ロードバイク、健康志向の方や
自転車マニアの間で根強い人気を
持っている自転車ですね?
「ねえ、ロードバイクって
なに着るのが正解なわけ?」
これは私の友人が持ち込んだ
悩みになります。
私の友人は最近購入したロードバイクの
服装で悩んでいるようなのです。
専門店も近くになく、相談ができない
そこで、なぜかはとても謎でしたが
私に相談が寄せられてきました。
友人の悩みは服装について、特に女性が
2番目にぶち当たるものだと思い、今後の
予備知識として調査してみることにしました。
ロードバイクの世界は女性には高ハードル?
今でこそ、女性でロードバイクに乗っている
人を大きな街では見かけますが、男性の方が
割合的に多いです。
そのせいか、男物のグッズはとても充実
しているように思います。
それは、ロードバイク本体にも言えること
だと友人は愚痴っていました。
ロードバイク本体が女性であるがゆえに
大きさがなかなか合わなかったので県外で
見つけてきたのだとか。
友人は小柄な方でしたので、身長160以下で
自転車のサイズが県内のサイクルショップに
なかったのです。
どうして女というだけでなにかと
悩まねばならないのだ!
と、少しばかりお怒りでした。
調査結果はまた後日ということでその場は
別れましたがロードバイクの世界は女性には
ハードルが高いんだなと思った日でした。
なにを着て乗るのが正解なのか?
さて、本題です。
なにを着て、あのかっこいいロードバイクに
乗るのかについてです。
せっかく自転車がかっこよく決まっている
だから、着るものもやっぱり専用のものを?
あのピチピチしたウェアを着なければ
いけない、それ以外の格好はルール違反で
常識がないのか?
安心してください、そんなことはありません。
もし、仮にそんな堅っ苦しいことを言う人が
いるとしたなら、それはかなりのオタクか
超絶マニアックな人間です。
ロードバイクという普段耳慣れない単語で
妙に構えてしまっているのかわかりませんが
服装に正しいも間違いもありません。
なので、初めて、本当に乗り始めたばかり
おっかなびっくりでそこまで本格的には
という場合は、普段着で大丈夫です。
大丈夫ですが、そこには安全のために
守っていただきたいルールがあります。
以下に5条としてまとめてみました。
- 上に着るシャツは綿ではなく化学繊維のもの
- パンツは裾がまっすぐでタイトかつ飾りがない
- スカートならミニ丈にレギンスなどをあわせる
- スニーカーもソールが硬めのものを推奨
- ヘルメットは必ず装備すること
短距離ならばこれで装備としては十分です。
ただし、これが長距離になってくると
話はガラッと変わってしまいます。
長距離を走りだしたら
初めは戸惑っていて、でもだんだんと
慣れてきて、今度、長距離のサイクリングに
出かけようと思っている。
そんな場合はちょっと家計というか懐に
響くかもしれませんが、サイクルジャージか
レーサーパンツだけでも購入してください。
そう、ここから本格的に初心者も
装備を整えていくのです。
なぜなら、その方が快適に、楽に走ることが
できるからです。
ロードバイクに乗ってみて、一番に気づく
ことといえば、それはサドルの固さです。
短距離をさーっと行って帰る分にはあまり
気づかないかもしれませんが、あの固さは
長距離、長時間の走行には負担です。
簡単に言えばお尻が痛くなって風切って走る
どころじゃなくなってしまうのです。
人によっては短距離でも耐えがたいという
人もいらっしゃいます。
そうした方はあまり安すぎないで
きちんとしたパッド入りのレーサーパンツを
買って、穿いた方が体にいいです。
お尻からの警告を無視して最悪、痔になって
日常生活にも支障をきたすようになって
しまってはせっかくのお買い物がパアに。
では、以下に初心者でも本格的にしたいって
人向けに揃えるといいアイテムをあげます。
ロードバイクは買ったばかりだけど本格的に
したい人や、自転車の月賦払いが終わって
趣味資金に余裕ができた人にもおすすめです。
- サイクルジャージ上下(下は別でもOK)
- レーサーパンツ(下を別買いするなら)
- サイクルスカート(おしゃれにしたい人向け)
- 日焼け防止用アームカバー
- 日焼け防止用レッグカバー
- サングラス(ゴーグルタイプがよりGood)
- 専用グローブ(手の皮がむけるから)
これくらいかな?
フル装備でなくていいです。
まずはレーサーパンツだけでもいいので
購入してみてください。
乗り心地が格段に違ってくるはずです。
肩紐のあるなし、丈の長さなどいろいろと
違いがあるのですが、肩紐なしは腰で紐を結ぶ
なので、お腹が圧迫されて不快という意見も。
そこら辺は試着してみて自分にあったものを
チョイスするといいかなと思います。
さて、文字ばかりでお疲れでしょう?
ここらでひとつ動画をご紹介します。
これは女子のレーサーパンツ、というか
サイクルジャージのいろいろなデザインを
特集した動画になります。
これを見たら、こんなの欲しい!と
思ってしまうかもしれませんね。
レーサーパンツやサイクルジャージは
ロードバイクに乗る人の命も同然と
語る方もいらっしゃるでしょう。
それくらい大事なものだということで
これはお気に入りのデザインを妥協なく
選ぶとあとあと後悔がないですよ。
あとのものはお財布と体に相談して
ひとつずつ揃えていくといいと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ロードバイクの初心者にあった服装
というのがどういった類のものか
なんとなくでも想像できたでしょうか?
お尻が痛くなるかもしれませんが
スキニーのチノパンだっていいのです。
好きな格好で最初は楽しんでください。
それから本格的に趣味にする時に服装の
ことは、再度考えればオッケーです。
友人は結構本格的に考えていた
ようでしたから、そうした、本格派の
服装で取り入れやすそうなものをおすすめ。
すると、数日後には県外の
サイクルショップでおすすめアイテムを
コンプリートしていました。
その熱意には脱帽です。
レーサーパンツは何回も試着して
こだわり抜いたよ~と報告をもらって
へー、そ、そう?と返しておきました。
どうやら、小一時間試着室を占拠
したようで、店員さんの引きつり笑顔が
幻視できました。
あれから毎日ロードバイクで通勤し、休日も
ポタリングやサイクリングに出かけている
ようでエンジョイしているご様子。
まあ、いいことです。
あなたは本格派?それともまだ入門したてで
そこまで手を出すのは厳しいと考えている
感じでしょうか?
とにかく、基本は風の抵抗を受けにくい
もので、汗を速乾するものがおすすめ。
そして一番大切なのがヘルメットです。
これがなくては、事故の際に危険です。
転んで投げ出され、頭を強く打った日には
場合で、最悪は・・・なんてことも。
ですから、ヘルメットだけは本格派も
そこまでいかない派も必ず装備してください。
では、ここまでお付き合いいただき
ありがとうございます。
良いロードバイク生活を送ってくださいね。