先日、町内会主催の散策会に参加したときのこと。いつもこの会でお会いする奥さんと連れ立って歩きながら、久しぶりのよもやま話に花が咲きました。
その奥さんには中学生の息子さんがいるのですが、息子さんはゲーマーのアニメおたくで、毎日スマホとパソコンにしがみついている引きこもりの日々なのだとか。
「でもね。運動しないだけじゃないの。スポーツの話題も一切興味ないの。オリンピックでさえ無関心なのよ~。こないだ保健体育のテストが帰ってきたんだけど、時事問題のところ0点なのよ~」
はあ…時事問題。保健体育ってそういうテーマのテスト問題があったんですか。初めて知りました。
ちょっと興味がわいたので、奥さんと一緒に保健体育時事問題の、傾向と対策を練ってみることにしました。
スポーツニュースをチェック!
保健体育の時事問題の出題傾向は、主にスポーツ界の話題です。定期テストなら、だいたいここ2~3か月以内の出来事から出題されるようです。
しかし、一口にスポーツ界の話題、と言っても、種目もさまざま。すべてを押さえておくことは不可能です。
そこで、できればテレビのスポーツコーナーを毎日チェックしておくことをオススメします。注目度や話題性が高い時事ネタは、必ず新聞やスポーツニュースで取り上げられます。取りあえずそれを見ておくのです。
そしてテストの前に再度、2~3か月以内のスポーツトピックを、ネットニュースなどでまとめてチェックしおきます。その時に、選手の名前や大会名、チーム名、団体名などをしっかりと頭に入れておくようにしましょう。
ただし、保健体育のテストに占める時事問題の割合は、せいぜい10分の1程度。なので、ネットチェックはテストの主題を勉強してから、余力があれば取り組めばいいと思います。
どんな問題が出るの?
では、保健体育のテストでは、具体的にどんな時事問題が出るのでしょうか?以下にだいたいのチェックポイントを挙げてみました。
国内外で開催された大きな大会
ワールドカップやオリンピックのような、一大イベントは言うまでもありませんが、とにかく2~3か月以内に開催された大きな大会は、時事問題として要チェックです。
例えば、オリンピックイヤーなら種目ごとに、代表選考会を兼ねた大会が開催されますし、サッカーならワールドカップの予選が長い期間に渡り行われますので、テスト前に大会の概要を確認しておくことをオススメします。
その際、優勝者や優勝チームをチェックするのはもちろんですが、それが国際大会なら、特に日本人選手、日本チームの活躍には目を止めておいた方がいいでしょう。
新記録による記録更新
記録に関するスクープは、テレビニュースでも特に大きく取り上げられますので、チェックしやすいかと思います。
新記録だけでなく、何年振り、日本人で何人目、といった快挙も時事問題としてよく取り上げられますので、記憶に止めておきましょう。また、記録や功績を称えてなんらかの賞を授与された場合も、要チェックです。
事故・病気・訃報
スポーツ選手の事故や病気、往年の名選手の逝去なども、テストには出やすい話題です。名前はもちろんですが、所属チームや保持記録などの経歴もチェックしておきましょう。
スポーツ団体の発表、声明
FIFAやIOC、NPBなど、有名なスポーツ団体が行う声明や方針発表なども、テスト問題になりやすい出来事です。
この場合、できれば団体名は正式名称を覚えておいた方がいいと思います。FIFAなら国際サッカー連盟、IOCなら国際オリンピック委員会、といった具合です。
おわりに
というわけで、奥さんは「これから食卓のテレビはニュースにするわ!」と決意されたようです。でも嫌がられてすぐにバラエティーに変えられちゃうとは思いますけどね…。
保健体育に限らず、ふだん何気なく見ているニュースでも、知っておかなくてはならない常識ラインというものがあるんですね。
以来、私も、特に興味のない分野でも、とりあえず最後までニュースを見るようにしています。