だいぶ前の話になりますが、成人の記念に母からプラチナの指輪をプレゼントしてもらいました。私はほとんどアクセサリーをつけないのですが、この指輪だけはお気に入りでいつもつけていました。
結婚して家事をするようになり、指輪は外してしまっていましたが、先日ふと思い出し懐かしくて指にはめてみたんです。
「あれっ?入らないんだけど…」いつもはめていた指に入らないんです。別な指にはめてみたものの、小さかったり大きかったりと私の指には合わなくなっていました。
お気に入りで記念の指輪だし、サイズを直してもらおうかと考えています。そこで、プラチナ指輪のサイズ直しはどのくらの値段相場なのかを調べて見る事にしました。
プラチナ指輪のサイズ直しはどこでできる?
実際に、サイズを直してもらうとしたら、どこに依頼すると良いのでしょうか?指輪ならどんな指輪でも受け付けてもらえるのかも気になるところですね。
まず、サイズを変えることができる指輪は「ゴールド・プラチナ・シルバー」の3種類です。一番良いのは、指輪を購入した店舗にお願いすることです。買った店舗では、アフターサービスでサイズ直しを無料で行ってくれるところもあります。
ただ、アフターサービスは有効期間がありますから、年数が経ってしまった指輪に関してはアフターサービスが受けられませんね。また、年数が経っていると引っ越していたり、購入店が移転してしまっていたりと依頼できないことも多いです。
購入店以外では、ジュエリーショップやアクセサリー修理専門の業者などにお願いするのが一般的です。最近は、ネットショップでも指輪のサイズを直してくれるお店があります。ネットショップを利用する場合は、依頼する指輪の詳細な情報と、希望のサイズを事前にきちんと伝えるようにしましょう。
サイズ直しの値段相場はどのくらい?
依頼する店舗や、サイズ直しをする指輪のデザインによって値段が違います。通常のシンプルな指輪を例にすると、プラチナの指輪サイズ直しの基本料金平均相場は3000円~5000円だそうです。加工作業によって基本料金に別途料金が追加される場合があるので、見積りを出してもらうようにしましょう。
出来上がりは、購入した店やジュエリーショップなどでは2~3週間、修理専門業者では1週間以内を目安にしているところが多いです。出来上がり期間も加工作業の量によって変わってきます。
サイズを小さくする場合
指輪のサイズを小さくしたい場合、通常のシンプルな指輪であれば基本料金のみでできます。縮めることにより、ついている石が緩んだりする場合にはサイズ直しとは別の作業が必要になり、追加料金がかかります。
石留めを直す際の平均相場は2000円~3000円が多いようです。
サイズを大きくする場合
サイズを大きくしたい場合は、地金を足す必要がでてくるため、基本料金に号数アップ料金が加算されます。ゴールドやプラチナは相場変動も関係してくるため、かかる料金がその都度変わることもあります。
追加料金は、1号アップごとに1000円~2000円を設定しているところが多いようです。
サイズ直しはどの指輪でもできる?
素材はゴールド・プラチナ・シルバーであればできますが、純金や純プラチナの場合は加工が難しい素材のため、受け付けてくれる店舗が少ないようです。指輪の裏に、K18やPt900など素材を示す刻印がされていないものも、引き受けてくれる店舗が少ないです。
また、素材は大丈夫でも指輪のデザインによっては難しく断られることがあります。彫刻デザインや宝石がついている指輪などは、加工が可能かどうかの確認が事前に必要です。
加工ができサイズが直せそうな場合でも、彫刻を彫りなおしたり宝石を留めている石留めを直したりなど、他の作業が必要になることも。基本料金に別途作業料金が追加されるのが一般的です。
まとめ
指輪のサイズ直しは、ほとんどの購入店で引き受けてくれますが、高級ブランド品の場合は注意が必要です。ブランドによっては、購入店であっても指輪のサイズ直しは一切受け付けないというブランドもあります。手を加えることでブランド価値が落ちるというのが主な理由のようです。
指輪のサイズを直すのに必要な費用には、依頼する店舗や加工方法によって、基本料金以外にもさまざまな追加料金がかかってしまうことがわかりました。
私が直そうと思っている指輪は、シンプルなデザインですが石がついているタイプなので、石留め直しが必要になるかもしれません。とりあえず、一度見積りを出してもらおうかなと考えています。