確定申告はいつからいつまで?時間の制限はあるの?!

知りたい事

自営業の事務全般をしている私にとって、12月はとても忙しい時期になります。源泉徴収処理や給与の還付金の計算、取引先へのお歳暮の手配や年賀状の作成、年末までの納期の対応で駆り出されることも多くなります。

この時期は1週間が始まって早々水曜日辺りには、頭にも体にも疲れがどっと押し寄せてきます。早く年末年始休みにならないかな・・・と、何にもしなくていい休日に思いを馳せて仕事をしている状態です。

とはいえ、年明けに取引先への年始の挨拶回りや棚卸をしていると、あっという間に確定申告の時期になってしまいます。結局、忙しいのはいつものことか、と毎年思うのもこの頃です。

さて、今年の確定申告はいつからいつまで、時間は何時までだったかな?確認のために調べてみましたよ。

確定申告とは?

確定申告とは、毎年1月1日~12月31日の所得と所得税の額を計算、申告して納税することをいいます。

一般的に、確定申告が必要な人とは、主に個人事業主、フリーランス、会社経営者、不動産収入、退職所得や山林所得、譲渡所得などのあった人などになります。

会社員の場合は、会社が納税までの手続きを代行してくれているので、自分で確定申告をする必要はありませんが、会社員でも条件によっては確定申告をする必要のある人もいます。

例えば、給与が2,000万円以上のあった人、配当所得や不動産所得などの副業収入が20万円以上になる人、2カ所以上の会社から給与を受け取っている人、医療費控除を受ける人などは、確定申告をする必要があります。

確定申告はいつからいつまでにするもの?

国税庁ホームページによると、以下のように期限が決められています。

原則としてその年の翌年2月16日から3月15日の間に確定申告をしなければなりません。

2019年度分(平成31年1月1日~令和1年12月31日)の確定申告は、原則にある始まりの日2月16日と最終日3月15日が日曜日のため、2020年2月17日(月)~3月16日(月)としています。

曜日の都合で原則の期日より1日後にずれていますが、例年の原則の期日3月15日までには確定申告を済ましておくことが望ましい、といえます。

では、確定申告書の提出受付期間中は、何時まで提出できるのでしょうか?続いて、確定申告書が提出できる時間について見ていきましょう。

確定申告書を提出できる時間は何時まで?

確定申告書は、住所のある地域を管轄する税務署に決められた期間内に提出しなければなりません。しかし、確定申告書を提出する方法は、税務署に直接持参する方法以外にもいくつかあります。

確定申告書はどんな方法で提出することができるのか、詳しく見ていきましょう。

税務署に持参する

税務署の開館時間は、原則月曜日~金曜日8:30~17:00になります。基本的に土日祝日は閉館していますが、一部の税務署では、確定申告期間内の特定の日曜日に税務署や合同会場で相談日として提出できる場合もあります。

また、記入済みの確定申告書のみを提出するだけなら、税務署の時間外収受箱に提出が可能です。

郵送する

確定申告書を管轄する税務署へ郵送する場合には、確定申告期間最終日(2019年度の場合は、3月16日)の消印有効となります。

e-Tax(電子申告)

インターネットで確定申告書を提出するe-Tax(電子申告)だと、24時間提出可能です。確定申告期間最終日(2019年度の場合は、3月16日)の23:59までに提出できれば期限内となります。

また、e-Taxを使用する際には、最初に利用登録や電子証明書の取得が必要です。

納税も同じ期限までに!

確定申告は、進行書の提出だけでなく所得税の納税までを済ませなければ完結しません。自分で税務署にある納付書を使って、納税しなければなりません。

確定申告書の提出と併せて忘れないようにしましょう。

まとめ

確定申告の期間は、バレンタインデーが終わってすぐに始まって、ホワイトデーが過ぎた頃に終わります。申告書の提出方法も、一つではないので助かりますね。

期間内に申告と納税が終わるように、書類やデータの整理を始めて着々と作業を進めていきたいと感じました。毎年、落ち度のないように処理はしていますが、こうやっておさらいするとさらに気持ちが引き締まりますね。

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