お恥ずかしい話ですが、
私は世間一般で言うところの、
”太り気味”の部類に入ります。
当然、健康にもよろしくないと言う事で、
毎年の健康診断でも、減量を、
促されています。
しかし、実際はなかなか。
ウォーキングや食事療法など、
色々試しては見ましたが、
上手くいきません。
そこで、業を煮やして、
「しばらく食べないでいようか?」、
と言ったら、母に注意されました。
そんな方法は、体に悪いし、長続きしない。
と言う事でした。
確かに、絶食によるダイエットは、
様々なメディアでその危険性や、
不確実性が指摘されています。
けれど、絶食がダイエットの手段として、
よく選択される事も確かです。
やはり、「食べない=痩せる」と言った図式は、
根強く人の意識の中に、定着している様です。
そこで、考えました。
実際、絶食ダイエットは、
どれくらいの期間が、
適正なのか。
それを知れば、正しいダイエットの方法が、
見つかるかもしれません。
という訳で、調べて見る事にしました。
絶食とダイエットとその期間
絶食をするにあたって、
一番の心配にあたる事。
それは、
「絶食は安全なのか。」
「身体を壊す事はないのか。」
と言う事だと思います。
実際に、絶食が可能な目安について、
考えてみましょう。
一般的に、その目安は、
どの程度の絶食に挑戦したいかが、
要点となります。
やろうと思えばの話ですが、
世の中には、30日以上の絶食を、
成功させている人もいます。
そこまでストイックになる必要も、
ないと思いますが、取り敢えず、
人間は30日くらいの絶食は出来る様です。
実際、芸能人やアスリートの中にも、
美容や健康、パフォーマンスアップを目的に、
絶食を取り入れている人もいます。
こうして見ると、絶食という行為自体は、
必ずしも不健康な事とは言えない様です。
では、ダイエット等、
健康を考えた絶食ならば、
どれ程の期間が、目安になるのでしょう?
ダイエットに必要なのは、脂肪の燃焼です。
絶食では、どのタイミングで、
脂肪の燃焼が始まるのでしょう。
普段、人間の体を動かすエネルギーは、
ほとんどの場合、糖質です。
糖質がメインとして消費され、
脂肪を燃料として使う割合は、
とても少なくないのです。
運動しても、
なかなか痩せないのは、
このためですね。
ただし、糖質はあまり多くの量を、
体内に溜めておくことが出来ません。
そのため、糖質で体を動かすには、
食事によって糖を補給する必要が、
あります。
ここで、絶食です。
絶食をすると、糖質の補給が止まります。
そして、体内の糖は半日から1日程で、
エネルギーとして、消費され尽くします。
ここに至って、
初めて脂肪がメインのエネルギーとして、
消費される状態になります。
つまり、絶食は最低で2日、
出来れば、3日の期間を設ける事で、
ダイエット効果が現れるようになります。
もちろん、代謝などの個人差もありますが、
1日だけでは効果を得る事は、
残念ながら、難しいと言えそうです。
ちなみに、この絶食を何度か繰り返して、
問題なくこなせる様になると、人によっては、
更に長期の絶食を視野に入れる事も出来ます。
より大きな効果を求めるのであれば、
5日間の絶食を試す事も可能です。
ただし、
誰にでも、お勧め出来る訳ではありません。
方法を間違えず、
安全に絶食する方法が身に付いた方、
限定です。
5日間という絶食は、
ダイエットの効果も高いですが、
貧血等のリスクも高まります。
正しい方法の再確認や、
事前の健康チェックをしっかりと、
行ってください。
まとめ
以上の様に、絶食によるダイエットは、
必ずしも、否定されるものではない事が、
分かりました。
むしろ、やり方を間違えなければ、
非常に高い効果がある事は確かです。
ただし、無闇にやれば良いと言う事ではなく、
正しい知識と、健康状態を把握した上での事、
と言う事を忘れない様にする事が大事です。
皆さんも、以上の事を踏まえて、正しく、
健康的な、ダイエットをしてください。