一流と言われる企業の定義とはどんなもの?

雑学

今年の春、大学生になった甥っ子。一流と言われる大学ではないけれど、本人の希望通り行きたかった大学に入学できました。お祝いがてら家にお邪魔した時の事です。

夕飯食べていってよ~という義姉の誘いを遠慮なく受け、楽しいひと時を過ごしていました。何気につけていたテレビから「一流大学に通っているわけでもないから一流の企業に就職はできないかもしれないと思っている」とインタビューに答えている学生さん。

私「〇〇(甥っ子の名前)は大学出たらどうするとか考えてるの?」
義姉「う~ん、どうなんだろうね?一流企業や大企業とかあの子関係ないみたいだけど。」

ここで私はとても疑問に思いました。そもそも一流企業ってどうやって決まるんだろう?中小企業でもものすごい業績残している会社はたくさんあります。

大企業はみんな一流なのか?我が家に子供はいませんが、なんだか気になったので一流企業の定義はどんなものなのかを調べて見る事にしました。




一流とは?

「一流」という言葉。よく耳にしますよね。会社だけではなく、人に対しても使うことがあると思います。「一流」とは辞書ではその分野での第一級とか他とは違う流儀、茶道や華道などの流派に使う言葉と説明されています。

一流と呼ばれる企業はその分野での一級に値する会社という事になりますね。「じゃぁ、この会社は一級ね」とどのようにして決めてるんでしょうか?私は普段、一流とはかけ離れた生活をしているのでさっぱりわかりません。

一流ホテルとか一流レストラン、一流企業の定義を考えるより先に、一流がつくその肩書きだけでリッチな時間が味わえるんだろうなぁと妄想の世界です。

小さな小さな町工場で世界的に有名なものを作っている会社があるとします。世界各国から注文を受けていて品質は一流だと言われているような場合。

その町工場は一流企業と呼ばれるんでしょうか?あまり聞かないですよね。中小企業零細企業に分類されるんだろうなと思うのですが・・。

定義とは?

一流の意味はなんとなくわかりましたが、次に定義です。「定義」とは物事の内容、意味などを他とははっきり区別し明確に決めることといった説明があります。

ある就活サイトで一流企業の定義は「日本の産業界をけん引しているリーダー的大企業」と説明しているのを見ました。確かに一般的に私たちが思う一流企業って大きな会社、大企業をイメージしますよね。

一流企業の定義はあるの?

結論から言うと、一流企業の定義というものは存在しないようです。色々調べましたが、特に決まっていないらしいです。はっきりと区別できる物差しが道具としてあるわけではないですしね。

定義はありませんが、目安としていくつかポイントはあるようです。

・ブランド力(会社の名前、世間のみんなが知っている)
・会社の規模が大きい(従業員の数、株式総額、売上高)
・中小企業の定義を超える会社(大企業)


一流企業に定義はありませんが、中小企業にはあるようです。「中小企業基本法」という法律で決められた定義があり、業種によってさらに中小と小規模に分かれています。

上場しているかどうかも気になるポイントかもしれませんが、大企業でも上場していない会社もあり、上場してないから一流企業じゃないと一概には言えないようです。

年収についても一流企業に就職したからと言って部署によって差があるようですね。大きな会社が多いですから、部署もたくさんあるでしょうし・・・。

ネガティブな事は言いたくありませんが、年収だけで一流企業に就職を決めてしまうと思ってたのと違うという事にもなりそうですね。

まとめ

一流企業の定義について調べて見ましたが、我が家の夫はもちろん普通の会社のサラリーマンです。普段の生活で考えた事もなく調べていておもしろかったです。

そう言えば、テレビのインタビューで一流大学じゃないから一流企業に就職できないと思うと言っていた学生さん。確かに、企業の試験は難しいかもしれません。有利なのは一流大学出身者なんだろうと思います。

でも、社会に出た理想の自分を思い浮かべ目指す先に一流と言われる企業がある。そうなら学力だけではない自分の強みを育てていくのが大事なんじゃないかなと思います。

なんて、偉そうなことを言っていますが・・。今のところ、大企業に興味のない甥っ子ですが、一流企業に定義はないですし、自分がそう思える会社や仕事を見つけて生き生きと働いてほしいなと思います。

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