図書館を気持ちよく利用するためのマナーとは!?

マナー

ここのところ、毎日のように
図書館を利用してます。

郷土史の編集のお手伝いを
させてもらってるのです(えへん)

館内は静かで、緊張感があって、
背筋がピッとします。

ちっちゃい子たちも、
絵本コーナーに腰を下ろして、
静かに絵本に見入っています。



館内は静かなので、少しの物音でも
あたりに響き渡ります。

椅子を引くのもそっと
ページをめくるのもそっと

息苦しい!って思う人も
いるかもしれないけど……。

図書館が好きな人って、たぶん、
「この緊張感がいい!」って
思ってるんじゃないかな?


マナーについて
調べてみました!

図書館の利用マナーの現状

いくつかの図書館のサイトの、
利用案内の禁止事項に、どんなことが
書いてあるか、見てみました。

おおざっぱなとこもありましたが、
細かく書いてあるとこも多いです。

  • 資料を汚す
  • 資料を壊す
  • 汚したまま返却する
  • 返却期限に遅れる
  • 棚から取った本違う棚に置いていく
  • 貸出をせずに資料を館外へ持ち出す
  • 大きな声で話す
  • 大きな音を出す
  • 携帯電話やスマホなどで話す
  • 携帯電話やスマホの充電をする
  • 小さいお子さんが走り回る
  • 走り回る小さいお子さんを放置
  • 物を食べる・飲む
  • 横になる、眠る
  • 荷物を置いて長時間離席する
  • 不衛生な状態で入館する
  • 借りた本の行間に感想を書き込む
  • 表紙しか返さない
  • 雑誌の写真を勝手に切り抜く
  • 食べこぼしのシミ
  • 図書館でゲーム機等の使用
  • ペット連れ
  • イヤホン・ヘッドホン音漏れ
  • ピヨピヨサンダル
  • ご自分での本の修理
  • タッチ音や液晶画面
  • 電卓の音
  • キーボードの操作
  • 他人のカードを使って本を借りる
  • 痴漢行為
  • 置き引き
  • 本をカメラで写す、写真に撮る
  • 借りた本を風呂で読む
  • 指につばをつけてページをめくる
  • ローラーブレードでの入館
  • キックボードでの入館

ひぇ~。

わざわざ書いてある、ってことは、
こういう利用者が、いるってこと?

>。

大きな声って、どんな声?

そういや、以前、見かけたことが。

5人くらいでおしゃべりをしていた
ご婦人方が、職員に注意され、

「何であたしたちにだけ言うの!?」
「こっちは税金払ってるのよ!」
税金で給料もらってるくせに!」

と全員大激怒
税金」を連呼。

どうなったかは見届けませんでした。
なんか、巻き込まれるのが怖くて。
ソッコーその場を離れました。

ルールとマナーとモラルの間

私ごときが偉そうに
書くことではないですが……。

自分へのイマシメも込めて、
考えてみたいと思います。

【ルール】規則。
守らなければいけない、決まりごと。

【マナー】礼儀・作法。
社会の中で気持ちよく過ごすための知恵、
まわりへの気遣い。

【モラル】倫理、道徳、良識。
善悪の判断をともなう感性。

言葉ではわかっていても、
実際、何かコトが起こると、
線引きが難しい。

でも、思うんです。
マナーが問われるご時世、ということは、
裏を返せば……。

多くの人が、
「気持ちよく生活するにはどうしたら?」
って、悩んでるってことなんじゃ?

マナーって、要は、
まわりへの気遣い、ってことなんじゃ
ないかな、思うんです。

「大きな音をたてる」ことより、
「大きな音をたてた」のことが、
重要なんじゃないかと。

例えば……。
荷物落として、バッサーッて
大きな音たてちゃったとしますよね。

「みんなこれくらいの音たててるし!」
「税金払ってるんだからいいんだよ!」


って言い出したら、”マナー無し”って
ハナシになる。

こういう人が二度と出てこないよう、
「大きな音はたてない」という
注意事項が誕生する。

みんな過剰に反応するようになる。
過剰になりすぎて、みんなお互いに
アラ探しをするようにる。

「何デシベルまでいいんですカー」
とか、めんどくさいこと言う奴出てくる。

て、
思うんです。

人間だし、ウッカリもありますよ。

要は、まわりに気を配る心の余裕が
あるか
、ってことじゃないかと
思うんですよね。

まわりに気を配ること。
それが、図書館のマナーっ
てことで、
どうでしょうか。

まとめ

私も気をつけなければ。
そう思いました。

地域の仕事してる、なんてときは、
ついつい、立派なコトしてる♪って
錯覚におちいってしまいがち。

そんなときに、ちょっとしたことを
注意されたら、カチン、とくるかも。

図書館のようなところだからこそ、
起こってしまうマナー論争。

静かな館内だと、ページをめくる音も、
まわりに響くこともあります。

そんなとき。
ときどき、まわりを見渡す
心のゆとりがあれば。


万が一、注意されても、
「すみません」と小さな声で。
で、根に持たない。

図書館はもっと居心地のいい
場所になるハズ。


気持ちを新たにして、
今日も図書館へ行ってきます!

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