昨年のことです。
近所の神社のお祭りの写真撮影を
頼まれたんです。
あんまりいいのじゃないんですけど、
一眼レフを持ってるので(えへへ)
でも、今ひとつ、
使いこなせてないんですよね。
その自覚はあるんです。でも……。
一眼レフ持ってても、ついつい、
ポケットのデジカメでパチリ、
ってことも、よくあるんです。
それでも、昼間の、縁日の
様子なんかは、そこそこ
うまく撮れたんですが、しかし!
難しい!と思ったのが
花火!
花火の撮影は、難しい!
小さな神社さんなんですが、
けっこういい感じの、
打ち上げ花火やるんですよ。
あれ、きれいに撮りたいなぁ。
地元のみんなが楽しみにしてる、
あの花火。
よし!
次のお祭りまでに、
花火の撮影方法をマスターして
いい写真撮ろう!
そんなわけで、
一眼レフで花火を撮影する方法、
調べてみました!
カメラの調整について
まず、大切なのが、
カメラの設定。
夜の撮影ですから、
AF(オートフォーカス)では
ピントを合わせることが難しい。
だから、暗いところの写真って、
ピンボケになっちゃうんですね。
カメラに詳しい人に聞いたところ、
以下の設定をしっかりやっておけば
大丈夫じゃね?ってことでした。
- 撮影モード: バルブ
- ISO感度: 100
- F値: F11前後
- 手ぶれ補正機能: オフ
シャッターを押している間だけ
露光を行う機能がバルブ撮影。
モード切替のダイヤルを
”B”に切り替えます。
”B”がないカメラの場合は、
マニュアルモード”M”で
シャッター速度を調節します。
カメラによって操作が違うので、
マニュアルチェックしてくださいね!
次にISO感度。
カメラが光をとらえる能力のこと。
この数値を大きくしすぎると、
まぶしくなってしまうので
100がいいみたいです。
次にF値。F値とは絞りのこと。
F値を大きくすると、レンズの中の
穴が絞られていきます。
花火の規模や明るさなどによって、
この数値を調整するといいらしい!
普通の打ち上げ花火ならF11で、
きれいに撮れるとのこと。
当日、操作する余裕があるなら、
花火の明るさに合わせて、F値を
変えてみるといいみたいです。
最後に、手ぶれ補正機能をオフに。
オートフォーカス(AF)も
マニュアル(MF)にしておくこと。
ふう~。
なるほど。
バルブ撮影やF値の設定は、
月や星空の撮影にも応用できそう。
後は、たくさん撮影してみて、
いろいろ試してみるべし!
よし!
俄然、やる気出てきました!
あると便利なもの
次に、あったほうがよいアイテム
(ほぼ、必需品)についてです。
- 三脚
- レリーズ
- 手元を照らすライト
三脚は絶対、あったほうがいい
そうです。
手振補正機能とかオフにしますし、
カメラは固定できたほうがいい。
三脚がない場合でも、何かしら
カメラを固定できるものを
用意しておいたほうが◎。
でも、花火の会場に、
大きな台とか机とか
持ち込むわけにもいかないし……。
結局、三脚が一番よさそう。
次にレリーズ。
シャッターボタンの代わりになる
カメラアイテム。
ケーブルレリーズのことですね。
今回の撮影では、わずかなブレも、
仕上がりに影響します。
三脚にセットしてても、
シャッターボタンを押すとき
若干、カメラが動いてしまう!
そんな悩みを解消するのが、
レリーズです。
これもあったほうがよさそうです。
最後に、手元を照らすライト。
小型の懐中電灯とか、あるといいみたい。
あんまり明るすぎると、まわりに
迷惑がかかるかもしれないので、小型のを。
クリップ式の小型ライトとか、
首から下げるライトも便利。
撮影中、手元が見たいときに
きっと必要になります。
まとめ
カメラ好きの知人いわく、
花火の撮影で一番大事なのは
「場所取り」
なんだそうです。
花火がよく見えて、
カメラを設置しやすくて、
まわりに迷惑がかからない場所。
いい場所にめぐり合えると、
自然と、いい写真も撮れる。
そんなこと言ってました。
なるほどなぁ。
今度の花火大会では、
思い出に残るいい写真、
撮りたいと思います!