恥ずかしながら、私は箸の持ち方にコンプレックスがあります。食事会などの集まりがある度に、手元を他人に見られているのではないかと、自信が無くなります。
私の場合は箸がクロスに交わってしまう持ち方で、正しい持ち方をする夫からは「その箸の持ち方って摘まみにくいんじゃないの?」と言われることもあります。
確かに小さいものは摘まみにくいです。が、長年のこの持ち方以外では、どうしてもうまく食べることができません。過去に何度も箸の持ち方を直そうとして、正しい持ち方でトライしてはみたものの、指が吊りそうになって断念してしまいます。
この機会が最後だと思って、大人用の箸の矯正方法を調べてみようと思います。
正しい箸の持ち方
まずは、正しい箸の持ち方を確認していきましょう。
上の図のような箸の持ち方が正しい形で、2本の箸先から持ち手側の間に三角形ができるようにします。箸の動かし方は、2本の箸先を揃え親指を支点にして、上の箸だけを上下に動かします。
このように2本の箸を正しく持って動かすことができるようになるには、箸の持ち方にコツがあります。
上側の箸は鉛筆の持ち方で
上側の箸は、基本は鉛筆を持ち方と同じです。コツは、親指を立てて箸を固定することです。
箸を動かす時には、親指を軸にして人差し指と中指だけを動かして箸を上下させるようになります。上の箸だけを動かせるように、下の図のように何度も上下に箸を動かして練習してみましょう。
この時に、親指で箸をしっかり固定することを忘れないようにしましょうね。
上側の箸の動かし方ができるようになったところで、下側の箸を親指と人差し指の間にできた空間に差し込んでいきます。
この時、中指に上の箸、薬指に下の箸が乗るようにします。そして、下の箸は動かさず、上の箸だけを動かして箸を使います。
間違った箸の持ち方と正しい持ち方では使う筋肉が違う!
さて、数十年間違った箸の使い方をし続けている私が、先ほどの説明で正しい持ち方をすぐにマスターすることができるのかどうか、という問題ですが・・・。
実践してみましたが、どうにも下の箸が薬指だけでは固定できず中指のお世話になってしまうため、上の箸を単独で動かすことができません。そして、指を大きく動かすような力も入りません。
これは・・・ダメだ。正しい箸の持ち方の理屈はわかっていても、指先の筋肉を鍛えていかないと埒があきません。私のような筋金入りの人にとって、普段使っている箸を使って矯正をするのはとても無理な話です。
大人用の箸の持ち方を矯正できるアイテムの力を借りた方が無理なく続けられそうです。
おすすめの【大人用】箸の持ち方矯正アイテム
持ち方を矯正するための箸で、特に口コミが良いおすすめのものを紹介していきます。
イシダ三点支持箸
上側用の箸と下側の箸用それぞれに指を置く場所にくぼみの付いた矯正箸なので、正しい箸の持ち方になるように指の位置を誘導してくれます。
https://0848ishida.stores.jp/items/5e783cf82a9a426bf4e0fd93
大人用を使った人の口コミによると、
- 2日ほどで箸の正しい位置がわかるようになった(20代女性)
- 自然と正しい持ち方に落ち着く
- 持ち方にとても癖が強かったので、使い始めて2、3日は薬指と小指が痛くなった(30代男性)
- 子供の頃からどうしても直らなかったのが、1週間足らずで改善された(20代女性)
など、あまりマイナスの口コミは少なく良さそうな印象です。
エジソンのお箸
箸には上側用と下側用にそれぞれ指を通すリングが付いています。
https://www.edisonmama.com/item/%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%AE%B8ii/
大人用を使った人の口コミによると、
- 使うようになってコツがわかるようになり、すんなり矯正できた(20代女性)
- 薬指の位置が引っ掛かるので良くわかっていい(30代女性)
- この箸だと支点がわかるのでよい(30代女性)
プラスティック製なので箸先が滑りやすいと感じる人も居るようですが、矯正機能は良いようです。
まとめ
今回調べてみて、三点支持箸で持ち方を矯正してみようと思いました。矯正すると決めたなら早い方がいいと思い、通販で早速購入手続きもしました。届いたら、すぐにでも使ってみたいとも思います。
もちろん、今まで長い年月を慣れ親しんだ箸の持ち方で、そう簡単には矯正できるとは思えません。気長にチャレンジしてみたいと思います。