私が高校生の時の話です。
読書好きの友達と、よく図書室に行き
休み時間など、読書をしていました。
友達は、本を読むスピードが速く、
私が１冊の本を読んでいる間に
３冊の本を読みます。
私 「どうして、そんなに本を
読むのが速いの？」
友達 「本が好きで、沢山読んでいたら、
いつの間にか速くなったよ。」
それを聞いて沢山本を読んでみましたが、
読むスピードはほとんど変わりませんでした。
友達は知らないうちに速読を
身に付けていたようです。
最近は小説を読む機会が多くなり、
沢山の小説を読みたいのですが、
私のスピードでは、
読める本のに限りがあります。
速読には、憧れもあったので、
速読を身に付けて、
沢山の小説を読みたいです。
速読のコツを
調べてみました。
速読のトレーニング法
速読のコツは、
瞬間的に文字を認識し、記憶することです。
速読を身に付けるためにも、
トレーニングが必要です。
速読のトレーニングとは、
読むための視野を広げて、
文字を認識する時間をスピードを上げ、
その視野を増やしていって頭を慣らす
というトレーニング法方です。
家庭でもできる速読のトレーニング法を
紹介します。
トレーニング法 視幅
視野で認識できる範囲を視幅といい、
視幅を広げると、一度に認識できる文字数を
増やすことができます。
意識的にトレーニングすることで、
一目で数十文字を
認識できるようになります。
そのためには、
頭の中で文字の音声化を
止めることが必要です。
しかし、音声化しないように意識しても、
どうしても、音声化してしまいます。
音声化してしまう場合は、
音声化できない位速いスピードで
読んでいくと良いです。
意味の理解が出来なくても、
トレーニングすることにより
頭の中で音声化しなくなってきます。
音声化をやめることが出来たら、
視野を広げるトレーニングです。
本を読むとき、本の端の文字は
視野に入っているのに、
なぜか読むことができません。
それは、周辺視野といわれ、
視野の端の認識度が低いからです。
周辺視野はトレーニングで
認識度が上がっていきます。
トレーニング法は、本を読むときに意識して、
一度に認識できる文字の数を
増やしていくことです。
本読むときは、視野の端の方を意識し
少しずつ視幅を広げていきましょう。
トレーニング法 視速
視線の移動速度のことを視速といい、
視速が速くなると、次に認識する文字へ
すぐに視線を移すことができます。
視速を速くするためのトレーニングは
目を動かす筋肉を鍛えることです。
目の周りには、いろいろな筋肉がありますが
眼球だけを動かす機会は少なく、
鍛えるのは難しいです。
普通の日常生活だけでは、
目の筋肉を鍛えられないので、
意識して目だけを動かすことが大事です。
目の筋肉を鍛えるトレーニング法は、
眼球をぐるぐる回す方法です。
右回し、左回し同じ回数ずつ回します。
大きく回したり、小さく回したり
してみましょう。
次に、顔の横に両手の人差し指を立てて、
指の先端を交互に目で追っていきます。
慣れてきたら、指の先端の位置を移動させ、
縦や横、斜めの移動などをしてみましょう。
ブロック読み
視幅と視速を鍛え、
速読するための力がついてきたら、
読み方を習得しましょう。
速読をするための読み方のコツは、
ブロック読みです。
いくつかのブロックに文章を分け、
ブロックごとに順番にずらして
読んでいく方法をブロック読みといいます。
ブロック読みは、
一目で認識できる文字の範囲を
ブロック単位に分け、
ブロックの中央で文字の認識をし、
次のブロックに移動させていきます。
この時に、ブロックの適切な位置に
移動することも大事です。
始めは小さいブロックから挑戦し、
段々と大きいブロックが読めるように
していきましょう。
ブロック読みのスピードが速くなり、
ブロックの大きさが大きくなると、
速読のスピードは上がります。
速読のスピードを上げるために、
ブロック読みを習得しましょう。
まとめ
友人は、知らないうちに
速読のトレーニングをし、
ブロック読みを習得していたようです。
速読のトレーニングは、
地味な面もありますが、毎日欠かさずに
トレーニングすることが大事です。
速読は、記憶力を鍛えるのにも
効果的なようです。
速読を習得し、読書を沢山して、
知識を沢山身に付けましょう。
