皆さん「ラップの芯」ってどうしています? 使い終わったら捨てちゃったりしていませんか。この間、保育園で働いている知り合いからこのような相談をされました。
「今度ラップの芯で楽器を工作することになったの。何か作り方とか知ってる?」、「え、ラップの芯で・・・?」
とはいっても私もラップの芯は捨てていましたし、これを再利用するという考えがまずありませんでした。しかし、相談されたからには、何も答えないわけにはいきませんので早速調べてみました。
調べてみると、定番なモノから意外なモノまで、ラップの芯で制作できることがわかりました。
ラップの芯を使った工作楽器
今回調べた中で、私が気になったものを2つ紹介します。
作り方も合わせて載せておきますので、良ければお子さんと一緒に作ってみて下さい。
あと、ハサミとかの刃物を少し使うので、危ない場合は側で見守るようにするのを忘れないようにお願いします。
ティッシュ箱とラップの芯で工作楽器 ギター
工作に必要なもの
- ティッシュペーパーの空き箱
- ラップの芯
- 輪ゴム3つ
- 割り箸1本
- セロハンテープ
- ボンド
工作手順
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- ティッシュペーパーの空き箱に付いているビニールを、押して剥がします。
- 割り箸を半分に切り、輪ゴムも切って1本の線にしておく。
- 半分に切った割り箸に、輪ゴム3本が平行に並ぶように固結びする。
- ティッシュペーパーの空き箱の穴に、橋をかけるようにテープで貼り付ける。
- ラップの芯、片側の端っこを1cm間隔にハサミで8箇所、切り込みを入れてのりしろを作る。
- 切り込みを入れたら、外側に向かってのりしろを折る。
- のりしろにボンドを塗って、ティッシュペーパーの空き箱に貼り付ければ完成!
ティッシュペーパーの空き箱を使っているので、色厚紙か色紙で彩色してもらったら見た目もバッチリです。
詳しい作り方はこちらの動画を見てくださいね。
レインスティック
工作に必要なもの
- ラップの芯
- 爪楊枝30~40本
- 中に入れる音の種(ビーズなど)
- 紙テープ
- 穴を空ける為の道具(キリなど)
- 色紙
- 爪切り
- 丸く切った画用紙
- 定規
- ハサミ
- ペン
- ボンド
- セロハンテープ
- 両面テープ
工作手順
- 紙テープの端にセロハンテープを付けてから、ラップの芯に端から斜めに巻いていく。
- 端まで巻き終わったらハサミで切る。
- 切った紙テープに2cm間隔で端から端まで印を付ける。
- 印を付け終わったら、再度ラップの芯に紙テープを巻く。
- 印を付けたところを、キリを使って穴を空ける。(ケガには注意して)
- 穴を空け終わったら紙テープは使わないので外しましょう。
- 空けた穴に爪楊枝を入れていく。
- 爪切りを使って、はみ出た部分をカット。
- 穴をボンドで埋めて乾燥。
- ボンドが乾燥したら、ラップの芯全体に巻ける程度の色紙をつなぎ合わせて、両面テープを端から端まで貼る。
- ラップの芯に巻くように貼り、両端の不要な部分をカットする。
- ラップの芯の先端に合わせて切った画用紙で片方を塞ぎます。
- ラップの芯の中に、音の種(ビーズなど)を入れる。
- もう一つの丸い画用紙を貼り付けて、穴を塞いで完成!
中に入れる音の種を変えると、音が変わるよ!色々と試してみて音の違いを探してみて下さい。
もし、中に入れる音の種を頻繁に入れ替えたい場合は、端の丸い画用紙をビニール袋をカットしたものに変えるのもOK。
その場合は輪ゴムで止めれば入れ替えもスムーズ。
詳しい作り方はこちらの動画を確認してくださいね。
今回紹介した以外のラップの芯を使った工作楽器
今回紹介した以外にも、ラップの芯を使った楽器がありましたので、まとめて紹介させていただきますね。
作り方に付いては、省かせていただきます。気になる方は、一度検索して調べてみて下さい。
- 木琴
- カズー
- スライドホイッスル
- マラカス
- ミニ太鼓
最後に
身近なものでも工夫次第で、いろんなモノに変えることができるんですね。ラップの芯は普段使い終わったら捨ててしまうものだったので、尚更そう思いました。
モノを作るのってワクワクしますよね。もしご家庭に小さいお子さんが居るのでしたら、一緒に作ってみてはいかがでしょうか?