私、最近よく寝られないんです。軽く運動でもすれば疲れて寝られるようになるのかと思って運動をしてみたんだけどダメ。だからと言って、病院へ行って睡眠薬をもらうのも嫌だし・・・
しっかり寝られないと、次の日一日中ボーッとしていてミスして仕事にも差し支えてしまって・・・
そんな私を見かねた同僚が、「ストレスかな?音楽を聴きながら寝るといいって聞いたことがあるわよ」と教えてくれたのです。
えっ、寝る時って静かな方がいいんじゃないの?音楽を聴いて寝られるってどういうこと?
音楽の効果
皆さんは、クラシック音楽を聴いているうち、ついついウトウト・・・なんて経験ありませんか?これはリラックスした状態になり脳波がα波(アルファ波)に変わったからです。
普段私たちが生活しているときの脳波は、β波(ベータ波)で活発に動いている状態です。ストレスを感じているときもβ波です。脳波をα波に変え質の良い睡眠を得るために音楽の力を借りるのです。
音楽は何を聞いてもよい?
質の良い睡眠を得るために聞く音楽は何でもよいというわけではありません。音楽によっては反対に睡眠を妨げてしまうものもあります。
リラックスが出来、脳波をα波にする音楽
- 落ち着いた曲
- ゆっくりとしたテンポの曲
- 歌詞が入っていないもの
- クラシックであればモーツアルトが好ましい
- 自然音・・・鳥や虫の声、川のせせらぎ、そよ風、波の音など
いつも聞いている好きな音楽が眠れる音楽とは限りません。好きな音楽は聞き入ってしまったり、テンポの速い曲や激しい曲は脳への刺激が強く反対に脳が活発になり、リラックスできなくなります。
いつ聞けばいいの?
いくらリラックスできる音楽であっても睡眠中ずっと聞いていれば脳への刺激を与え続けることになり、結果睡眠の質を下げてしまいます。音楽を聴くタイミングも重要です。
寝る前から音楽を流し、眠りが深くなったころ(30分~1時間)を目安に止まるようタイマーをセットしておくといいでしょう。音量は聞こえるか聞こえないかくらいがいいようです。
ヘッドホンは、寝入った後、寝がえりの邪魔になり目が覚めることもあるのでしない方がいいようです。
私のおすすめの曲と聞き方
おすすめの曲としてはクラシックがいいかな、と思います。その中でも『子守歌』と題名にあるものはやっぱりよく眠れますよ。
「モーツアルトの子守歌」・・・これは『胎教』にもいいらしいです。「シューベルトの子守唄」そのほかの曲としては「バッハのG線上のアリア」等があります。
小さな音量にして、音楽を聴きながら布団に入ります。今日の反省なんてしてはいけませんよ。何も考えずリラックスしてください。
最近では、こんな動画もあります。
また、寝る前までパソコン、スマホ、ゲームなどしていたり、コーヒーなどカフェインや、アルコールの摂取、など生活習慣を見直すことも必要です。
まとめ
なかなか寝付けず、寝がえりばかり打っていたり、寝てもすぐに目が覚めてそのあとが寝られない、ちゃんと寝たはずなのになた気がしない・・・そんな睡眠のトラブルは結構あるようです。
理想的な睡眠時間は一般的には6~8時間くらいと言われているようです。でも、ただ長く寝たからよいということではなく、質の良い睡眠ができたかどうかで決まります。
そんな時音楽で癒され質の良い睡眠ができればいいですよね。
そういえば、子供のころお母さんが歌ってくれた子守唄、聞きながら寝てたように思います。これも音楽の癒し効果でリラックスでき気持ちよく眠ったんでしょうね。