カイロの時間!持続できる温かさはどれぐらい?

雑学

子供の所属するサッカークラブの応援も、今年の夏で3年目になります。

夏場の外でのスポーツ観戦だと、日焼けや熱中症対策にクーラーバックに氷や水など、水分補給や体を冷やすためのアイテムを入れておくのは必須です。こういったものも子供のために用意しておく訳なのですが、寒い時期の応援の場合だと自分のために防寒対策を考えておかないと大変な思いをします。

晩秋の冷たい風の中や、底冷えのする真冬の体育館でじっとして観戦しているのは、とても苦痛です。できる限りの防寒対策をしていきます。足先が冷えて仕方がない思いをした1年目の冬に、靴下に貼るカイロを使ってみたらこれがすごくよかったんです。

カイロって、寒さをしのぐのには本当に助かるアイテムですよね。いつも、朝の冷える時間帯にカイロの封を開けるのですが、夕方まで結構温かいまま持続するものですよね。

カイロの温かさは一体どれぐらいの時間持続するものなのでしょう。気になるので調べてみましたよ。

カイロが温かくなる仕組み

カイロといっても、似たような形状で色々なメーカーから売り出されていますよね。どのカイロも、不織布の袋の中に入っている中身は、大体どこのメーカーも同じです。

鉄粉、活性炭、塩類、水、バーミキュライトが配合されたものがカイロです。袋の封を切ってカイロが空気に触れ始めると共に、鉄粉が酸素と反応して(酸化反応)燃焼を起こして熱くなります。

しかし、なぜ火傷にならない程度に温かい温度で燃焼し続けていられるのかというと、活性炭、塩類、水がカイロが熱くなりすぎないように温度をコントロールする役割をしているからなんですよ。

ということは、様々あるカイロの持続時間も大体は同じぐらいなものなんでしょうか?

カイロの温かさの持続時間

6社のカイロをそれぞれ服の中で発熱させた状態に近づけるため、タオルでカイロを挟むようにして置き、経過時間と温度を測定してみると、開封して1時間後には37℃~46℃と、この段階ではメーカーによってスタートダッシュに差があります。

その後、少しずつ温度は上昇し続け5~6時間後にはそれぞれの最高温度に達し、およそ44℃~51℃ほどになります。それからは、徐々に温度は下がり続けていくのですが、カイロを開封して1時間後の温度とほとんど同じぐらいになるのが12時間後になります。

人の体温よりも少し暖かい40℃であれば、十分に温かさを感じられます。それぞれのメーカーで、カイロが40℃以上にキープしている時間を基準に持続時間を割り出してみます。

40℃を持続できた時間は?

40℃の温度を持続した時間は、6社のうち1社のみが11時間持続し、残りの5社は13時間以上40℃をキープしていました。さらに14時間以上持続したものは3社ありました。メーカーによって温度の差が出るのは、カイロの中身の配合量に違いがあるためです。

しかし、メーカーによってカイロの持続時間には大きな差はありませんでした。どのメーカーのカイロでも、早朝の寒い時間にカイロの封を切って出掛けたら、大体は夕方までは確実に温かさが持続するという結果になりましたね。

まとめ

カイロは、どのメーカーでも開封後1時間で40℃になり、ほぼ40℃以上で11~14時間ほどは40℃を持続させることがわかりました。

子供のサッカー(冬場はフットサルですが)のリーグ戦に出かける時には、7時頃に家を出てお昼過ぎまで体育館にいるパターンが多いです。大体6時間ほどカイロが温かければ問題ありません。

スキーやスケートの場合でも、12時間温かさが持続できれば十分です。また、どのカイロを選んでも性能には大差がないのは買い手にとってもメリットがありますよね。

冬場でカイロをたくさん使う日が増えますが、安売りの時にお得に買っておきたいなと思います。
っておきたいなと思います。

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