マンションで危険な階とは?災害と構造によって違う!

雑学

マンションを購入しようと思ったときに
真っ先に候補に挙がるのは
おそらく、最上階ではないですか?

最上階は、眺めの良さはもちろん
上の階からの足音も、気になりません。



少々、価格は上がるものの
どうせ購入するなら
最上階を選びたくなります。

その時に上の階と下の階は災害にあったとき
どちらが危険なのかという話になりました。

その友人は地震の時は相当な揺れ
感じたと言っていました。

やっぱり上の階のほうが危険なのかと思い
気になったので調べてみました。

意外にも1階のほうが危険?

災害の危険といっても様々なものがあります。
代表的なものとして

地震・火災・洪水などが挙げられます。
それぞれどんな危険性があるのでしょうか。

地震の場合

1階は逃げやすいメリットはあるものの
地震の揺れによって、建物全体のバランスが崩れ
上の階に押しつぶされてしまいます。


最近建てられたマンションは
昔より耐震基準が厳しくなったので
倒壊する危険性は低いと言われています。

しかし、高層階において揺れが
大きく感じるのは確かで、家具が激しく散乱
押しつぶされる危険性が生じます。

火災の場合

エレベーターが使えない可能性もあるため
階段で逃げるにしても、高層階は非常に大変です。

部屋の中に取り残されると、はしご車も届かないところに
住んでいる人が多いので、屋上からの救出になります。

最悪、2階くらいまでだとベランダなどから
飛び降りることが出来ますよね。

そういった点から、火災の場合には
1階よりも逆に3階以上のほうが
危険度は高くなります。

洪水の場合

1階については浸水の被害が考えられますし
1階部分が駐車場になっていることも
多いでしょう。

1階のほうが危険性は高いですが
バルコニーにも雨が吹き付けその溢れた水が
室内に入ってくることも考えられます。

高層階の意外なデメリット

高層階に住む、33歳以上の女性の
実に44%流産の経験があるそうです。



それは高層階に住むことでこもりがちになり
運動不足から低体温神経症傾向を招いたり
という理由からだと言われています。

これは「高層マンション症候群」と呼ばれており
イギリスやフランス、アメリカなどでは
法律で何らかの規制が設けられています。

さいごに

マンションの種類も高層マンションから
2~3階までのマンションまで様々です。

もちろん建てられた年数によっても
危険性は変わってくるでしょう。

マンション購入の際にはメリットだけに
とらわれず、デメリットがあることも考えて
検討すべきですね。

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