また、「ダイエット失敗した~」と
友人が嘆いています。
結構、友人は真面目に取り組んでいるのですが、
「結果が現れない」と言っては、
すぐ、次のダイエット法に飛びつくようです。
ダイエットには、エクササイズで減量する方法
がありますが、
全身ヤセを目指すなら、
食事によるダイエットも効果的です。
運動するにしても太りすぎていると、
身体に負担もかかってしまいます。
でも、食べ物ダイエットが上手くいかないのは、
栄養のバランスを考えていないこともあります。
一生懸命、ダイエットを頑張っちゃうほど、
結果が見えないと、諦めちゃったりする。
だから、いつもの食事に取り入れられる食材を使うのが、
いいみたいです。
それが、豆腐・納豆・キムチなんです。
豆腐・納豆・キムチとは?
豆腐・納豆は、
両方とも、もとは大豆ですが、
豆腐は、大豆を茹でてこしたもの(豆乳)を、
凝固剤で固めて、
切り分けて水に晒すと絹ごし豆腐、
水分を抜いただけだと木綿豆腐となります。
納豆は、大豆を茹で納豆菌を混ぜて保温し、
発酵させたものです。
キムチは、白菜、アミの塩辛、にんにく、
唐辛子などを混ぜ合わせ、発酵させたものとなります。
なぜダイエットにいいの?
まずは、100g当たりのカロリーを
比較してみました。
- 絹ごし豆腐56kcal
- 木綿豆腐72kcal
- 納豆200kcal
- キムチ46kcal
です。
タンパク質を肉類で摂ると、
- 牛肉371kcal
- 豚肉386kcal
- 鶏肉200kcal
です。
これは、カロリーが高い。
それに対して、
- ご飯168kcal
- バナナ86kcal
- リンゴ54kcal
なので、
これらに対しては、納豆はカロリーは高めですが、
1パックは50gなので、100kcalですね!
ダイエットするには、低カロリーだけを
考えてはならないんです。
栄養のバランスを考えて、
食物繊維、良質タンパク質、
代謝を促すビタミンB群のほか、
エネルギーの循環をよくする鉄分などが
特に必要なんですよ。
食事の量を減らしていくだけでなく、
これらの栄養素を、積極的に取り入れていきましょう。
さて、豆腐・納豆・キムチを見ていくと、
なんと!
豆腐にはタンパク質・ビタミンB1などが、
納豆にはビタミンB2、Kなどが、
キムチにはビタミンA・B2・B6・C・E・Kのほか、
葉酸などが、含まれており、理想的と言えるんです。
納豆、キムチには、ダイエット中でもお腹を満たす、
食物繊維も豊富にあります。
キムチには、脂肪の燃焼を促進する、
唐辛子のカプサイシンも含まれているんです。
これだけでも、ダイエットにふさわしいと言えますね。
どうやって食べたらいいの?
急激なダイエットは、
身体に大きな負担をかけます。
少しずつ、これらの食品を取り入れていきましょう。
- 置き換えて食べる
- できるだけ加熱しないで食べる
- 適度な運動をする
置き換えて食べる
カロリーは抑えるよう、食事の1食分に、
豆腐や納豆、キムチを摂り入れましょう。
特に夕食がおすすめで、消化の良い豆腐、
夜中に起こりやすい血栓の詰まりを防止する
ナットウキナーゼ入りの納豆は、有効です。
できるだけ加熱しないで食べる
痩せるためには、消化しなくてはなりませんね。
その消化力を上げるのが、酵素の働きなのです。
もちろん、豆腐・納豆・キムチにも、
豊富に含まれています。
酵素は熱に弱いのですが、
豆腐製造工程で熱した分は、
それほどの影響とはならないようです。
しかし、豆腐を調理するときは、
さっと加熱するくらいが良さそうです。
そして、納豆菌によって作られた
ナットウキナーゼは70度で、
キムチの乳酸菌は60度で30分まで、
100度では数秒で死んでしまいます。
できるだけ、加熱せずに食べたいですね。
適度な運動をする
せっかく食事でダイエットしても、
筋肉も鍛えなくては、
美しく痩せることはできませんね。
ここでも、無理せず、
なるべく歩いたり、駅では階段を上ったり、
1日の中で、プチな運動をしましょう。
代謝、免疫力も上がってきますよ。
ダイエットを続けるためには
習慣化するためには、
飽きない工夫も必要です。
- 食事のバランスを考える
- 組み合わせて食べる
- 1度に食べ過ぎない
食事のバランスを考える
豆腐・納豆・キムチダイエットをしていても、
他の食品もバランスよく食べることを忘れずに。
特に、野菜・果物などは、
脂肪を分解する酵素を豊富に含んでいるので、
合わせて取りましょう。
組み合わせて食べる
「豆腐とかつお節」
豆腐のタンパク質やカルシウムが
かつお節のビタミンDにより、吸収が良くなります。
「納豆と大根おろし」
納豆の栄養に、大根おろしのビタミンCと、
豊富な食物繊維が加わり、
ダイエットにはぴったりです。
「キムチと納豆」
キムチの乳酸菌が、納豆菌をエサして、
さらに乳酸菌の善玉菌を増やし、腸の環境を良くします。
1度に食べ過ぎない
長続きさせるためには、
「おいしい」と思うくらいで、
少しずつ摂っていきましょう。
しかも、食べ過ぎると、栄養バランスが崩れ、
逆に体調を崩してしまいます。
1日1食分か、あるいは、
1食の中での1品を置き換えるかで
献立を考えたほうが良いですね。
まとめ
「ダイエットして痩せよう」と頑張りすぎると、
身体も、精神的にも、少し辛いですね。
まず、「痩せやすい身体を作ろう」、
「太らない身体にしよう」と、
体質を変えていくことが、
ダイエットを長続きさせるコツかもしれませんね。