先日友人からこんな話を聞きました。
友人「子供も成長して、出費がかさむようになってきたからきちんと家計簿をつけたいの。でももともと面倒くさがりだから続かないのよね。」
私「家計簿付けるって面倒くさいよね。レシートを取っておいてあとでつけようと思うけどついつい後回しになっちゃう。」
友人「なんかいい方法ないかなあ?」
私「レシートをノートに貼るだけで、かんたんな家計簿にできる方法があるってちらっと聞いたことあるわ。」
ちらりと以前に聞いたことがあるだけなので、詳しいことはわかりません。そこで困っている友達のために、どんな方法なのか調べてみることにしました。
レシートを貼るだけ!とってもかんたん
ノートにレシートを貼るだけで家計簿代わりになる、かんたんな方法があります。誰でもできるので気軽に始めることができます。
用意するもの
- B5サイズのノート、もしくはバインダーとルーズリーフなどレシートが貼りやすいもの
- セロハンテープもしくはのり
- マーカー
やり方
レシートをノートにペタペタと貼り付けていきます。このとき、あとで見やすいようにレシートが重ならないように並べて貼ります。
これならできる!かんたんレシート活用法
貼ったレシートはそのままにせず、活用して家計簿代わりに利用することができます。
無駄な商品のチェック
レシートを見返していくと、無駄だったなと思う商品があるはずです。それをマーカーでチェックしていきます。1日100円の無駄使いを1年間していると考えると年間3万6000円もの金額になります。無駄な商品が多い場合は、なんでそんなに無駄な買い物をしてしまうのか、よく考えてみましょう。
たとえばお腹がすいていた時に買い物に行ってしまったとか、イライラしていたからついつい買ってしまったとかなにか原因があるのかもしれません。原因がわかれば対策も立てやすくなります。買う前に本当に必要なものかどうか、もう一度チェックしてみる癖をつけることも大事です。
行動パターンのチェック
商品のチェックだけでなく、どこで浪費する傾向があるのかもレシートから読み取ることができます。コンビニやスーパー、飲食店など、レシートをジャンルごとに分類します。
分類したレシートをよく見て、同じ店で何回も無駄な買い物をしていないか調べてみます。もしそうなら、そのお店は要注意なお店です。自分にとって行きやすいお店であると同時に、 誘惑されやすいお店とも言えます。日時にも着目して、何日の何時ごろに寄りやすい傾向があるか、自分の行動パターンを読み取るようにします。
自分なりにお店に入る回数の限度や使う金額の上限を決めるのもよい方法です。
コンビニの無駄買いをチェック
スーパーよりコンビニに寄る回数が多い人は、家計費を圧迫していないかどうかよく考えてみる必要があります。コンビニでしょっちゅうコーヒーを買っている人は、その金額を計算してみてください。
コンビニは手軽に変える反面、値段が高い商品が多いです。コンビニのレシートが多い人は、コンビニに行く回数や目的を再検討してみてはいかがでしょうか?
こうした見直しは毎日やる必要はありませんが、レシートを袋などに保管しておいて、少なくとも週1回は実行してみてください。書店に行けば、「レシート貼るだけ 簡単家計簿」といった本も発売されています。こうした本を利用すれば、さらに便利にレシートを活用できます。
レシートを保管するアイデア5つ
取っておくことで家計の見直しができるのがレシートですが、軽くて小さめなので保管方法に工夫が必要です。大事なレシートを紛失してしまった場合、再発行ができないので保管には注意しましょう。どんな工夫をすれば整理しやすいのか、5つのアイデアをご紹介します。
チャック付きポリ袋
100均などに売っているチャック付きのポリ袋に入れて、引き出しやケースなどに収納しておきます。透明で中身が見えるのでレシートだと一目でわかります。
ふたが閉まるプラスチックケース
プラスチック製でふたが閉まるケースに入れておきます。こちらも中が見えるのでで、レシートがはいっているのがすぐわかります。飛んでいかないようにふたがしまるものがおすすめです。
クリアファイル
クリアファイルに挟んで、見やすいところに立てておきます。項目別にファイルを分けてもいいですが、面倒であればとりあえず挟んでおくだけでも十分です。
バインダー
バインダーにレシートを挟むだけの簡単な方法です。穴の開いたバインダーなら、ひもを通してぶらさげておけば一目瞭然です。
まとめ
レシートをノートに貼るだけの方法はかんたんで、とっても便利です。家計簿をつけるのが面倒だった人も、これならすぐできます。貼ったあとは、レシートをよく見てどんな無駄使いをしていたのか振り返ることが大切です。
それによって、家計費の見直しをすることもできます。とても簡単な方法で、効果的なやり方なのでわたしも友達も、結果的に節約に成功しました。これからもこの方法で続けていきたいと思います。