近所に住んでいる義姉の家に顔を出した時の事です。高校生になったばかりの甥っ子がちょうど帰ってきました。
あいさつもそこそこに、部屋へ直行したかと思ったらニコニコ顔で戻ってきました。手に真新しいギターを持って。
何やら友達とバンドを始めるらしいのです。甥っ子はギター初心者のため、練習しなければいけないのですが、難しい曲から始めても挫折してしまいます。父親が少しだけギターを弾く事ができるので、基礎的な部分は教えてもらっているようです。
「楽しんで練習したいけど何がいいだろう」と悩んでいたので、ギター初心者のための簡単な練習曲を探してあげることにしました。
練習曲その1 STAND BY ME ベン・E・キング
使うコードが4つしかありません。ギター初心者に最初におすすめする1曲です。STAND BY MEは曲自体がとても有名ですよね。英語の歌詞なので歌えませんが、私もよく台所で鼻歌を歌っています。
練習曲その2 カントリーロード 本名陽子
動画でご紹介しているのは、ジブリアニメ「耳をすませば」のエンディング曲でもある本名陽子さんバージョンです。原曲は、アメリカの歌手でジョン・デンバーという方の「Take Me Home, Country Roads(故郷へかえりたい)」です。
1970年代の古い曲ですが、「耳をすませば」も1995年なので、かなり昔の曲になりますね。個人的にはとても好きな曲です。秋の夕方とか口ずさみたくなります(笑)
日本語訳の歌詞は、原曲の歌詞とはだいぶ違った歌詞になっているんです。原曲は曲名通り、故郷への思いを歌っていますが、日本語訳では映画のストーリーに合わせて、夢に向かって故郷を離れても負けないでというエールになっています。
ギターを練習しながら、歌詞にも注目してみるとまた違った気持ちで練習できるのではないかなと思います。
練習曲その3 We Are Never Ever Getting Back Together Taylor Swift(テイラー・スウィフト)
この曲といえば、テラスハウスという番組を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。私はテラスハウスを見た事がありませんが、曲は知っているので世代問わず有名な曲ですね。
彼女に憧れている女子が世界中に溢れているようですね。そんな大人気のテイラー・スウィフトの曲の中でも、この曲は4つのコードしか使わないのでギター初心者の練習曲に最適です。
口ずさみやすいメロディーなので、楽しくギターの練習ができるのではないでしょうか。
練習曲その4 小さな恋のうた MONGOL800
沖縄出身のロックバンド、通称「モンパチ」の曲です。この曲大好きな方、多いのではないでしょうか。小さな恋のうたはシングル発売されていないのに大ヒットしましたね。この曲は使うコードが5つと少ないので初心者の練習に向いています。
昔の曲ですけど、今でも「好きな恋うたランキング」などでは上位にはいってくる人気の曲です。
練習曲その5 チェリー スピッツ
1991年のメジャーデビューから、世代を超えて人気のあるスピッツのチェリーです。親子で好きという人も多いかもしれませんね。
初心者向きなの?と思うかもしれませんが、ギターを始めた人が、必ずといっていいくらい練習曲の1曲として、すすめられるのががチェリーだそうですよ。
ギター初心者が最初につまずくといわれている「Fコード」を使っていますが、それ以外のコードが全て初心者向きの曲です。Fコードの練習にももってこいな1曲ではないでしょうか。
チェリーを弾けるようにしておくと、基本的なコード進行とFコードが身に付き、他の曲の練習がしやすくなるそうです。いい曲なので楽しんで練習しましょう。
まとめ
とにかく、ギター初心者は鼻歌でいいので弾き語りをするのが上達のコツなんだそうです。コードも大事ですがリズムとメロディーがめちゃくちゃだったら、聴けないですもんね(苦笑)
鼻歌といっても、ギターを弾きながら歌うのは、最初かなり難しいのではないかと思います。自分で嫌にならない程度に調整しましょう。弾いているギターがリズムで、自分の鼻歌がメロディーという形で練習を重ねていくのが良いかもしれませんね。
甥っ子は早速STAND BY MEを弾いていたと義姉が教えてくれました。私は高校生の時がちょうどバンドブームだったんです。早く上手になって、かつて私が熱狂したバンドの曲を弾いてもらおうと、今から楽しみにしています。