ボール遊びの種類を紹介!保育実習で3歳児クラスの場合!

雑学

今度保育実習がある短大の妹が、
困った様子で電話をしてきました。

聞くと、保育実習ではボール遊び
する様に設定が組まれている様子。

「ボール遊びって言ったら、
サッカーとかキャッチボール
とか位しか思いつかなくて。

実習先は3歳児クラスだから、
サッカーも厳しいし。

キャッチボールは、子供同士じゃ
絶対続かないよね。」

どうやら3歳児クラスの実習ネタ
困っているらしいのです。

私の子供ももうすぐ2歳。3歳位に
なったら保育園でどんなボール遊び
してるのかしら?

他人事ではありません。

そこで保育実習で使えそうな3歳児向け
ボール遊びについて
、調べてみる事に
しました。

3歳児がボールを持ったら?

先ずは気になったのが、3歳児は
ボールでどの程度遊べるの
と言うもの。

運動面や社会性の面で確認して
してみます。

  • ボール投げやキャッチ
  • 3歳児ですと、

    • ボールを下から両手投げ
    • ボールを両手でキャッチ

    が出来る頃です。ボールを下から
    投げるのは、大人が思うよりも
    難しいのだそう。

    キャッチがなかなか出来ない場合は、
    両手を胸の下あたりで

    を作るよ。」と言って肘を少し曲げ
    両手を合わせる姿勢をとらせます。

    i>

    ボールが身体や顔などに当たって痛い
    思いや怖い思いをした場合は、ボールで
    遊びたがらない事もあります。

  • ボールの取り合い
  • ボールが十分に用意出来ないと、
    「僕のボール!」「俺んだ!」
    といざこざが始まります。

  • 「できた!」の報告
  • 上手にボールが投げられたり
    蹴る事が出来る様になったら、

    子供達は「先生見て!上手に
    出来たよ!」と報告にきます。
    出来る事が自信になるのだそうです。

3歳児向けボール遊び

では実際にボール遊びの種類を
見てみましょう。

遊びに適したボール

ボールにも遊びの種類によって
適したボールがある様です。

  • 小さめ柔らかボール
  • 小さめボールは、片手投げ
    ぴったりで、的当てや玉入れに
    適しています。

    スポンジ素材やビニール素材は、
    握り易く子供にも扱い易い様です。

  • ビーチボール
  • 当たっても痛くないので、キャッチ
    ボールに向いています。

  • ドッジボール
  • 大きめのボールなので、ボール送り
    等がし易い様です。

室内遊び

先ずは室内遊び編です。

  • 新聞紙的当てゲーム
  • 新聞紙に的を描いて、ボールを
    あてる遊びです。

    先述した様に、小さめのボール
    が投げやすいでしょう。

    沢山のボールが用意できなければ、
    新聞紙を丸めてボールを作るところ
    から、遊びを始めるのも方法です。

    手をギュッ、ギュッと力を入れて
    丸めるのも指先手先を刺激する
    事にもなります。

    子供は、「ここから投げてね。」と
    ざっくり言っても分かりづらいので、

    床にビニールテープで目印をつけると、
    イメージしやすい様です。

  • 玉入れ
  • 玉入れと言えば、高い棒先について
    いる籠をイメージしますが、3歳児
    には難しいもの。

    バの
    口やライオンの口に見立てて、

    「お腹が空いたよぉ〜。ボール食べ
    たいよぉー。」などと、

    保育者が声をかけながら籠を持って
    練り歩くと、子供達のテンションも
    上がってきます。

  • ボーリング
  • ピンをペットボトルで代用して遊べます。
    思った方向に真っ直ぐ転がせない事も
    3歳児ではよくある事です。

    ボールがあさっての方向に行かない様、
    ダンボールや横に倒したベンチ等で
    ガータ対策をします。

    こちらは、転がし易いドッジボールが
    おすすめです。

屋外遊び

屋外ではどんな遊びがあるでしょう?

  • ボール送り
  • チームに分かれて一列になり、
    ボールを股の下をくぐらせて
    後ろの子供に渡したり、

    ボールを頭の上で後ろのお友達
    に送って競争します。

    股の下をくぐらせれば、身体を
    大きく前屈する運動にもなりますし、

    ボールを渡す時に「はいっ!」と
    大きい声もお友達にかけてあげる
    事で、気持ちも解放されます。

  • ボールリレー
  • チームに分けて、バトンの代わりに
    ボールでリレーをします。

    ボールを持ちながら、決められた
    コースを走り、次の子に渡します。

    途中で保育者とボールのパスを数回
    してクリア出来たら進んでも良い
    ルールを設定したり、

    トンネルに見立てたフープに、
    ボールを転がして通す障害物が
    あっても楽しいでしょう。

    3歳児は、まだまだ自分の順番を待つ
    事が難しい時期です。

    順番を待つ経験を、楽しい遊びを
    通して繰り返し重ねていければ、
    社会性も身についてきます。

    この遊びで順番を待つ事を覚えたり、
    同じチーム内の子を応援したりする
    思いやりの心も育ちそうです。

  • 転がしドッジボール
  • ボールが身体に当たるのが怖い
    と言う子でも、地面を転がる
    ボールなら怖くないでしょう。

    ドッジボールが出来るようになるのは、
    ボールの投げやキャッチが上手くでき、
    目でボールを追って素早く逃げられ、

    少し難しいルールもある程度
    理解出来る様になる4歳頃から。

    まとめ

    実習を終えた妹から、実習ネタ調査の
    お礼の電話がありました。

    実習の様子を聞いたところ、室内では
    的当てゲームを、屋外ではボールリレー
    をしたそうです。

    的当てゲームでは新聞紙にバイキンマン
    や鬼の絵を描いて的にすると、

    子供達はビシビシ自分達で丸めた新聞紙
    ボールを、投げ付けて大盛り上がり
    だったとか。

    リレーも最初は順番を守れなかった子も、
    回数を重ねるうち出来る様になった
    そうです。

    ボールをキャッチできなかった子も、
    しっかり手の籠に入れられる様になると

    嬉しそうに「先生やろう!」と、
    お誘いしてくれるのだとか。

    ボール遊びって、運動面だけでなく
    社会性や子供の自信にも繋がってて、

    奥が深いのだなぁとしみじみ
    思いました。

タイトルとURLをコピーしました