パソコンを廃棄時のデータ消去はどうする?この方法があった!

ハウトゥ

最近パソコンの調子が悪く
電源をつけても反応しないことが、
しばしばあります。

もう10年以上も使っているので、
そろそろパソコンの寿命かもしれません。

新しいパソコンを買いたいと思い、
パソコンに詳しい先輩のA子さんに、
聞くことにしました。

私「そろそろパソコンを、
  買い替えたいと思っているんです。

  メーカーはどこにしようかなと…。」

A子「買い替えるのはいいけれど、
   古いパソコンはどうするの?」

私「電気屋さんに、引き取って
  もらおうかと思っています。」

A子「それはいいけど、
   残っているデータは、
   どうするの?」

私「えっ!それはそのまま、
  パソコンを廃棄するから、
  別にいいかと…。」

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A子「それはだめよ。

   データが残っていたら、
   悪用されるかもしれないでしょ?」

私「そんなことがあるんですか?

  全く考えていませんでした。」

A子「10年以上も使っていたら、
   いろいろデータが残っているでしょう。

   仕事で使ったデータもあるんじゃない?

   きちんとデータの消去について、
   考えなければだめよ。」

私「データ消去については、
  全く考えていませんでした。

  先輩、どんな方法があるのか
  お願いだから教えて下さい。」

A子「しょうがないわね。

   データ消去方法について、
   教えてあげるわ。」


パソコンのデータ消去方法

A子先輩は、とても詳しく
教えてくれました。

それによると、パソコンのデータは
ハードディスク上の、データ消去
しないと記録が残ったままだそうです。

ハードディスク上のデータを、
消去する方法は三つあります。

専用ソフトを使う方法、
機械によって削除する方法、
それと直接ハードディスクをこわす方法です。

専用ソフトを使って行う

ごみ箱の中身を削除しても、
ハードディスク上には、
データが残っています。

ハードディスクの内容を、
全部消せるソフトウェアが、
発売されています。

パソコンによっては、データを
消去するためのソフトウェアが、
搭載されているものもあります。

パソコンの各メーカーや、
家電量販店のホームページからも
専用ソフトウェアについて調べられます。

専用ソフトePEEの紹介

例えば、比較的有名な物に「ePEE」と言う、
専用のソフトがあります。

インターネットにつながっている、
パソコンからダウンロードして
ハードディスク内を丸ごと消去します。

HP:http://www.orient-computer.co.jp/epee/

専門業者に依頼

専門の業者に依頼して、データを
削除してもらう方法もあります。

特殊な機械を使って、データを
削除する方法や、ハードディスクを
破壊する方法があります。

目の前でハードディスクを、
破壊するサービスを行っている、
業者もあります。

専門業者の探し方ですが、ネットで
パソコン、データ消去、業者とすると
専門の業者にヒットします。

有名な所としては、ソフマップロジテック
データ消去サービスなどがあります。

パソコンファームでは、不要になったパソコンを
指定の場所に送れば、データの削除も
パソコンの廃棄もしてくれます。

あと、各パソコンメーカーでもサービス窓口が
用意されています。

パソコン 廃棄と検索すると、
各パソコンメーカーの
回収問い合わせ窓口がでます。

なお、ハードディスクの破壊は、
素人がすることは、大変危険です。

割れたガラス片が飛び散ることがあります。

自分でハードディスクを破壊するのは、
絶対にやめましょう。

そのまま捨てるのはとっても危険

どうして、そのままパソコンを
廃棄してはいけないのでしょうか?

10年以上も使っているパソコンには、
さまざまなデータが残っています。

特殊なソフトを使うことによって、
ハードディスク上のデータを、
読み取られてしまうことがあるのです。

その場合は、クレジットカードの情報が、
漏れる可能性もあります。

ウェブサイトにログインする際に、
必要なIDやパスワードも、
乗っ取られるかもしれません。

悪徳業者が、メールのアドレス帳を悪用して
詐欺のメールや、ウイルスのついた
添付ファイルを送り付けるかもしれません。

その場合、相手に多大な迷惑がかかります。

仕事上の大事な機密事項も、
漏れてしまったら大変なことになります。

そのまま廃棄することは、
とっても危険なことなのです。

実例から学ぶ!パソコンの情報法漏えいが悲惨なことに!

パソコンの不法投棄から、
とんでもないことになってしまった、
実際の例を見て見ましょう。

B子さんは、パソコンを買い替えるときに、
処分するのが面倒で近所のごみ集積所
不当投棄してしまいました。

数か月後、友達からの電話で知らされたのは
驚愕の事実です。

出会い系サイトのみだらな写真に、
自分の写真が使われているというのです。

B子さんは、パソコンを不法投棄するときに
データや写真をのこしたままだったのです。

それだけではありません。

クレジット会社から身に覚えのない
請求がきたのです。

それもパソコン内のデータが、
悪用された結果です。

悔やんでも悔やみきれない、
結果となってしまいました。

パソコンのリサイクル方法

使わなくなったパソコンは、
どのように処分したらいいのでしょうか?

使わなくなったパソコンは、
パソコンメーカーや、一部の家電量販店、
市区町村などで回収されています。

パソコンメーカーホームページや、
家電量販店や市町村のリサイクル窓口に問い合わせて、
持ち込んだり、取りに来てもらったりしてください。

回収されたパソコンは、
国内の再資源化センターで、
パーツ毎に分類されます。

たとえば金属は、再資源化業者により、
鉄、アルミ、銅などの素材に再生されます。

同様にプラスチック部品も、
プラスチック再生業者により、
プラスチックの原料に再生されます。

パソコンの中には、
レアメタルと呼ばれている
希少金属がふくまれています。

2012年に100台のパソコンから、
時価一万円分の金が、回収できたという
データもあります。

レアメタルは自動車製造には、
不可欠とされています。

家で眠っているパソコンも、
資源回収に出すことで、
立派によみがえるのです。

まとめ

パソコンを捨てるときは、
データの消去について、
十分注意が必要だったのですね。

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わたしは、専門業者に依頼して
目の前でハードディスクを破壊してもらい、
そのまま引き取ってもらいました。

そのあとリサイクルに出されるそうです。

愛用したパソコンがどこかで、
別の製品として、よみがえると思うと、
感慨深いですね。

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