家の近所に、
「ふくろうカフェ」
なるものができました！
人通りの少ない、
静かな裏通り。
え？こんなところに？と
思いきや、
いつ通りかかっても、店内には
けっこうな人数の
お客さんの姿が！
若い女性の姿も多い模様。
店の中をチラッと覗くと、
お客さんたちが
ふくろうとふれあってます。
みんな笑顔です。
ふくろうたちも、目を細めて
リラックスているみたい。
会話を交わせるわけでも
ないけど、
動物たちから元気をもらうこと、
ありますよね。
動物たちと触れ合うことで、
はたして、人の心は
癒されるんでしょうか？
その効果は？
動物の癒し効果について
調べてみました！
実はすごい！動物たちが持つ癒し効果
「アニマルセラピー」という言葉、
ご存知の方も多いと思います。
和製英語だそうですが、
要は「動物療法」という意味。
本来は、医師や、
看護の資格保持者のもとで行う
動物介在療法のことですが、
また、特に資格などなく、
動物たちとふれあうことで
幸福感を得ることも
動物介在活動、といって、
アニマルセラピーの一種と
考えられています。
イルカと一緒に泳ぐことで
心と体を癒す
「イルカセラピー」や、
馬とのふれあいや乗馬体験を通じて
様々な効果が期待できる
「ホースセラピー」。
古代ローマ時代には既に、
傷ついた兵士たちの
治療の一環として、
馬が用いられていたのだそうです。
怪我や病気の症状は
人それぞれなので、
一概には言えませんが、
ペットを飼っている人は、
飼っていない人より、病院に
行く回数が少ない、という
研究データもあるのだとか。
施設で生活をしている
高齢者や障害のある方が、
犬とふれあうことで
表情が豊かになり、会話が増えた、
ということもあるそうです。
もちろん、
全ての人に効果がある、という
わけではありません。
動物が苦手な人も多い
そういう人には
向きませんよね。
でも、一方で、こうした
動物たちによるセラピーが
多くの人々の心を癒し
生活を向上させていることも、
事実なのです。
動物たちとのふれあいで笑顔を
セラピーというほど
大袈裟なものでなくても、
動物たちに癒され
元気をもらっている人は
大勢いると思います。
犬や猫はそれほど好きでない、
という人でも、
じっと見つめられて、いつのまにか
話しかけていた、なんてこと、
あるんじゃないでしょうか。
動物と見つめ合っていると、
オキシトシンやセロトニン、
フェニルエチルアミンといった
通称「幸せホルモン」が、
たくさん分泌されるんだとか。
恋愛や母性など、
心が満たされたときと
同じ状態になるんですね。
動物と見つめ合うと。
まあ、動物が好きな人なら、
動物の写真を見ても
幸せな気持ちになると
思いますし、
当然と言っちゃえば
それまでなんですが。
動物が苦手、さわれない、
という人でも、
「知り合いが犬や猫と
触れ合っている姿を見て
気持ちが安らぐ」、と
感じることもあるそうです。
言葉が通じない分、余計に
「わかり合おう、優しくしよう」
という気持ちが
自然と湧いてくるのかも
しれませんね。
終わりに
うちの近所、調べてみると
徒歩10分圏内に
ドッグカフェ、
ねこカフェ、うさぎカフェ、
ミニチュアホースと
モルモットがいる
公園。
テラス席があって
犬連れで立ち寄れるお店が
確認できただけでも５軒。
近くを流れる川沿いの
遊歩道は、休日ともなると
カワセミを撮影しようと
お父さんたちが
望遠レンズを覗く姿が。
近くの団地の敷地では
ヤギが飼育されてます。
動物たちが身近にいて、
のびのびしていると、不思議と
幸せな気持ちになります。
こんな癒しの効果が
ずっと続きますように。
人にとっても、動物たちにとっても
暮らしやすい街であり続けてほしい。
心からそう思いました。
