最近、水道代が以前より多くなったのは、絶対にお風呂のお湯の量のせい。いつも一番最後に入る高校生の娘の長風呂ったら、湯船で寝ているんじゃないかって思うほどです。
お湯の量も、なみなみと足し湯をしているみたいで、翌日お風呂場に行くとたっぷりの残り湯の量に、心がいたたまれなくなってくるんです。ちょっと我が娘よ、お風呂のお湯の量、入れ過ぎってもんじゃないの?!
我が家のお風呂のお湯の量って、きっと多い!他の家庭だとどれぐらいのお湯の量をお風呂に入れているんでしょう?気になるので調べてみましたよ。
お風呂に入るお湯の量ってどれぐらい?
一般的な家庭のお風呂には、どれぐらいのお湯の量が入るのでしょう? 最近の新築やリフォームでは、ユニットバスが主流になっていますよね。
ユニットバスとは、天井や床、壁、浴槽が一体化したものを言います。箱の中に浴室そのままを作っておいたものを、施工現場で設置するタイプのお風呂です。
ユニットバスは、お風呂場の坪数に合わせて規格があります。メーカーによって違いはあるのですが、大体は以下のような浴槽の容量になります。ちなみに、容量は浴槽に100%お湯を張った状態です。
- 0.75坪用:215~270ℓ
- 1坪・1.25坪用:265~350ℓ
- 1.5坪用:322~443ℓ
1坪が約2畳ほどになります。一般的な一戸建てだと、1坪用か1.25坪用が主流のようです。同じ坪数対応のユニットバスの容量にもかなりの幅はあるのですが、例えば1坪の広さの中に洗い場と浴槽のバランスを考えて、主流のタイプは300ℓのタイプになります。
これぐらいの浴槽だと、1人でならゆったりと足を伸ばせて、2人でも入れるというサイズになります。湯張りする時には浴槽満杯にはしないので、300ℓ以下ということは間違いなさそうですね。
自宅のお風呂のサイズは?
さあ、ここで気になってくるのが、自分の家のお風呂のサイズってどれぐらいなの?という話ですよね。自宅の浴槽のサイズを測って計算してみると、容量を知ることができるんですよ。
1000㎤=1ℓ
我が家のユニットバスのメーカーはINAX(イナックス)。2011年以前にリフォームしたので、今ではLIXIL(リクシル)という会社になりましたよね。INAX時代の資料で容量について調べても、実は確実な情報は得られなかったのですが。LIXILの資料には同じようなサイズの浴槽がありました。
ちなみに我が家の浴槽を単純に計測してみたところ、
縦140㎝×横64㎝×深さ48㎝=約430000㎤
つまり、430ℓです。
とはいえ、このタイプの浴槽は、横幅が両端に10㎝ほど差があり、野菜のナスのような楕円形状になっています。ステップやカーブなどの段差や凹みなどで、容量は430ℓよりもかなり少なく、資料によると満水で260ℓになっていました。
しかし、自動湯張り給湯器のお湯の量の設定は、20リットル刻みで上限が280ℓまでにありました。ユニットバスの型が古いのと自動湯張り給湯器の設定から考えて、恐らく我が家の浴槽は280~300ℓということになりそうです。
我が家の場合は、毎日の設定湯量は200ℓにしています。満水時の容量に比べると、約70%程度のお湯の量になりますよね。で、やっぱり気になるのが世間の家庭のお風呂のお湯の量。どれぐらいのお湯の量にしているんでしょう?
お風呂のお湯の適量とは?
ユニットバスの浴槽のサイズについて調べていたところ、100%の満水時の容量と併せて70%の容量も記載されていました。恐らく、全身浴をするために湯張りするには、浴槽に対して70%のお湯の量という目安なのではないかと感じました。
では、我が家のお風呂の容量は280~300ℓと考えて、70%のお湯の量だと196~210ℓなのでほぼ適量と言えますね。何だか少しホッとしました。
しかし、浴槽には形やサイズがそれぞれに違いがあるので、全ての浴槽に対して何ℓとは言いがたいのですが、一般的に言われている全身浴の目安は、浴槽の底から高さ40㎝のお湯の量と言われているんです。よって、高さを基準に考えた場合だと、お湯の量は浴槽によって違うということになりますね。
ちなみに、半身浴だと全身浴のお湯の量の75%の量になるんです。目安は、高さ30㎝ぐらいのお湯の量になります。
世間的にはどれぐらいのお湯の量?
世間的には、家庭ごとに湯張りのルールなるものも、それぞれにあるようです。
- 後で足し湯することを考えて、160ℓで湯張りしておく。
- 140ℓで湯張りして、後からきれいなお湯を足したい。
- 200ℓで湯張りする。
様々ですが、洗髪などにシャワーを使う家庭では少ない量に湯張りしておくと無駄がなくていいですよね。最近は、自動湯張り給湯器でお湯の量を設定できるので、決めた湯量でお湯を溜めることもできますよね。
設定する時にはこんな目安で考えておくといいですね。
- 脇の下あたりまでお風呂のお湯を溜めて、たっぷりと全身浴を楽しみたいなら180~200ℓ。
- 後で足し湯をするつもりなら、160~180ℓ。
- みぞおちまでつかる程度の湯量で、半身浴なら140ℓ。
何度か試していくうちに、ベストのお湯の量がわかってくるのではないでしょうか。
まとめ
さて、我が家のお風呂事情ですが、深夜に一番最後の順番に入る娘は足し湯をしているだけでなく、シャワーも使っていることが発覚!水道代やガス代ののことは、潔いぐらい全く考えていないんですよね・・・。
攻めて、シャワーは止めて欲しいと言いました。娘の後に誰も入らないのに、たっぷりとお湯を溜めてどうするの?という話ですよね。さすがに娘も申し訳なさそうにしてました。
今回のことで、家族が水道代のことを考えるいい機会になったと思います♪