声が変わる!無意識に気持ちが表れてるってホント?!

雑学

新入社員が入ってくると、いつも思い出す
ことがあるんです。

今はもう退社して居ない、仕事を一から
教えてくれた先輩のことなんです。

ある日、先輩が受けた電話の対応を初めて
聞いた時のこと。

失礼ながらも、笑いそうになったのを
必死でこらえたことがありました。

だって、普段の喋っている声と全然違って
高くて可愛らしい声だったんですもの。

電話を取る前とのギャップがすごい・・・
と、あっけにとらてしまいました。

どうして、ここまで声が変わるの?

と思っていたのですが、気付けば自分も
無意識にそうなっていたことに衝撃を
うけました(笑)

どうして無意識に声が切り替えることが
できるんでしょう?

気になって仕方がないので、人の声の
不思議について、調べてみましたよ♪


感情は声に出る?

私たちは、声や話し方などでその人の
性格を察することがありますよね。

堂々とした話し方をする人、恐る恐る
話す人など、声の大きさによっても判断
することができます。

声って、その人の第一印象を左右する
要素とも言えますよね。

しかし、普段からよく知る人が、場面に
よって声色を変えるのを見ると、不思議に
見える時があります。

もちろん、意図的に声を変えることも
ありますが、置かれた状況によっても
無意識に変化しやすいのが声なんです。

その時の心情が、声のトーンに変化を
与えることがわかっているんですよ。

いわば、声はその時々の心情を映し出す
なんですね。

心の中に湧き出る、高揚感や緊張感、
焦りが無意識に声を変えてしまうんです。

どんな時に声が変わる?

無意識に声が変わる時とは、その時の
心情が関係しています。

例えば、

  • 興奮している時
  • 焦っている時
  • をついている時
  • 怒っている時
  • 緊張している時

などのように、普段と違った気持ちの変化
ある時に、声が無意識に変化します。

心が緊張する影響が、声帯にも及ぶのが
原因なんです。

本来の地声は、声帯が自然でリラックス
している状態です。

緊張により、声帯が狭くなるので、声が
高くなりやすいんですよ。

無意識でも人によく思われたい!

また、よくあるのが、相手に良く思われたい
という気持ちです。

  • 好きな人の前だと声が高くなる
  • 仕事中の電話で声のトーンが上がる

このような時には、明らかにテンション
無意識に上げています。

好きな人が目の前にいた時、どうしたって
気持ちの高ぶりは抑えられませんよね。

気持ちの高揚は、口元も緩ませます。

口角が上がることで、声のトーンも自然と
上がってくるんです。

無意識に相手にアピールをしようと声を
高くして印象をよくしようとします。

好きな人にだけ声を変える訳じゃない!

また、今まで低い地声で話していたのに
電話の時には声が急に変わる人がいますが

仕事とプライベートのオンとオフを無意識に
切り替えていることが考えられます。

また、相手にしっかりハッキリ聞こえるよう
大きな声で話す傾向があります。

電話の声は、こもりがちです。

こもりやすく聞き取りにくいことを、電話を
したことがある人は、経験したこととして
インプットします。

ハッキリと大きな声で話すと、声質が高く
なりよく通る声になるんですよ。

仕事上の利便性や経験から、声を大きくし
トーンを上げているんです。

確かに私も電話を受ける時には、気持ち
切り替えて受話器を上げます。

意図的にしている訳ではありませんが、
自然と仕事モードになっているのは
事実なんです。

気持ちの変化に、声は無意識に反応して
しまうんですね。

まとめ

実は、後から聞いた話なんですが、同僚に
「電話ではワントーン声を上げる。」
という人がいます。

電話だと、聞き取りやすくするため、
というのが一つの理由でした。

また、普段よりも高め目の声を出すと
明るい印象になるから、と言っていました。

確かに、ハキハキとした印象になるので
話していて気分がよくなります。

先輩も、そのような思いがあったに違いが
ありません。

電話の応対は、会社の顔にもなりえる
仕事です。

取引先に少しでもいい印象を持って
もらいたいたい気持ちは私にもあります。

無意識に、そんな思いが表れてしまって
いるんですよね。

声は正直ですね。

相手に何かを悟られてやしないかと、
調べてみて、ちょっとだけ不安になって
しまいました。

不機嫌な時も声に出ちゃうのかな。
気を付けようと思います。

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