先日、友人がこんなことを言っていました。
「ここ数か月で急に視力が低下しちゃってさ。
パソコンをよく見るせいかな?
何が原因なんだろう?」
パソコンやスマホなど、ディスプレイを
見つめることが多い現代人。
目の疲れや充血、ドライアイ、視力低下など
私たちはさまざまな目のトラブルの
危機にさらされやすくなっています。
かくいう私も、もともとよかった視力が
最近急に悪くなって困っていました。
原因は?予防策や対策はあるの?
ちょっと調べてみました。
目の疲れで視力が低下?
視力が低下する大きな原因としてあげられる
のは、やっぱり目の疲れのようです。
さらに目の疲れの原因とその予防策を
深く探っていきましょう。
視界の明度差が大きい
視界の明るさの落差が激しいのは、
目の疲れにつながります。
暗い部分と、小さな明るいものとの間で、
明るさの差を目が補おうとして
疲れるのです。
たとえば、暗い部屋で、
スマホやパソコンの画面だけが極端に明るい
という場合などです。
画面を見るときは部屋を明るく!
部屋を暗くしたらスマホをつけない!
というふうに、気をつけましょう。
同じ距離のものを見続ける
ずっと同じ距離のものを見続けると、
目の筋肉がその位置に固定されてしまい、
柔軟さがなくなってしまいます。
この柔軟性がなくなってしまうと、
近視や遠視といった、目のピント調整機能に
かかわるトラブルが増えてしまいます。
予防策としては、
いろんな距離のものを見ることで、
目のピント機能の固定化を避けることです。
しばらく同距離のものを見るあいまに
窓から遠くの山などを定期的に見たりして、
目の筋肉のストレッチをはかりましょう。
メガネやコンタクトレンズの度が合ってない
メガネやコンタクトレンズをしている人は
度数が実際の視力と合っていないと、
眼精疲労につながりやすいです。
また、左右の目の視力が違っている場合も
同じく、目が疲れることになります。
定期的に視力検査を受けて、
自分に合ったものを使用しましょう。
ドライアイ
実は目の疲れにはドライアイが関係してる
場合も多いそうです。
ドライアイとは、目の表面にある
涙の水分がなくなること。
ですが、ただすべてなくなるのではなく、
水分が目の表面にムラになるのがミソ。
涙がムラになって存在すると、
水分のある場所とない場所で、光の屈折が
起こり、見えづらくなって疲れるのです。
ドライアイの原因はいくつかあり、
加齢、乾燥している場所にいる、
まばたきをあまりせずものを凝視する、など。
この場合、改善するには、
目薬を差すのがてっとり早い方法です。
ドラッグストアで、ドライアイ用のものを
しっかりと選びましょう。
ストレスなど目以外の要因
目以外の身体の病気や、
精神的なストレスも、目の負担になります。
イライラする、気がかりがあって眠れない、
耳や鼻の病気がある、血行が悪い、なども
眼精疲労の要因となりえます。
目が疲れると、余計にイライラしてしまい、
負のループに陥ってしまうこともあるので、
なるべくストレスをためないようにしましょう。
落ちた視力を回復できる?
眼精疲労で低下した視力は、
あくまで目の筋力が落ちての結果なので、
眼球自体に問題がないこともあります。
目の筋肉のコリや緊張を緩和してやれれば
視力回復も夢ではないんです。
といっても、薬やサプリメントで
劇的に回復することは少ないですし、
レーシック手術となると話が変わってきますね。
パソコンやスマホの作業時間を減らす、
暗いところで画面を見ない、
こまめに目を休めるなど、根本的解決が必要です。
そうでなければ視力の低下は、一時的なもの
ではなく、慢性化して長期にわたるものに
なってしまいます。気をつけましょう。
まとめ
ひとくちに目の疲れといっても
いろんな原因があるんですね。
定期的に目を休めることがやっぱり一番
なんですね。
近くの見すぎのほか、暗い場所で画面を見るのもそんなに目に負担だったとは
知りませんでした。
友人に教えてあげようと思います。
私も気をつけないと。