姉のところの一人息子君が、
今年、七五三を迎えます。
姉「お宮参りの時に着た着物を、仕立て直して
袴はレンタルしようと思うの。」
私「いいね。写真館は予約したの?」
姉「写真館は混むし、大人しくできないから
うちのカメラで撮っておしまいにするわ。」
私「うん、それでも良いよね。」
姉「ただ、写真館に頼まないとなると
着付けをどうしようかと思って。」
私「そうか、写真館だと着付けから
全部やってくれるもんね。」
姉「そうなの。家でやろうか、
美容院とか、やってくれるところを
探した方がいいのか。」
私「子供なら家で出来そうじゃない?
ちょっと調べて教えてあげるよ。」
なるべく、子供の負担を少なく
家でできるように、男の子の着付けの仕方を
調べてみましょう。
5歳の男の子の着付け
5歳の男の子の正装は、紋付羽織袴です。
男の子らしく、かっこよく着付けして
あげたいですね。
着付け方
- 長襦袢を着せます。
襟はしっかり合わせて、裾は
少し短めに、上げておきましょう。
着物を着せて、長襦袢の襟が
1cmくらい見えるように襟を合わせます。 - 腰紐を絞めます。
裾は、長すぎないようにくるぶしを
目安にします。 - 帯を絞めます。
帯は、「手先」の長さを13cmほどとって、
2重に巻きます。
「手先」が上になるように、一結びして縦十文字に
します。 - 「垂れ」の部分を、帯幅の2倍くらいの長さで
内側に織っていき、リボンのようにします。 - 「手先」を上から被せるようにして、
さらに下から上に引きぬき、もう1度下側の
結び目に通して、絞めます。
残った「手先」は、帯の中に隠します。 - 袴を履かせます。
袴の前紐は帯の高さと同じくらいに
合わせて、絞めます。
後ろの結び目の上を通って交差させて、
前に戻って、さらに後ろに回して
今度は結び目の下で蝶々結びにします。 - 袴の後ろを背中に当てます。腰板に付いたへらを
帯と背中の間に挟みます。
袴の紐を、前側で十字に結びます。 - 後ろの紐を前に回し、前に結んだ紐に
2回くぐらせて、下側の紐を紐幅の3倍の
長さに織りこんでいき、上側の紐で
中央を2~3回巻きます。
最後は十文字になるように、調えます。
着付け方は動画でも、確認してください。
家ではちょっと難しい、という方は
プロにやってもらう方法もあります。
着付けを頼む場合
写真館を予約していれば、着付けなど
全部やってくれて、写真も撮って、
というプランがあります。
プランは色々ありますが、
10000~30000円くらい、と
幅広くあります。
最近では、1か月前くらいに写真だけ撮って、
七五三当日は着付けをしてお参りに行く、
というふうにする人が多いそうです。
この場合、写真館で衣装のレンタルをしないと、
お参り当日の着付けは、してもらえない
可能性があります。
それ以外の方法としては、
美容院で着付けをしてもらう、などが
あります。
着付け代は5000円くらいが
相場のようです。
まとめ
姉「何度か練習しておけば、なんとなく
できそうな気がしてきた。」
私「わたしも手伝うよ。」
着付けから全部、家でやるというのも
思い出になりそうで、良いですよね。