今年も新入社員が入社する事になりました。毎年新入社員研修のプログラムを組みます。その新入社員研修では、会社の仕事と言うよりは、社会人としての心得や、会社と言う物はどういう所なのかをグループワークでやっています。
その中で、何冊か本を読んで読んだ感想や、今後の目標などレポートを提出してもらっています。毎年の事ながら本を選ぶのが大変で、今年は私が本を選ぶ担当になってしましました。そこで新入社員が絶対に読んだ方が良い本のおすすめを調べてみました。
本を読む効果とは?
最近では新聞や、本はタブレットなどで手軽に読むのが主流になっています。本好きな方は、本はやはり本屋に行って実際に本を手にして、気に入った本を購入する。それをじっくりと読んでいくといった流れが一番良いと思うのではないでしょうか。新社会人になって、色々な夢と希望を持って入社してくる新入社員は、真っ白なキャンバスのようなものです。
黒にもピンクにもなる大切な時期には、やはり本を手にしてじっくりと本の内容を読む「読書の時間」が必要ではないでしょうか。語彙力や、色々な知識が身に付き様々な人との話題に対応できるようになります。さらに文章能力も身に付くので仕事の効率化や、スキルアップ、またコニュニケーション能力も上がってきます。
新入社員が絶対に読んだ方が良い本のおすすめは?
色々と効果のある読書ですが、一言で本といってもビジネス書や、精神論、社会人のモラルやマナーの本、自己啓発書など様々な本があります。そこで新入社員が絶対に読んだ方が良い本のおすすめをご紹介します。
- 「入社一年目の教科書」 作者:岩瀬大輔
- 「7つの習慣」作者:スティーブン・R・コヴィー
- 「世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく」作者:渡辺健介
- 「尾木ママの凹まない生き方論」作者:尾木直樹
<ここがおすすめポイント>
東京大学と、MBA卒業の経歴を持つ、ライフネット生命保険代表取締役社長の岩瀬大輔氏の著書です。大学では課題図書、企業では新入社員研修で必ず使用するほどの定番になっている新人向けのビジネス書です。入社一年目で身に付けるべき基本や取り組み方が解りやすく説明されています。
<ここがおすすめポイント>
世界で最も影響力を持つ経営コンサルタントと言われている、スティーブン・R・コヴィー氏の著書です。企業コンサルティングのセミナーや、企業研修などでも使用されています。仕事だけではなく、モチベーションの向上や、人生の指標となる内容です。新入社員はもちろんのこと、様々な方にもおすすめです。
<ここがおすすめポイント>
デルタスタジオ代表取締役社長の渡辺健介氏の著書です。問題解決や、ロジカルシンキング、考える方法などがとても解りやすく書かれています。新入社員や、大学生、全く知識がなくこれから勉強したいと思っている方におすすめです。
<ここがおすすめポイント>
いつもニコニコしていて尾木ママとしても有名な、教育評論家の尾木直樹氏の著書です。両親兄弟の死を乗り越えた、尾木ママだからこそ言える凹まない生き方は、とても参考になります。新入社員だけでなく中間管理職の方や、子育て世代にもおすすめです。
さいごに
初めて仕事をする新入社員だからこそ、仕事だけではなく、普段の習慣の見直しや、精神論など人生を歩んで行く事に対しての知識も必要なのではないでしょうか。最近ではストレスに弱くて、精神的に病んでしまう方も増えています。そうならない為にも色々な知識や、習慣を身につけたいものです。
また経済的自立だけではなく、精神的にも自立をするには人間力が必要です。そこで私は、尾木直樹氏の「尾木ママの凹まない生き方論」と、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」を選びました。新入社員には、これからは様々な事があると思いますが、頑張り過ぎす、困難に打ち勝って欲しいと思います。