優先席に座ってわかった!妊婦さんの気持ちと席を譲らない人とは

マナー



この前、私の会社に勤めている経理課の江本さんと、総務課の後藤さんと3人で、近くのレストランでランチをしていました。3人に共通していることは、同期で3人とも妊娠していることです。

この前、妊娠して学んだことを3人で話していました。その時のことをまとめてみました。

妊婦さんの気持ち



最初は妊婦さんになってわかったことがあります。それは、妊娠してから気持ちが変わったことです。その時の話をまとめてみました。

マタニティーマーク

私たちは、マタニティーマークの話から始めていました。

後藤「マタニティーマークの本当の目的、知っている?」

私「私はこの前、初めて知ったよ。お腹の赤ちゃんから守るためだよ。もし、外出中に体調不良で立てなくなった時、まわりに妊娠中であることを知らせるマークであることを・・・」

江本「私は以前、席を譲ってほしいというサインかと思ったよ」

実はマタニティーマークの本当の目的は、体調不良の時、まわりに妊娠中であることを知ってもらうためのサインでした。私もマタニティーマークをもらった時にこの話を初めて知りました。

妊娠初期

私たちは妊娠初期のことを話していました。3人に共通して話していたことは、妊娠がスタートしたころ、つわりであることを我慢していただけでなく、マタニティーマークを外していたことです。

その理由とは、身に付けているとまわりはどのように変わってしまうか不安でありました。それだけでなく、周囲の人たちに気づかいをさせたくないという思いが強かったためです。

3人ともこの話に共感していました。

申し訳ない気持ち

3人はマタニティーマークを付けてみた時の気持ちを話し出しました。

私「マタニティーマークを付けて電車やバスに乗ると、周囲にどう思われているか、不安になることある?」

後藤「私は、いざマタニティーマークを付けていると、申し訳ない気持ちになる時があるよ。それは、妊娠していることを引き付けているような気持ちになるからよ」

私は後藤さんの話を聞いて同感だと思いました。そして、江本さんはこのような話をしていました。

江本「私は、お年寄りから席を譲ってもらった時だよ。その時は申し訳ない気持ちになったよ」

3人ともこの話には納得していました。

通勤時間

3人とも共通してうれしかったことがありました。それは、始業時間に関してです。私たちの会社では、妊娠している人の始業時間が9時30分スタートになるという配慮があります。これは、他の社員より30分遅い時間になります。

私たちは30分遅いだけで、電車の席に座れる確率が高くなったことが一番うれしいと話していました。

優先席問題



次に話題に出したのは、優先席に関する話です。主治医から「お腹が張っていたらすぐに座ること」と言われていますが、座れないという悩みを持ったことがあります。そのような時に思ったことを話していたのでまとめてみました。

迷信

この話について、3人はこのような話をしていました。

江本「私は、おばあさんは譲ってくれない人が多いと思った」

後藤「私は、若い男の人は譲ってくれないかと思った」

私「実際は違ったね。年齢や性別を問わず、譲ってくれる人はいるけど、譲ってくれない人も中にはいたね」

結局、江本さんと後藤さんの話は迷信であることがわかりました。

感覚が変わった

これは、3人とも変わったと思っている話です。「優しい人は譲ってくれるし、冷たい人は譲ってくれないだろうな」と以前は思っていました。

しかし、妊娠をしてからわかったことがあります。「ルールだから譲ります」という感覚の人が多いことがわかりました。

それは、いかにも冷たい感じで席を譲ってもらった時です。その時、3人とも助かったという気持ちになったと話していました。

意外に多かった

次に、私たちは意外だなと思ったことを話していました。

江本「私は、優先席が増えたにも関わらず、つえを持った人が立っている人がいることが意外だと思ったよ」

後藤「結局、お年寄りが増えたにも関わらず、優先席の数が追いついてないからかな」

私「違うと思うよ。障害者も増えているからだと思うよ」

実は、優先席にいてわかったことがあります。それは、お年寄りだけでなく、障害者も増えたことです。杖を持っていたり、車いすに座っていたらすぐにわかりますが、いかにも元気そうな人が座っている時があります。

それは目には見えない障害があるためです。私が住んでいる東京都では、目に見えない病気を抱えている人に対してヘルプマークを配っているからです。

私は電車の中でこれを初めて見た時、何だろうと疑問に感じていましたが、ネットで調べてみて初めてヘルプマークの存在を知りました。

一見元気そうでも、意外な人がいることを初めて知るきっかけになりました。

終わりに

今回、マタニティーマークに関することと、優先席に関することを3人で話していました。最後に後藤さんが話していたことがあります。

後藤「妊娠してからいろいろ気づくことが多くなったため、社会勉強になるよ」

私もその意見に対して、同じ意見であると思いました。

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