「貯金」と聞くと、多くの方は、
「お金を貯めること」
という認識でいると思います。
「貯金=お金を貯める」という認識は
誤りはではなく、辞書にも貯まった(預けられた)
お金を指すとされています。
しかし、
「貯まったお金」というのは、あくまで
給料等を使用した結果として、余ったお金です。
この「使用分の残金」を増やすことを
目的とすると、非常に不自然なお金の流れ
が生まれます。
そして、
使用分の残金を増やすこと
を中心に生活を送ると、
不自然な違和感を抱くことに我慢しきれず、
思うように貯金を継続することが
難しくなってしまいます。
そこで今回は、
何かと出費の多い学生のうちからでも
無理せずに実行できる、
節約の意識とその方法をご紹介します。
学生の間ならではの方法で、節約を試みます。
是非、日常生活に取り入れてみてください。
お金って使うもの!貯金もいつかは使用する
皆さんは、
ある程度貯まったお金を手に入れたら、
どんなことに充てたいと思いますか?
車、マイホームの購入、世界一周旅行・・
等など、
いくつでも思い浮かぶかと思います。
では、その数ある選択肢の中で、
今、最もやりたいことは何でしょうか?
以前から思っていたことや、
今ふと思い立ったことでも、
選択肢を絞ってみると、
その実行のためにおよそいくらくらい必要か、
何となく見えてきます。
その、ある程度まとまったお金は、
宝くじにでも当たらない限り
突然手に入ることはありませんから、
日々の生活の中で、
使用して余ったお金が積もり、
目標額に達したとき
が、実行可能なタイミング
ということになります。
これは、以前から欲しいものがあるなどの
思いの強さに関係なく、
誰もが通る貯金のプロセスといえます。
目的を明確にすることで
必要な貯金額を把握できたら、
日々いくら「余りのお金」を残すことができ、
何年くらいで実行できるか
具体的なイメージが沸きます。
遠い、未来の夢のように感じる額のプランも
実現可能な、現実的な目標として、
着実に近づく道となり、
途中誘惑にかられたとしても、
頭の片隅にある目標額のために
ある程度の制限をかけ、
その都度調整をしながら
目標の達成に向かいます。
もちろん、その目標額に近づくため、
収入の母体を増やすことも大切ですが、
学生など、労働に充てられる時間に
制約のある方は、日常のちょっとした工夫で
貯蓄を増やすことも必要です。
次の章では、それらの方法をご紹介します。
誰にでもできることなので、
是非活用してみてください。
学生にオススメ!今日から始める節約方法
ここでは、前章で話した節約の方法を
2つほどご紹介したいと思います。
日常生活で自分が一番費やしているモノ、コトの割合を小さくする
ざっくりで構わないので、
一月の用途リストを作成するように、
普段自分は何に一番お金を使っているか
を振り返って整理してみましょう。
洋服代かと思いきや、
意外とコンビニや自販機の飲料水などに
一番費やしているかもしれません。
お金は、普段からおおよそ決まったものに
費やすことが多いです。
それらの割合を
3〜5分の1ほど小さく収めることで、
元手のお金をより多く残すことができます。
例えば洋服であれば、毎月決まって
3着購入しているうちの、1着は通販を
利用したり、より安価な店で購入する。
本や漫画なら、何冊か購入するうちの
1冊は古本屋などに置いてある中で探す等、
完全に断つことはせず、
可能な範囲で代用できるモノを利用する
工夫を心がけることが大切です。
時給の高いアルバイトで収入up
学生の頃は、学業に友人との交友や
仕事という、非常に忙しない日々を過ごす
方が多いと思います。
そんな中でオススメの仕事が、
派遣のアルバイトです。
派遣でのアルバイトは、時給が高い場合が
多いため、登録した派遣会社で扱っている
中でも、時給の高いアルバイトを選ぶと、
単純に収入が増え、その分余すお金を
増やすことにも繋がります。
また、派遣の場合は
自分で勤務日、勤務時間を選び、
仕事を、直近の予定に合わせて
組むことができるという点も
派遣のアルバイトの大きな利点です。
おわりに
冒頭でも話した通り、
お金を残すということは難しいことです。
しかし、それでも手に入れたいものがある
という方は、
今回挙げた方法や、自分に合った
工夫の仕方で蓄えた分と、
社会へ出てから得る収入を合わせ、
1日でも早く目標の金額に近づき
思い描く将来のイメージを現実のものに
できるよう、
金銭の工夫を考えるきっかけとして、
「日常生活で自分が一番費やしている
モノ、コトの割合を小さくする」
「時給の高いアルバイトで収入up」
を、
実践してみては、いかがでしょうか。