この前、子供がご飯を食べるのが遅かったので
怒ってしまい、冷たく接してしまいました。
その時の子供は、
なんだかさみしそうにしていました。
イライラして子どもに当たったり
きつい言葉をかけてしまい
後で後悔しました。
次の日、子供が私の話し方を
まねしていたので驚きました。
子供の性格は親の影響で決まると
言われていますが、
どのような影響があるか調べてみました。
子供の性格は親からの影響で決まる
子供の性格の8割は
親から受け継がれます。
子どもにとって親はお手本なので
良いところも悪いところも
覚えてしまいます。
態度も言葉遣いも真似するので
自分を見ているように感じるでしょう。
子供は大人に言われたことはせずに、
大人がやっていることを真似する
「モデリング」というものをします。
親のしぐさや行動以外にも
親の態度が言葉に影響される子もいます。
たとえば、「○○ちゃんはすごいね」とか、
「がんばっているね」などプラスの言葉を
かけられると伸びるといわれています。
しかし、「あんたはバカなんだから」などの
マイナスの言葉をかけられると
伸びなくなってしまいます。
子供のころに傷つくような言葉を
かけられた子はそれが自分なのだと
思い込んだまま大人になります。
そのようにならないためにも
怒りを静めたり、かけてあげる言葉には
注意が必要なのです。
親の態度と子どもの性格
親の態度には4つのタイプがあります。
それは、支配型、服従型、
保護型、拒否型です。
これらのタイプによって
子供がどのような性格になるかが
わかります。
子どもに対する親の態度は
どのような影響を与えるのでしょうか。
支配型
親が子供を支配するような
態度を取るタイプで
子供は親の顔色を伺うようになります。
そして従順で服従的する子になりますが、
自発的に自分で動くことができなかったり
消極的な性格になってしまいます。
服従型
子どもの顔色を伺いながら育児をするタイプで
子どものいいなりになっています。
欲しいものを何でも買い与えたり、
やりたい放題にさせてしまうと
人に従わずに、無責任で乱暴な
性格になってしまいます。
保護型
必要以上に子供を守ろうとして
接するのが保護型タイプです。
保護型の親に育てられた子供は、
危険に対して思慮深くなります。
さらに親の保護から離れた場所に
興味を示すことがあります。
また、常に守られているという
安心感があるので感情が安定し
人に親切にすることができます。
拒否型
親が子供を拒否する態度をとってしまうと
子供は、不安や劣等感にさいなまれやすく、
神経質になってしまいます。
また、親の気を引くために
落ち着きがなくなることもあるのです。
中には反社会的な行動をして
親の注意を自分に引き付けようとしたり、
親のまねをする子になってしまいます。
組み合わせによって性格が異なる
4タイプの組み合わせにによって
子供の性格が異なります。
支配型と保護型の組み合わせ
「過保護型」の場合
親が子供の世話を焼きすぎると
子供に自発的に行動ができませんし
子供に対する依存心が強くなり、
幼児的なふるまいが
ずっと続いてしまいます。
保護型と服従型の組合せ
「甘やかし型」の場合
子供を甘やかしてしまうので
自分の言うことは必ず聞いてくれると
勘違いしてしまい、
自己中心で反抗的な態度になります。
拒否型と服従型の組み合わせ
「無視型」の場合
子供は、親が考えていることが
わからないので情緒不安定になります。
支配型と拒否型の組み合わせ
「残忍・残酷型」の場合
親から逃げるために
逃避的な性格を見せたり、
不安になり神経質になります。
親が与えるいい影響
親の態度や言葉遣いなどは
悪い影響だけではなく
良い影響を与えます。
たとえば、親が気持のいい
挨拶をしていると
子供も挨拶するようになったり、
親が他人に親切にしていると
人に親切にすることは
いいことだと気がつきます。
子供との関係を築くために
子供との関係を築くためには、
子供に対する接し方や
かけてあげる言葉を
見直す必要があります。
怒り任せに手が出てしまったり、
傷つく言葉をかけてしまうことも
あるかもしれませんが、
そこはぐっと我慢しましょう。
そして愛情をたっぷり
注ぐことが大切です。
まとめ
子供が何かやろうとして
できない時に、私のように
カッとなっていたので
自分自身を見ているようでした。
子供が親の行動を見て
まねしようとしているのが
よくわかります。
そして私も子供に対する接し方や
態度などを見直したいと思いました。