ゴールデンウィークに、町内の親子親睦会で、体験学習の一環として、潮干狩りに行くことになりました。親子総勢15名、世話好きの会長さんが近場の手軽な海岸を調べ、バスもバッチリ手配してくれました。
あとは、自分たちの準備を整えて参加するだけでいいのですが・・・実はちょっとした不安が。今回、私たち親子にとって、潮干狩りは初体験なのです。
そこで、必要な持ち物は何か?いざ揃っていると助かる便利グッズは何か?などを、事前に調べておくことにしました。
潮干狩りに行く前に
潮干狩りをする季節は、だいたい3月から6月の間となります。春から初夏の季節は、昼間に干潮になるため、貝を掘るには一番適しているのです。
そのため、だいたいゴールデンウィークのあたりが、一番人出が賑わう頃で、毎年春の風物詩になっています。
だからといって、どこの海岸でも掘っていいかというと、そういう訳には行きません。場所によっては、漁業権というものが設定されていて、勝手に海産物を獲ると密漁行為にあたり罰せられてしまいます。
ここはやはり有料の潮干狩り場に行くのが無難です。オススメスポットがネットでも検索できますので、営業時間や料金などをチェックして、場所を選びましょう。また採取量や持ち物に関する規制をかけている海岸もありますので、その点も確認が必要です。
潮干狩りに必要な持ち物
貝を掘る道具
- 必需品
スコップ
熊手
バケツ
ザル
- 便利グッズ
手袋
カゴ
素手で掘ってもいいのですが、手袋があると石や貝で手を傷つける心配がありません。また、春先で気温が低い時の防寒にもなりますので、防水仕様のゴム手袋か、ちょっと贅沢なダイビング用の手袋がオススメです。
あと、獲った貝を水洗いして砂を抜くために、カゴがあれば、家に帰ってからのひと手間を省くことができて、ちょっと便利です。
服装
- 必需品
水着
防水のトップス
防水の半ズボン
マリンサンダルまたは長靴
- 便利グッズ
首巻き用のタオル
長袖の防水パーカー
帽子
この季節は、陽ざしが徐々にキツくなっていく傾向にありますが、日によっては気温が下がるなど不安定な気候でもあるため、持ち物も防暑、防寒の2パターン用意しておくと、いざ、という時に困りません。
まずは水遊びなので、一般的な服装は、濡れてもいい恰好ということになります。その上に、首に巻くタオルがあれば、日焼け防止にもなり、また気温の低い時は防寒にもなり一石二鳥。長袖のパーカーは、風がキツく肌が冷える時に活用できます。
また、陽ざしがキツい時に活躍するのが帽子です。春から夏の間は、朝は曇っていても午後から急に晴れることも多いので、布製の折り畳めるものを持っていると、かさばらず便利です。
その他の持ち物
- 必需品
クーラーボックス
レジャーシート
バスタオル
着替え
- 便利グッズ
保冷剤
ペットボトル
スマホ防水ケース
獲った貝を持ち帰るときに必要なクーラーボックスは、ジップロックのような大き目のフリーザーパックでもOK。レジャーシートは、簡易テントなら日除けや風除けになって、なおベター。バスタオルや着替えは、特にお子さんのためには必ず用意しておきましょう。
また貝の鮮度を保つために、保冷剤はあると役立ちます。それ以外に、自宅で貝を砂抜きするときに使う海水を持ち帰るため、ペットボトルがあると便利です。
そして何より便利なのが、スマホ防水ケースです。百均で売っている手軽なものでも構いませんので、用意しておくといいでしょう。これで、スマホが海に水没する危険性がなくなります。
おわりに
調べてみて、驚き。いろいろ持ち物が増えそうです。やはりアウトドアレジャーは、それなりに準備しておくことが多いのですね。
それでも、暑くなってくる季節にしか行けない潮干狩り。貴重な体験となることは間違いありません。子供のためにも、多少重い荷物も頑張って担いでみよう!と思います。