暖房の季節になってきました。
みなさんは、どんな暖房をお使いですか?
ちなみに私は、石油ファンヒーターです。
と、決めるまでにも、
石油ファンヒーターにするか、石油ストーブにするかを、
いろいろと調べたり、比べたりしました。
今回は、その違いについてご紹介します。
なお、今回は「石油ストーブ」については、
一般的な「反射型石油ストーブ」と考えます。
温め方の違い
- 石油ファンヒーター:
乾燥した熱風が器具から出てきます。
そのため、早い段階で、部屋全体が温まります。 - 石油ストーブ:
ストーブ本体が温かくなるため、
部屋全体を温めるのには時間がかかります。
その代り、ストーブに近づいて暖を取ります。
部屋全体を温めても、
暖かい空気が上に溜まってしまうので、
扇風機などで、部屋全体の空気を撹拌するのも良いです。
運転音の違い
- 石油ファンヒーター:
熱風を外に出すため、ファンが回ります。
その音は、あまり静かではありません。 - 石油ストーブ:
芯が燃えているだけなので、
音はほとんどしません。
細かい調整についての違い
- 石油ファンヒーター:
タイマー運転ができます。
温度設定ができます。
消火時の消臭機能が、優れています。
灯油燃焼ストーブは、意外と独特のニオイがします。
温風が出るため、部屋全体が乾燥します。
加湿器を併用すると良いでしょう。 - 石油ストーブ:
タイマー運転、温度設定はできません。
消火時の消臭機能は、ほぼありません。
部屋全体に湿気がたまります。
一冬、石油ストーブだけで過ごしたら、
押入れが、結露でカビだらけだったということもあります。
換気には十分注意しましょう。
ランニングコストの違い
- 石油ファンヒーター:
灯油代+電気代です。
灯油の燃焼と、ファンを回すために
電気を使います。
灯油代は地域と時期によって変わるので、明記しませんが、
電気代はおおよその計算で…
消費電力:20W(木造10畳対応) = 1時間約0.5円
0.5円 × 8時間(1日の使用時間) = 約4円
約4円 × 30日(1か月使用) = 約120円
※1kWhの単価は22円としました。
電気料金は、この位になります。
お選びになったファンヒーターによって、
消費電力は変わってきますので、ご参考までに。 - 石油ストーブ:
灯油代のみです。
乾電池があると最初の着火が楽ですが、
無い場合は、マッチがあれば、
火をつけることができます。
灯油代に違いはあるの?
使用する灯油の量に、違いはあるのかと、
疑問に思うこともありましたが、
灯油の燃焼によって、発生するエネルギーは同じなので、
ファンヒーターでもストーブでも、
同じ熱量(温かさ)となります。
その熱を「温風として使う」か、
「一か所に留まらせるか」の違いなんですね。
まとめ
リビングなどで長時間使う場合は、
石油ストーブが良いのではないでしょうか。
そして、ストーブの上で、
焼き芋を作るのが、
個人的には、オススメです。
小さいお子さんがいる場合は、
石油ファンヒーターの方が、
火傷の心配が少なくて良いかと。
石油ストーブの一番熱い部分(天板?)が、
ちょうど子供の手が届く、
「いい位置」にあるんですよね。
うちでは、幼児がそこをさわってしまい、
火傷をしたことがあります。
それ以来、リビングから追放となった石油ストーブです。
ということで、私は石油ファンヒーターを選んだのでした。