友達のA子が、インターネット通販で
とても気に入った腕時計を買いました。
デザインが洒落てて、
とても可愛いんです。
A子「でもね、これベルトが大きくて
ほら、手から抜けちゃうの。」
私 「随分大きいんだね。
A子は華奢だからね。」
A子「困るのよね。ネットで買った腕時計は
直してくれるところがなくて。」
私「デパートの時計屋さんは?」
A子「断られたの!
当店で買った時計じゃないと、って。」
私 「え〜、そうなの?
あ、私1軒知ってるところあるから
教えてあげようか?」
A子「ほんと?助かる。」
お店で買ったなら、買ったところで
調整や電池交換など、してくれるんですけど
そうじゃない場合は困りますよね。
わたしが良くベルトの調整や、
電池交換に持っていくところを
紹介します。
通販で買った腕時計の場合
通販で買った腕時計のベルトが、
ブカブカで全然使えない、ということは
よくあるらしいんです。
そんな時、馴染みの時計屋さんでもあれば
すぐに調整してもらえるんでしょうけど、
そういうお店がないとき、困りますね。
わたしも、戴いた腕時計のベルト調整や
電池交換で、困ったことがあるんですが
最近は持っていくお店が、決まりました。
腕時計専門店でお願いする
tic tacという腕時計のセレクトショップで
たいていの腕時計の対応をしてくれます。
tic tacの店舗検索はこちら。
http://www.tictac-web.com
金属ベルトのコマ取りだと525円から、
革ベルトは見積もりになります。
お店で対応できないタイプの腕時計は
預かりなって、1週間から20日くらい
時間がかかる場合がありますが、
とても丁寧に対応してくれます。
自分で調整する
金属ベルトの場合ですが、自分で
調整することができます。
調整中に、傷つけてしまう可能性が
あるので、オススメではないですが、
やる場合は気をつけてください。
ベルトの調整に使う、
工具は100円ショップなどで
購入できるようです。
まずは割れピン式というタイプの
腕時計の調整方法です。
割れピン式の調整の仕方
- バンドの裏面を見ると、矢印で
ピンを抜く方向が書かれているので
確認します。 - 万力のようなもので、傷つけないように
気をつけながら固定します。 - ピン抜きという細い工具を、ピンに合わせて
上からハンマーで軽く叩いて、ピンを抜きます。 - 次に、ピンを入れる方法ですが、
抜いた時とは逆に、矢印の反対方向から
入れます。
この時、抜けないからと言って無理に
強くたたくと、中でピンが曲がってしまい、
抜けなくなってしまいますので
気をつけてください。
この方法で、抜きたい場所のピンを
抜きます。
ピンの上下にも気をつけてください。
逆向きに入れると、うまく入らず
曲がってしまう場合があります。
最後まで、きちんといれない
外れてしまうので、最後はピン抜きと
ハンマーで、中まで押し込みます。
では、動画で確認してみましょう。
次に、Cリング式というタイプの
腕時計の調整方法です。
Cリング式の調整に方法
- 割れピン式と同じように、矢印を確認して
万力に固定して、ピン抜きとハンマーで
ピンを抜きます。 - Cリングを入れるのを忘れないように、
ベルトを万力に固定して、ピン抜きと
ハンマーでピンを、キッチリ入れます。
ピンを抜いた部分を外すと、ピンと
もう一つ、短いCリングというパーツが
出てきます。
この小さなCリングを無くすと、ベルトの
固定ができなくなるので、注意してください。
では、ピンを入れる方法です。
ここでもピンの向きと、ベルトの矢印の向きに
気をつけてください。
こちらも動画で確認してみましょう。
まとめ
A子「自分でもできるんだね。
でも、わたしは不器用だから、
お店でやってもらおう。」
私 「うん、それがいいと思うわ。」
A子は無事、ベルトの調整ができて
可愛い腕時計を、会社にしていけるように
なったそうです。
実は、以前
自分でベルトの調整をしてみようと
工具を取り揃えたことがあるんです。
でも、中の部品を無くしてしまって
失敗した経験があるんですよね。
こういうのは、細かい作業が得意な
人じゃないと、やらないほうが
良いかもしれませんので、お気をつけくださいね。