夏も近づき夜に部屋の明かりをつけていても窓を開けている時間が増えてきました。多分、昼間でもそこそこ虫はいるのでしょうが、夜の窓の明かりに寄ってくる虫の数ほどではないでしょう。
網戸をしていても、小さな虫はいつの間にか家の中へ入ってきていますよね?!我が家でも蚊取り線香は夕方から常時スイッチオンにしています。
うちは窓のすぐ横に作業机があるので、そこで作業している時間が多いのですがふと窓を見ると・・網戸にびっしり虫がいるではありませんかっ!
個人的には虫はどちらかと言うと大丈夫な女子ですが、ガとかは無理・・。あの子達はホントに明かりが好きですよね。コンビニの入口ドアに無数にいるのを見て鳥肌がたった記憶があります。
窓の明かりに群がってくるこの虫たち、何かいい対策法はないものか?あったらすごく助かる人も多いかと思い、少し調べて見る事にしました。
虫が明かりに寄ってくる理由
対策法の前に、ふと疑問に思ったのがそもそもなぜ明かりに集まってくるのか?です。そう言えば、今まで考えた事もなくせっかくなので調べて見ました。
走行性
虫にもともと備わっている性質だそうです。全部の虫が持っているわけではないようです。走行性というのは、明るさに反応して動く性質の事です。
街灯などに集まってくるのはほとんどが夜行性の虫だそうです。明かりが全くないと虫も動けないですよね。この性質を持っている虫が窓の明かりや街灯に反応して集まってくるという説ですね。
虫の習性
夜行性の虫は光を一定の方角に受けて飛ぶという習性があるそうです。真っ暗な夜、虫は月の明かりを頼りに移動するのですが、月は遠く空から地上を照らしていますよね。
その月明かりを常に同じ方角から受けるように飛んでいます。ですが、街灯など近くで強い光がある場合、月光より明るいのでそちらに寄っていきますね。
同じ方角から光を受けようとするとその周りをぐるぐると周りながら飛ぶことになります。これが、よく街灯やお店のライトに群がっている理由だそうですよ。
なんとなくわかった気がしませんか?じたばた群がっている理由。確かに、昼間に飛んでいる虫はぐるぐる回ったりしてませんもんね。
紫外線に反応
太陽光にはもちろん紫外線が含まれてますが、月光も太陽光を反射しているので多少紫外線が含まれています。虫は人間と違って紫外線が見えるらしいです。街灯などは紫外線が出ているため虫が寄っていくという説です。
理由は色々あってこれが正しいというものは今のところはっきりとわかっていないようですね。
対策法
虫が明かりに集まる理由がわかったところで、本題です。明かりにつられて窓に群がってくる虫の対策法を調べて見ましたのでご紹介しますね。
玄関ライト
夜遅く帰宅するとき、玄関ライトがついているお宅も多いかと思います。ですが、この明かりに虫が群がっているとドアを開けたと同時に一緒に家の中に入ってしまいそうで嫌ですよね。
そこで玄関ライトをLED照明に変えちゃいましょう。LEDは紫外線をほぼ出さずに発光しているので虫には明かりだと認識されにくく寄ってこないようですよ。節電効果もあるので一石二鳥ですね!
部屋の電灯
こちらも玄関ライトと同様にLEDに変えた方がよさそうです。節電節約志向でLED照明に変えているお宅は多いと思いますが、虫対策にもなっていたんですね。
ちなみに我が家は・・蛍光灯が切れたらと思ってまだ変えてないんですよね。二階の部屋はLED照明だと思って買ったら普通の蛍光灯だったっていうマヌケな話です。
網戸対策
LED照明に変えたとはいえ、万全ではありません。家の周りが暗ければ余計ですよね。そこで網戸の対策もご紹介します。ずばり虫除けスプレーをしておきましょう。
ただ、私も経験ありますが家の中から網戸にスプレーするので風にのってスプレーがそのまま自分に降りかかってくる事がよくあるんです。これ、あまり気分いいものじゃありませんので、天然成分のスプレーの方が安心かと思います。
ハッカとか天然ヒバなど、香りもスッとしていて癒されますよ。我が家ではペットの虫除けにもヒバ水を作ってシュッシュしてます。
網戸の場合、歪みで窓との間に隙間が出来ている場合もあります。小さな虫はここから入ってくるので歪みのチェックも必要かと思います。
ホームセンターに行くと網戸用に色々なグッズがあると思うのでご自分のお宅にあったもので調整してみるといいかもしれません。
まとめ
節電節約効果でLED照明ってよく知っていましたが、虫除けの効果もあったなんて知りませんでした。これは必要な部屋だけでも早めにLED照明にした方が良さそうですね。
そう言えば、新しいコンビニやリニューアルしたお店のドア付近には昔のようにガなどが大量に群がっている光景ってあまり見かけないかもです。LED照明に変えているからかもしれませんね。
虫対策グッズも季節になるとコーナーが出来てたくさんの種類がありますので、場所や用途に合わせて活用してみてください!