大学受験の日程!組み方の4つのポイントはコレ♪

おすすめ・コツ

受験生にとって、夏休みは天王山!我が家の高校3年生の娘も、お弁当を持って朝から塾へ行き、夜まで勉強をして帰って来る生活です。夏休み中の1日の目標勉強時間は10時間やる!と決めて頑張っています。

センター試験まで約半年前の今になって、親としても周りからの情報に少々焦りも感じてきているところではあります。第一子で初めての大学受験ということもあり、知らないことばかりで調べなければならないことが多くて参っています。

夏休み前におこなった学校での三者面談では、第一志望はそのまま変えずに頑張るようにと先生からも言われました。学力については娘の頑張りを信じる他ないのですが、サポート面でどのようにしてくといいのか、私も目下勉強中です。

第一志望は良しとしても、これから大学受験の日程など考えていかなければいけないことが山ほどあります。大学受験の日程の組み方って、どうすればいいんでしょう?まずはここから調べてみることにしました。

大学の種類と受験時期の確認

大学には国公立大学と私立大学があり、受験の方法や時期などに違いがあります。国公立大学を受験するためには、まずはセンター試験の受験が必要になりますが、現在ではセンター試験の利用入試をおこなう私立大学も増えています。

今回は、推薦入試などは除いた大学の一般入試で、国公立大学と私立大学の受験スケジュールはどのようなものになるのか、おおよそを以下ににまとめてみました。

国公立大学の一般入試の場合

センター試験の出願は、9月末から始まります。1月のセンター試験後の結果により2次試験の出願を行いますが、前期・中期・後期の試験を併願する時には、この期間に出願してておく必要があります。

 

   

 

   

9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
一般入試 センター出願
9/30~
センター出願
10/10

センター試験
1/18
1/19
・・・・
2次出願
1/27~
 2/5
*前期
2/25~
*中期
3/8~
・・・・
*後期
3/12~

私立大学の一般入試の場合

私立大学の受験では、センター試験利用入試を行う場合もあります。私立大学の一般的な入試よりも出願期間が早いので注意が必要です。

 

   

 

   

9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
センター利用 センター出願
9/30~
センター出願
10/10

*センター試験
1/18
1/19
・・・・
*出願
センター試験後~
センターの結果にて合格発表
・・・・
または、
個別試験

私立大学の一般入試の場合には、12月~1月が出願期間となり、1月~2月に受験になります。各私立大学の受験日は、すべて同じ日と決まっている訳ではないので、併願できる大学の数も可能な限りは視野に入れることができます。

 

   

 

   

9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
一般入試 出願期間 出願期間
・・・・
入試期間
入試期間

私立大学は、受験科目が大学によって様々です。受験までに重点的に勉強できた教科が受験科目となっていれば、有利に働く場面も増えます。しかし、受験科目や地理的な問題などしっかりと下調べをしておかないと、併願するリスクが大きくなることも頭に入れておきましょう。

大学受験の日程の組み方のポイント

さて、第一志望大学は決まっていますか?遅くとも、大学受験の年の夏には第一志望校が決まり、その大学の受験科目に焦点を当てた勉強を進めているはずなので、自ずと合格に近い併願予定の大学について調べたりして意識している頃かと思います。

第一希望の大学に合格することが最終的な目標ですが、やはり第二希望、第三希望の大学でも合格のチャンスがあれば受験しておきたいところです。大学受験で、併願した大学の中で必ず合格をするためには、併願する大学選びもポイントになってきます。

受験する大学選びのポイント

併願して合格のチャンスを増やすには、以下のように自分の実力を軸に大学をいくつか選んでいきます。

  • 目標大学 偏差値+2~+5程度
  • 実力相応の大学 偏差値±2程度
  • 合格確実の大学 偏差値-3~-5程度

合格を確実にするための併願大学を決める時には、以下のように大体全部で6校程度が一般的だと言われています。

  • 目標大学1校
  • 実力相応大学3校
  • 合格確実大学2校

とはいえ、個人により様々な事情があるので、上の大学数を参考に増やしたり減らしたりして自分の実力と相談してカスタマイズしましょう。

受験の日程はこう組むといい!

いくつかの大学を受験する時の日程の組み方のポイントは、4つあります。

  1. 国公立大学が志望校の一つに入っていてセンター試験を受験する予定なら、私立大学でセンター試験利用入試の大学も受験する。
    センター試験の結果次第で合否が決まる場合があるので、2月に受験に余裕ができ負担を減らせる。
  2. 難易度の低い大学から受験できるような日程を組む。
    本番の状況に慣れるよう、徐々に目標の大学入試に備える準備をする。
  3. 受験日の間隔が詰まりすぎないように日程を組む。
    過密スケジュールだと心身ともにストレスを感じ、ここ一番でベストの体調を維持できなくなります。
  4. 第一志望校の前には、勉強ができるよう受験は入れないようにする。
    実力は最後まで伸びるので、大事な受験の前に落ち着いて勉強ができる環境にする。

まとめ

実は、娘の場合は国公立大学の前期・後期だけで受験をしようと考えていました。

私立の併願は考えていなかったのですが、受験に慣れるという意味では、前期試験の前に私立のセンター利用入試や一般入試を考えておいてもよさそうな気がしてきました。

といっても、不安解消に調べたつもりが調べるだけ不安になってしまうという、本人には勉強以外で悩んでほしくない気持ちが強い分、何とかしてやりたい親の性分、なんとも辛いところです。

最終的には本人の意向なので、できるだけ本人の気の済むようにしてあげたいですが、これから冬を越して春まで長い戦いが始まります。暑い夏に頑張る受験生を応援したいですね。

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