あるとき、夜遅くなってから、
娘がこんなこと言いだしました。
娘「明日、図工の工作の宿題があったの、
すっかりわすれてた。
花を作ってくるのが宿題だったの。
お母さんどうしよう、
家に折り紙や色紙ない?」
私「何もないわ、買いにいきたくても
もうお店閉まってるし。
どうして早く言わないの?」
娘「だから忘れてたのよぉ。
お母さんどうしよう、
先生に怒られる。」
娘は涙目になって訴えています。
私「うちにある紙といえば、
新聞紙ぐらいだし…。
そうだわ、以前に新聞紙で、
お花を作ったことがあったわ。」
かなり昔のことでしたが、
新聞紙でコサージュを作ったことが、
ありました。
ここは娘のために昔の記憶をたどり、
新聞紙での花作りに、
チャレンジすることにしました。
新聞紙で作るお花の作り方
用意するもの
- ボンド
- 厚紙
- お箸(1本)
- 新聞紙
- ハサミ
- ネイル用トップコート(あれば)
作り方
新聞紙はなるべく、
色がきれいなものを、
用意します。
コサージュ1個作るなら、
新聞紙1/2枚あれば十分です。
- 最初に、厚紙を用意して、
花びらの型紙を作ります。
今回は6.5㎝、7.5㎝、8.5㎝、9.5㎝、
10.5㎝、11.5㎝の6枚の正方形の型紙を、
作りました。
大きさは作りたいお花によって、
適宜変えて下さい。 - 型紙2枚分の大きさに、新聞紙を
切りぬきます。
開くと長方形になりますが、
たたんで正方形にして使います。 - 型紙通り全部新聞紙が切れたら、
花びらを作りに入ります。
正方形にたたんだ紙を、
さらに三角形に折りたたみます。
次に真ん中二つ折りにして、
できた真ん中の線を基準にして、
右の角を左に折り、
再び右に折り返します。
左の角も同様に折ります。 - 折れたらいったん開いて、
片面にボンドを塗っておきます。 - 再び先ほどの折り目通りに、
折りたたみます。 - 折りたたんだら、
花びらの形にカーブするように、
上部を切り取ります。
切り開くとこんな感じに完成します。 - お花の真ん中にお箸を1本通して、
手でもんで、しわを寄せます。 - 次はお花の芯を作ります。
新聞紙を長さ40㎝、横幅3㎝に、
切り抜き、真ん中から折り畳んで、
1.5㎝の幅にしておきます。 - 芯の半分に細かく切りこみを入れます。
- 切り込みがない方には、
ボンドを塗っておきます。 - 端からくるくる丸めて、
芯を完成させます。 - 厚紙を切り抜き、
直径3㎝から4㎝の円形を作ります。 - 円形の厚紙を一番大きいお花の真ん中に、
ボンドで貼り付けます。 - 大きい順に次々とお花を重ね、
ボンドで貼り付けていきます。 - 最後に芯を真ん中に貼り付ければ、
できあがりです。
あれば、ネイルのトップコートを塗って、
艶出しします。
最後に安全ピンを通して、
できあがりです。
まとめ
新聞紙で作ったものとは思えないくらい、
上品なコサージュが完成しました。
色違いで2つ作ってみましたが、
どちらもそれなりに味わいがあります。
一番難しかったのは、
お花の芯を作るところです。
お花の芯らしくみせるためには、
できるだけ細かく、
はさみをいれるのがコツです。
芯には黄色い新聞紙を使った方が、
より芯らしく見えます。
なければ、チラシで代用することも
できます。
娘に教えたところ、すぐにマスターして、
2個、3個と作っていました。
最初は難しいかもしれませんが、
慣れれば簡単に作れるようになります。
クラスでの評判も良かったようで、
ほっとしています。