職場の後輩が、本を読んだらスマホを触る、
という動きを繰り返していたので、
不思議に思って、聞いてみました。
『感想を、SNSとかにアップしてるの?』
『違いますよ、読書ノートをつけてるんです。』
『メモ機能に、メモってるとか?』
『じゃなくて、アプリですよ、ほら!』
といって、彼女が見せてくれたのが、
読書アプリの一種でした。
アナログで、読書ノートをつけていた私には
衝撃的でしたが、便利な機能があるとの事。
早速、どんなアプリがいいか、試してみたので
機能別に、ご紹介しますね。
読書ノートの目的
読書ノート、読書記録ともいいますが
これを付ける、目的は何でしょう?
- いつ、何を読んだか記録に残せる。
- 本の内容や言葉で、感動した物があれば
書き留めておくと、心が豊かになる。 - 本の世界で、追体験した事や学んだ事を
現実の世界で活かせるかも。
人によって、それぞれでしょうが、
主な目的は、このような感じでしょう。
このような、読書ノートに最低限
記録しておきたいこととなると、
次の項目が挙げられます。
・出版社名、発行年月日、読んだ日付(期間)
・総合評価、本の概要、感動した言葉や内容
・自分の見解など
上記に加えて、本の裏にバーコードと共に
10桁か13桁の、ISBNコードと呼ばれる、
書籍を識別する為に付けられた、
国際的に、通用する番号も記録しておくと、
この番号だけで、ネット上で所在を
検索することができるので便利です。
以上を踏まえた上で、読書ノートをつける際に、
自分の目的に合ったアプリを、選びましょう。
他の読者のレビューも参考にしたい
『ブクログ』 iOS iPad 対応
人気ランキングは、他の読者が持っている、
若しくは読みかけていたり、気になっている
本のランキングが、上位から並んでいます。
上位の本には、他の読者のレビューが
ついている事が多いので、読もうかどうか
迷っている時など、参考になります。
肝心な読書記録も、キーワード検索に加え、
便利な、バーコード読み取り機能もあり、すぐに
今の状態、『読みたい』、『今読んでいる』
『読み終わった』『積読』などが表示され、
選択すると、記録がすぐに書ける状態が
表示されるので便利です。
新刊情報も、本に限らず雑誌やゲームなど
全てを、網羅している訳ではないですが、
ジャンルごとに検索できて、便利です。
シンプルな読書ノートをつけたい
『読書管理ビブリア』 iOS iPad 対応
これは、純粋に自分の読書記録をつけたい、
自分が、どれだけ本を読んだか記録に残したい、
という場合に、お勧めのアプリです。
読んだ本を追加したら、『読みたい』本に
登録されますが、タップ1つで本棚に
移動すれば、感想や読了日、評価などが
簡単に、記録できるようになっています。
また、読んだ本が、月ごとにグラフで表示され、
アプリ内の『賢者』が、不定期にコメントを
表示してくれるので、読書の励みになり、
ちょっとした、楽しみも味わえます。
新刊情報やレビュー情報は、ありませんが、
シンプルな機能で、使いやすいアプリです。
因みに、ISBNコードが付いていても
雑誌には対応していないので、注意が必要です。
色々なサービスと連携したものを使いたい
『bookforward』 iOS iPad Android 対応
読書アプリは、iOS に対応したものが多い中で、
こちらはAndroidにも対応していて
かつ、使いやすいのもお勧めの理由です。
気になる、新刊を登録・試行しておくと、
発売日の2日前に、メールで通知してくれたり、
今、話題の漫画や小説が、ジャンルごとに
一覧で紹介されていて、これを書店や
図書館で探すサービスと直結しているんです。
そして、そのまま購入したり、
借りたりすることができるんです!
それだけでなく、他の読書アプリとも
連携している為、多くのレビューも読めるので
単に、読書記録を付けるだけでなく、
充実した、読書ライフを過ごす事が
できること、請け合いです。
読書記録を付けるボタンが、上記と較べると
地味なのですが、もちろんバーコードにも
対応しているので、そこは安心です。
ただし、対象は本・文庫本のみです。
おわりに
私はiPhoneユーザー、かつ雑誌も読むので
ブクログを読書ノートとして、メインに使い、
図書館と連携した機能、カーリルがついた
bookforwardを、サブに使う事にしました。
今まで、コーヒー店で本を片手に
スマホを触ってる、女子高校生の行動が
滑稽に見えたのですが、もしかしたら、
彼女達も、本を読みながら、
感動した言葉や内容を、スマホに
記録していたのかもしれませんね。