深夜遅くに疲れて帰宅したとき、
お風呂に入るのが面倒と、
思ったことはありませんか?
明日、朝風呂で汗を流せばいいさと、
お風呂に入らず、そのまま
バタンキューなんていう人もいます。
もしくは、朝風呂の方が気持ちよいから、
お風呂は断然朝が良いと思っている人
がいるかもしれません。
でも朝風呂には、メリットとデメリット
両方あるのをご存知でしたか?
今回は、ぜひ知っておきたい
朝風呂のメリットとデメリット、
両方をご紹介します。
朝風呂のメリット
- 朝の目覚めが良い
- ダイエット効果
- ヒートショック
- 睡眠の質の低下
- お風呂に入る前に水分補給をする
- お湯の温度を熱くしすぎない
- 長時間朝風呂に入らない
朝起きたばかりのときは、
体全体が目覚めていません。
お風呂に入ると、
体温や血圧が上昇します。
皮膚も刺激を受けます。
それによって眠気が覚めて、
活動しやすくなります。
さっぱりして気分も爽快になり、
気持ちよく一日の活動が、
はじめられます。
朝風呂に入ることで、
血液循環がよくなります。
全身に血液が行きわたり、
新陳代謝もよくなります。
朝から代謝がよくなると、
その後、一日中脂肪が
燃焼しやすくなります。
朝風呂にはダイエット効果が、
あるのです。
朝風呂のデメリット
自律神経は交感神経と副交感神経の
二種類あり、必要に応じて
切り替わって動くようになっています。
睡眠中は体がリラックスし、
副交感神経が優位になっています。
代謝も低下して、
体温が低くなっています。
体温が低い状態から、
いきなり熱いお湯に入ると、
血管が拡張します。
そのため急激に血圧が上昇して、
心臓や脳の血管に負担がかかり、
危険な状態になることもあります。
これをヒートショックといいます。
朝風呂にはこんな危険な面も、
あります。
人は熟睡するために、
寝る前には、体温が下がる
仕組みになっています。
夜、お風呂に入っていったん体温を
あげて、その後徐々に体温が下がることで、
自然に眠くなっていきます。
朝風呂のみで夜お風呂に入らないと、
体温の変化があまりないので、
質の良い睡眠が得られにくいのです。
朝風呂を楽しむためのポイント
朝は、長時間水分を取らなかったために
軽い脱水状態になっています。
朝お風呂に入って汗をかいたら、
余計に水分が足りなくなってしまいます。
朝お風呂に入る前には、
必ず水分補給をしましょう。
体温を高めてくれる、
温かい飲み物がおすすめです。
ヒートショック防止のためには、
お湯の温度が、
40℃前後が最適です。
42度以上になると、
ヒートショックの危険性が、
高まるので注意してください。
朝風呂に入る目的は、ほとんどの人が
目覚めをよくするためと、
思われます。
長時間お風呂に入っていると、
リラックスしすぎて、
副交感神経が優位になってきます。
すると、眠くなってきてしまいます。
朝風呂は5分ぐらいで、
出るようにしましょう。
まとめ
朝風呂は本当に気持ちが
いいものです。
でもそこには危険が隠れています。
朝風呂に入るときは、
お湯の温度や入浴時間を守り、
安全に入浴しましょう。
朝風呂で汗を気持ちよく流せば、
快適な一日が始まります。