直木賞と芥川賞の違い!どっちがすごいってあるの?

雑学

世の中、今じゃ娯楽が溢れていますが
一昔前はスマホもなく、読書が趣味って
方が結構、いらっしゃいましたよね。

今では、若干少なくなった読書家
人たちですが、今でも優秀作は読み込んで
いるようですよ。

「最近の本って、色々あって困るけどさ
芥川賞とか直木賞とか受賞しているのは
1つの指標になるな」

たしかに、それがついているとなんとなく
プレミアな中身を想像してしまう。

「ん?この2つの賞ってなにが違うんだ
並べて置いてあったら、どっちがすごく
どっちを買えばいい?」

そこに食いついたか、読書好きのA君!

まあ、わかる、気持ちはわかるよ、本は
金銀という名言なのか迷言なのかわからない
言葉を発した君ならそこ食いつくだろうね。

えーと、なんだろうな、前に聞いた気はする
するけど、思い出せないから、よし
調べてみよう!

直木賞?芥川賞?2つの違いはなに?
本屋で迷った時はどっちがすごくて
良い本ですか?
を、調べてみます。


直木賞と芥川賞の違い!

では、具体的に何が違うかを
見て行きましょう。

どっちが先に出来た?

調べて早速、意外なことに、2つの
賞の秘密(?)に触れました。

それは、この有名な文学の賞である
この2つが、同い年、つまり同じ年に
創設されたってことです。

意外です、どっちかが歴史が深く
その方が由緒ある、と言うと変ですが
それでも、なにかがあると思っていたので。

ちなみにですが、この2つは昭和10年
1935年に生まれた、なのだそうです。

知っている人は知っていても、知らない
って、人は知らないトリビアが結構
身近なところにあるもんだなぁ。

では、2つの賞は具体的にどう区分けされ
違っていて、どっちがすごいのでしょう?

直木賞(直木三十五賞)って?

創設されたのは、先に言ったように昭和10年
で、名前のままに直木三十五さんを讃えた賞
と、なります。

これは、大衆文芸の中でも一際優秀なものに
授与される賞になりますが、大衆文学って
なんだか、知っていますか?

なにかというと、ストーリー性を重視
読者が面白おかしく、また興味を持って
読めるような、そういう作品です。

要は娯楽目的で創作された本、これが
この賞に選ばれる、ということで
そのせいか、作品の長さに制限はなしです。

年2回の選考会で、無名、新人、中堅
と、いった層の作品が挙げられ、対象
なります。

芥川賞(芥川龍之介賞)って?

創設されたのは、先に言ったように昭和10年
で、名前のままに芥川龍之介さんを讃えた賞
と、なります。

こちらは直木賞とは違って純文学作品に
授与されるものになります。

さて、純文学、また難しそうな単語が
出てきましたが、これは、定義が色々と
あって、ちょっと面倒です。

ですが、一般論でいくと、純粋な芸術性
目的に創作された文芸作品で、美しい文章と
思想表現に重きを置くもの、になります。

年2回、こちらも選考会があり、対象と
なるのは、無名あるいは新人作家である
と、いうこと。

それと、作品が発表済みの短・中編小説
であることが条件になっている様子です。

違いは分かったがじゃあどっちがすごい?

このお題というか、調べ物のの部分
ここに迫るわけですが、ぶっちゃけまして
どっちもすごい賞である、です。

そういうのが知りたいんじゃない!と
怒られそうですが、この2つの賞
そもそも、比べるものではないのです。

もっと、正確なことを言うと、比べられない
というのが、正しいです。

2つは文芸作品、という大きな括りでは
一緒に見えますが、明確にジャンル
違っています。

演歌VSポップ曲(もしくはロックとか?)
くらいにジャンルが違い、それぞれに
ファンがいると思います。

これは、戦う土俵がそもそも違っていて
競わせても、どっちかのファンが暴走する
とか、そういうげんなり場面が浮かびます。

小説に贈られる賞としては、これ以上に
知名度のあるものは、そうそうないので
両方共に素晴らしい賞です。

どっちも、もしくはどちらか、自分の好きな
ジャンルのものを選び、読んでみると
いいかもしれませんね。

さいごに

さて、どっちがすごいのかと比べる筈が
とんだ肩透かしを食らった気分になった
ような、変な感じですよね。

「えー、結論なしかよー
でも、まあ、どっちがすごいとか言われても
自分の好きな方を贔屓しそうだけど」

そう言いつつ、A君が手にしているのは
この間、直木賞をいただいた作品に見える
なので、きっと彼は直木賞派なのだろう。

私もどちらかというと、読むのは大衆文芸
とか、そっち系の話が多い気がする。

最近は、本を読むのがなかなかできなくて
あれだが、またいつか、時間を作って
読書をしたいと思える調べものでした。

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