乳幼児を連れてのお出かけに
ベビーカーは欠かせません。
散歩や買い物など子供が
成長するまで大変です。
おんぶや抱っこもよいですが
やはり体に負担がかかります。
しかも荷物を持っての
移動は少し苦痛です。
こんな時ベビーカーを使うと
お出かけが楽になります。
ここで、少し困ることがあります。
それは階段のある玄関
からの出入りです。
階段を何度も上り下りして
子供や荷物を運ぶのは疲れます。
玄関先にスロープが
あれば便利だと思いませんか?
スロープならベビーカーを押して
スムーズに玄関から出入りできます。
私の家も階段だったので
ベビーカーを使い始めて困りました。
スロープの簡易的なものが
ないかと探してみました。
簡易スロープ
階段に1枚ずつ斜めに置ける鉄板を
繋がった状態に並べます。
鉄板の横幅は20cmほどです。
階段の幅を総て板で
覆ってしまうと
普段が通りにくいです。
ベビーカーの左右の車輪が
上れるように幅を空け
スロープを2つ作ります。
階段が3段なら6枚必要で
1枚2千円ほどです。
段差10~17cmに対応なので
使えるか調べてみましょう。
子供の人数にもよりますが
3~6年使うなら安価ですよね。
ゴム製でロードアップという
段差を埋めるように置いて
スロープを作れるものもあります。
これも1つ千五百円以内ですから
6こでも安価です。
また自転車で出掛ける時も
スロープがあると便利ですよ。
階段で持ち上げなくても
引いて登って来られます。
通勤通学は毎日のこと
ですから楽になりますよ。
階段の幅に余裕があるなら
実際にスロープを作ってみても
いいですね。
階段横にスロープを作ってみよう
スロープとは「傾斜が緩やかな道」のことです。
一般的に傾斜は「10度」が理想的です。
この傾斜「10度」のスロープの長さを
計算で出してみましょう。
階段が2段もしくは3段で
段差の合計が30cmとします。
すると、スロープの長さは段差30cmの
6倍で180cmとなります。
家の玄関が30cm高く作ってあれば
1.8mのスロープが必要なのです。
これがベビーカーでも車いすでも
負担無く移動できるスロープでしょう。
高齢の方も階段よりスロープの方が
ゆっくり出入り出来ます。
今、必要無くても将来を
考えておくのも大切です。
傾斜が「15度」を越えると
急な坂状態になり危険です。
また、スロープの幅は最低「90cm」は確保したいです。
これは車いすでの移動に
適しているのでベビーカーももちろん大丈夫です。
まとめ
ベビーカーだけの使用なら
簡易スロープがよいでしょう。
安価でしっかりしている
ので大丈夫です。
高齢の方がおられたり
将来を考えられる場合は
専門の方に相談されるのが安全です。
スロープの傾斜や幅を
考慮し見積もってもらいましょう。