紗)とは違います。

帛とは絹のことで、茶道では茶器を扱う時に使います。お茶を点てる側は茶器を清めるために、お茶をいただく側は茶器を拝見する時に帛紗に乗せて使います。

流派によって違いがあります。男性用は紫色、女性は朱色か赤色を使います。

古帛紗(こぶくさ)・出帛紗(だしふくさ)

濃茶を出す時のみに使います。器を乗せたり茶器の下に敷いて器の引き立て役として使います。流派によって呼び名が異なり、表千家では出帛紗、裏千家では古帛紗といいます。

懐紙(かいし)

茶道では、懐紙の使い方は多様です。お菓子を取り分ける時に皿の代わりに受ける、茶碗の飲み口をぬぐった後に懐紙で指を清める、食べきれないお菓子を包んで懐にしまうなど。

小さな二つ折りの和紙で、ハンカチやティッシュの代わりのような存在です。

菓子切り(かしきり)・楊枝(ようじ)

茶席で出されたお菓子を小さく切って口に運ぶための道具です。お茶のお菓子は、ほとんどが3口で食べきれるようになっているので、1/3の大きさに切り分けます。

帛紗ばさみ(ふくさばさみ)・懐紙入れ(かいしいれ)

帛紗ばさみとは、以上で紹介してきた道具(扇子・帛紗・懐紙・菓子切りなど)を一つにまとめて入れて持ち歩く用の布製のポーチのことです。

帛紗ばさみより大きなサイズで、替えの足袋や小物を入れることのできる袋のことは、数寄屋袋(すきやぶくろ)といいます。

茶道をする人におすすめのプレゼント

茶道をしている人にとっては、以上の道具は必需品です。

娘に聞いたところ、もし頂いたら少しお値段も高いから自分では買わないだろうし、その日の気分で選べるから嬉しい、という道具が以下になります。

  • 古帛紗(こぶくさ)・出帛紗(だしふくさ)
  • 帛紗ばさみ(ふくさばさみ)・懐紙入れ(かいしいれ)・数寄屋袋(すきやぶくろ)
  • 菓子切り

以上の道具は色や柄のバリエーションも豊富で、菓子切りの場合は少し高額なものをプレゼントすると喜ばれますよ。

また、数寄屋袋などは数種類持っていると着物に合わせてコーディネートできます。選ぶ側も選ぶ楽しみがありますよね。

まとめ

茶道をしている友人には、数寄屋袋(すきやぶくろ)をプレゼントしようと思います。

調べてみたら、数寄屋袋はiPad miniがちょうど入る大きさでクラッチバッグとしても使えます。きれいな柄のものが多くて、私も欲しくなってしまいました。

早速、数寄屋袋にはどんなものがあるのか調べてみたいと思います。

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