先日友人の結婚式に行ってきました。
とても素敵な結婚式で、
友人の花嫁の衣装が特に素敵でした。
馬子にも衣裳とはこの事！！と
皆で大笑いしました。
花嫁衣装は世の中の女性の全てが憧れると
言っても過言ではありません。
でも新郎もとっても素敵！！
やはり燕尾服や蝶ネクタイにタキシード姿は
とても紳士的で好感度が良かったです。
でもちょっと待って！！
新郎の友人の中で蝶ネクタイをしている
とてもお洒落な男性がいました。
気になったので蝶ネクタイについて
調べてみました。
蝶ネクタイの歴史って？
ではまず蝶ネクタイはいつ頃から
あるのでしょうか？
フランスでは戦場に行く兵士に無事に帰還を
祈って奥さんや恋人から送られたスカーフを
首に巻いたのが始まりとされています。
のちにクロアチアの兵士達が巻いていた
クラバットがルイ１４世によって宮廷で
大流行しました。
１９世紀頃になると男性の服は着心地を
メインにしたシンプルな服装へ
変化してきました。
皆黒い帽子に黒の上下、
白いシャツが流行しました。
そういわれると昔の洋画に出演している
男性は皆同じような恰好をしていますね。
そのような中で男性がお洒落を
実現できるのはネクタイでした。
ネクタイ論などの本もたくさん出版されて
男性はこぞってネクタイをしていました。
蝶ネクタイは万国共通の礼装？
蝶ネクタイをしている男性は？と聞かれたら
司会者、お笑い芸人、軽部アナウンサーを
思い浮かべる方が多いと思います。
日本ではあまり蝶ネクタイをしている男性を
みかける事は少ないですね。
しかし世界で礼装といえば蝶ネクタイです。
蝶ネクタイは万国共通の礼装なんですね。
確かに海外のパーティーや祝賀祭などの
映像を見るとタキシード姿に
蝶ネクタイの男性がほとんどですね。
蝶ネクタイって種類ってあるの？
そうなんです。
一言で蝶ネクタイと言っても
色々種類があります。
- バタフライ型
- モダンバタフライ型（セミバタフライ）
- ポイントッド型
- ストレートエンド型（バットウイング）
もっとも伝統的なフォーマルで使用されている形です。
タイ幅が７．６センチ～８．９センチの広い幅のものです。
現在は主流になっています。
タイ幅が５．７センチ～７センチのものです。
カジュアル用にもオススメです。
先端がとがったものです。
小さめなので小顔の方みオススメです。
コウモリの羽に似ているのでバットウイングとも呼ばれています
タイ幅が３．８センチ～５．１センチのものです。
主に４種類の形があります。
それぞれに、無地や柄物、
様々な色があります。
そして蝶ネクタイは普通のワイシャツに
ネクタイの代わりに結べば良いと
言う訳でもありません。
シャツはウイングシャツを着ます。
ウイングシャツとは襟の先が少しだけ
前に折れている立襟シャツです。
鳥の羽の様に見えるので
ウイングシャツと呼ばれています。
プリーツ加工された物もあります。
着こなし方を教えて！！
では具体的どのように着こなしたら
よいのでしょうか？
基本のフォーマルスタイルは
タキシード、白無地のウイングシャツ、
蝶ネクタイと同生地のカーマバンド、
ポケットチーフ、ダブルカフス、
靴はエナメルのオペラパンプスです。
カジュアルなお洒落で決めたい場合は
ダーク色のスーツにシルバー色などのベスト
カラーのウイングシャツ、ポケットチーフ、
ダブルカフス、エナメルストレートチップ靴です。
蝶ネクタイを選ぶポイントとしては
自分の両目の目じりと目じりの間くらいに
収まる物を選ぶと良いです。
結婚式などで派手めな蝶ネクタイを選んでも
スーツとシャツをシンプルにすることで
派手にはなりません。
さいごに
テレビで世界のセレブ達をみても
素敵な蝶ネクタイで決められていますね。
素敵なのはイケメン外国人だからなのか？と
思ったりもしますが、ネクタイと同じように
色々試していただきたいですね。
今はＳＮＳ社会なので、いろいろな
情報が手に入りますし、お店に行かなくても
ネットでオーダーメイドも簡単に出来ます。
自分に合ったオリジナリティーな
オーダーメイドの蝶ネクタイスタイルで
おしゃれを楽しんでみては
いかがですしょうか？
