毎年恒例の年賀状、我が家のような自営業はかなりの枚数を送っています。友人知人、親戚、顧客や取引先と、毎年頂く年賀状も多いので管理に一苦労です。
今のところは、公私ともに3年前までの年賀状を保管しているのですが、ほとんど見返すこともない年賀状を取っておくのも、無意味なんじゃないかなと思い始めています。
今までのような方法で1年分の年賀状の処分していると、結構な手間がかかります。何かいい方法があったら助かるのに。
思い立ったが吉日、溜まりに溜まった年賀状をスッキリ処分する方法を調べてみましたよ。
年賀状の処分で気を付けること
頂いた年賀状はいつ処分するのかなど、受け取り側がすべき年賀状の決まり事はあるのかどうか気になる所ですが、受け取った年賀状を処分する時期については、特に決めごとはありません。
ただ、翌年の年賀状を作成する時に、誰に出すのかや頂いた年賀状がどんな内容だったのかを参考にするためには、1年ほど保管していた方が便利ですよ。
年賀状を処分するにあたっては、個人情報が記載されているので注意が必要です。差出人の住所や名前、写真や時にメールアドレスなども載せてあることもありますよね。
もちろん、宛名には自分の住所や名前も書いてあります。そのままの状態で処分するのは、危険がいっぱいです。
差出人にも自分にも、誰にも迷惑をかけずに安全に年賀状を処分する方法は5つあるんですよ。
しかしその前に、年賀状の処分方法について間違った情報もあるので注意が必要です。聞いたことがある処分方法は間違っているかもしれないので、先に紹介しておきますね。
郵便局には年賀状の回収箱はないので注意!
「郵便局には使用済みの年賀状を回収する箱が設置されている」という情報を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。郵便局なら、年賀状のリサイクルのために回収することもあるのでは?と信じてしまうこともありそうですね。
しかし現在、郵便局では使用済み年賀状の回収箱が設置されていません。というのも、2000~2002年の2年間ほど試験的に行われていたこともあるのですが、コスト面など様々な要因から止めざるを得ない状況になったとのことなんです。
今からかなり前の話ではありますが、利用者にとってはとても都合のいいサービスだったため覚えている人もたくさんいるんでしょうね。回収箱に丸ごとポンと入れるだけなので、そんなサービスがあったらいいのになと思いますよね。
それでは、使用済みの年賀状を上手に安全に処分する方法を紹介していきますね。
年賀状の安全な処分方法4つ!
頂いた年賀状を処分する時には、個人情報をわからないようにする必要があります。安全に処分する方法を見ていきましょう。
ナチュラルローソンの回収箱に入れる
一部の店舗限定のサービスですが、ナチュラルローソンには個人情報書類回収ボックスを設置してあります。
個人情報の記載された郵便物・クレジットカードの使用明細・ダイレクトメールなどの一般家庭から排出される紙類をセキュリティに配慮して、リサイクル処分するサービスになります。
回収する企業によると、東京都内のナチュラルローソンの60店舗ほどで行われているサービスです。回収ボックスのある店舗は、以下に記載されています。参考にしてみて下さいね。
https://del-f.co.jp/個人情報書類回収box/
東京都以外の場合には、まだまだ普及していないのが現実のようですね。他県の場合には、違う方法で処分していきましょう。
ガムテープや瞬間接着剤で固定する
年賀状を30~50枚ほどで束にし、ガムテープで一周巻いて固定します。瞬間接着剤を年賀状の束の側面から流し込み、年賀状をくっ付けてしまいます。
さらにその上から、ガムテープをぐるぐる巻いて中身がわからないようにして、可燃ごみに出します。一度にまとめて処分できるので便利ですね。
シュレッダーにかける
書類を細かく裁断するシュレッダーを使って可燃ごみに出す方法もあります。厚みのある年賀状をはさみで切っていくのは大変な作業なので、手動のシュレッダーであれば1,000円代~ありますよ。
ただし、枚数が多いのなら毎年の年賀状の処分だけでなく普段の書類の処分にも活躍するので、電動シュレッダーがおすすめですよ。安いものであれば、3,000円弱の物もあります。
個人情報スタンプを使う
個人情報が書き込んである上からスタンプを押して見えなくする方法があります。個人情報スタンプと言って、水や薬品に強いインクで文字を隠すパターンの印面を押すことで、個人情報を隠す仕組みです。
スタンプには、サイズの小さなものからローラー式になっていて一気に広範囲を隠すようなものもあります。安いものなら数百円のものあるので、ペタペタとスタンプを押して、可燃ごみとして出してしまいましょう。
まとめ
我が家の場合、年賀状の枚数がかなり多いのでシュレッダーや個人情報スタンプだと、かなりの作業になってしまいます。まとめて一気に処分できるガムテープと瞬間接着剤の方法だと、手間がかからずにできそうです。
毎年年賀状を作成して投函できたら、古い年賀状を処分してしまえばスッキリしていいですね。