会社の福利厚生の手続きに必要な
住民票の写しを、急いで取る
ように旦那さんから頼まれました。
「役所に行く時間になんて、普通
昼間に働いてる人なんか、行けない
のが普通でしょ。
役所もなんとかお役所時間に融通
きかせてくれないかねぇ。」
とこぼす旦那さん。
確かに、私は専業主婦で昼間に役所に
行けるけれど、
日中働いてる人はどうやって取得して
いるのかしら?と疑問に思い、
区役所の住民票の写しの交付申請
受付時間について、調べてみました。
住民票の写しと住民票記載事項証明書の違い
住民票と言っても、二種類あります。
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
住民基本台帳の写しで、行政が認証する
証明書です。
役所の書式で交付され、提出先の会社や
学校が個人情報として欲しくない本籍地
も記載されます。
会社や学校など提出先の書式で交付され、
記載した項目事項(氏名、住所、生年月日
など)が、
住民基本台帳と同じですという旨の認証を
役所がしたものです。
個人情報の取り扱いに注意したい会社や
学校側は、必要のない個人情報(本籍地)
は、提出先されても困るようで、
会社独自のフォーマットを使った住民票
記載事項証明書の方を提出して欲しい
企業が増えているようです。
区役所の受付時間
一般的に、窓口での受付時間は、
平日の午前8時半から午後5時まで。
夜間サービスとして、週に一度、
午後7時まで受付が出来たり、
休日サービスとして、月に一度、
日曜日に午前9時から午後5時まで
利用出来る区役所もあります。
ですが、これだと、日中働いてる方
にはまだまだ不便ですね。
そこで、行政側も利用者に便利な様に
様々なサービスを図っているようです。
区役所以外で取得出来る場所
では区役所の窓口以外で申請できる
場所や時間について、見てみましょう。
出張所
区役所まで行くのが不便な場合、出張所
として設けている区民事務所でも取得が
可能です。
区民事務所の受付時間は、残念ながら
平日の午前8時半から午後5時まで。
これでは区役所と変わらずなのですが、
以下のサービスが結構便利なようです。
- 住民票交付委託窓口
- 区民カード
住民票の写しを取得したい旨を、
区役所や各区民事務所に電話をしておき、
夜間にその窓口で受け取るサービスです。
ただし、電話申込の受付時間は、
平日の午前8時半から午後5時までの
お役所時間なのでご注意を。
受け取れる時間は、午後8時や午後9時半
など夜遅くまでやっているようです。
24時間受け取りOKのコンビニエンス
ストアが窓口になっている自治体も
ありますし、
仕事帰りに寄り易い出張所を調べて
見るといいでしょう。
区民カードを持っていれば、もっと
便利に取得できます。
ATMのような自動交付機で、
区民カードと暗証番号を入力して取得
できるようです。
時間は、午後9時までと遅くまでOK。
設置場所も色々あるようですから、
事前に各区役所のHPでチェック
してみましょう。
郵便局
ある指定の郵便局で、取得が可能です。
どこの郵便局でもOKではないので、
区役所HPの事前のチェックを忘れずに。
時間は、午前9時から午後4時まで。
たまたま仕事場から指定郵便局が
近ければ、お昼休みにでもさっと
取得ができますね。
コンビニエンスストア
午前6時から午後23時まで取得可能で、
圧倒的に便利なのが、コンビニのマルチ
コピー機です。
年末年始を除いた夜間や休日でもOK
ですし、コンビニは何処にでもあるので
助かりますね。
必要なものは、マイナンバーカードと
その暗証番号。
利用可能な自治体の一覧は、こちら
から確認出来るようです。
https://www.lg-waps.jp/img/pages/service_list_20170104.pdf
操作画面で、世帯主や本籍地の記載の
有無を選択出来るので、提出先が欲しい
記載事項を選べるのも嬉しいですね。
郵送で
時間があるなら郵送取得の方法も
あります。
受付時間には縛られませんが、
10日程かかるようなので、急ぎの
場合は不向きと言えます。
申請に必要な書類はこちら。
- 申請用紙
- 返信用封筒
- 小為替
- 本人確認書類
各区役所HPから用紙をダウンロード
できます。
または、必要事項を手書きした便箋
でも大丈夫です。
住民票の写しを返送してもらう用
の封筒です。切手を忘れず貼ります。
ゆうちょ銀行、郵便局の貯金窓口
で用意します。残念ながらここ以外で
のコンビニでは入手できません。
運転免許証などの写しを同封します。
まとめ
マイナンバーカード、通知カードは送付
されたものの、実は交付手続きはまだで、
引き出しの奥にしまったままでした。
コンビニで休日の夜間も取得出来ると
あれば、かなり便利!
住民票の写しだけでなく、印鑑証明書
や児童手当に必要な所得証明書も取得
が出来るようで。
実際のカード申請は少し手間ですが、
あとあとの事を考えるとあった方が
良さそうです。
それにしても、昔に比べて随分とサービス
が行き届くようになったのだなぁ、と行政
側の努力に感心してしまいました。