友人が会社でお客さまに
暑中お見舞いのはがきを
出さなければいけなくなりました。
「知り合いにも出したことがないのに
どうやって書けばいいの?」
と聞かれたのですが
知り合いには出したことはありますが
お客さまとなると同じでいいのか
わかりません。
私もきちんとした暑中お見舞いの
書き方をしりたいので
調べてみました。
暑中お見舞いのはがき
客商売をやられている方は
行事ごとの挨拶って大切です。
でも、なかなか気のきいた文面が
思いつかない方は多いと思います。
はがきを出すからには
お客さまに失礼のないように
したいですよね。
そこで今回は
暑中お見舞いの文例をまとめてみました。
暑中お見舞いの文章の構成
お客さまに出す時の
暑中お見舞いの文章構成です。
- 暑中お見舞い申し上げます
ほかの文字よりも大きく書きましょう - 時候の挨拶(相手を気遣う言葉)
- 相手の住んでいる場所に
ふさわしい挨拶をします。同時に相手の安否を気遣う
文章もいれます。 - 自身の近況報告(営業・セールの連絡など)
- 結びの言葉(相手を気遣う言葉)
相手の気遣い・感謝で
しめくくるのがいいです。 - 日付
慣習では、最後に「夏の最も暑く盛りの時期」
という意味の「盛夏」を用いて『平成●●年 盛夏』と書きます。
お客様用は
夏季の営業やセールのご案内を
入れるのが一般的です。
例文
暑中お見舞い申し上げます。
いつもの格別なお引き立てにあずかり
誠にありがとうございます。
連日の酷暑ですが、皆様にはご健勝のことと
お慶び申し上げます。
当店は夏季も変わらず営業しておりますので、
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
今後とも、一層のご愛顧のほど
よろしくお願い申し上げます。
平成●●年 盛夏
例文2
暑中お見舞い申し上げます
日ごろから何かとお世話になりまして
誠にありがとうございます。
酷暑の折柄、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
さてこのたび夏季休暇の為、
誠に勝手ながら以下の期間は
休業させていただきます。
記 ○月○日~○月○日
ご了承の上、
今後とも何卒よろしくお願いします。
平成●年 盛夏
例文3
暑中お見舞い申し上げます
平素はひとかたならぬご厚情にあずかり、
心から御礼申し上げます。
炎暑の折、皆様方のご自愛のほど
お祈り申し上げます。
当社では以下の期間を
夏期休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、
ご了承のほどよろしくお願いします。
夏期休業:○月○日~○月○日
平成●年 盛夏
暑中お見舞いを出す時期
書いたはいいがいつ出せばいいのか
悩む人多いと思います。
いくつかの説がありますが
一般的に3つに定められています。
- 夏の土用(立秋前約18日)~
立秋の前日(8月6日) - 小暑(7月7日)~立秋の前日(8月6日)
- 梅雨明け~立秋の前日(8月6日)
夏の土用や立秋などはその年によって
違ってきます。
しかし、暑中お見舞いとは
「夏の暑さ厳しい時期の安否伺い」です。
梅雨が明けてから
夏らしくなった頃から出すのが
よいと思います。
梅雨は通常西から明けていきます。
相手先によりまだという地域もあります。
出す時は注意しましょう。
8月6日以降は
残暑お見舞いになります。
まとめ
文例は参考する程度で
実際は相手の関係を考え失礼のない文章を
考えてください。
普段書く時も
どのように書けばいいのか
悩みます。
それが、お客様だった
なおさらです。
友人に早速教え、いっしょに
暑中お見舞いのはがきを作りました。
友人も助かったと喜んでもらえ
よかったです。