香水や、アロマオイル、
ボディーフレグランスだけじゃなく
芳香剤や、洗剤などにいたるまで、
さまざまな香りものがありますよね。
いろんな名前がついているけど、そういえば
「アロマ」と「フレグランス」の
違いって何?
もともと、どういう意味だったんだろう?
今回はそれについてご紹介します。
英語ではどういう意味?
フレグランス(fragrance)を
英和辞典で引くと、「芳香、香気、かぐわしさ」
とあります。
どれも、いい香り、という意味ですね。
対して、アロマ(aroma)のほうは、
「芳香、香り」といった、
イメージとおなじ意味のほか、
「風格、気品、雰囲気」
といった言葉がでてきます。
この時点でちょっと違いが出てきますね。
専門的にはどう違うの?
では、日本の、とくに
香りものの専門用語としての
意味の違いはどうなっているんでしょうか?
こちらも、調べてみました。
アロマとは
アロマテラピーに使われる、
アロマオイルとは精油のこと。
精油とは、植物の実や葉、花などから
抽出した100%天然成分でできている
エッセンシャルオイルのことを指しています。
香りというより、由来となる成分が、
意味のメインなんですね。
フレグランスとは
一方、フレグランスは、香水をはじめとして
ファッションや、趣味、嗜好として
香りを楽しむための商品全般を指す言葉です。
成分は、どちらかというと人工的に
生成された合成成分で作られているものが主
といっていいでしょう。
コストは安く、品質も安定する上、
天然では、取り出すことのできない
バラエティー豊富な香りを
作り出すことが、できるためです。
アロマを取り入れてみよう!
意味の違いがわかったところで、
アロマを生活にも取り入れてみましょう!
香りを楽しみながら、いろんな効能で
日々をよりよく送ってはいかが?
リラックス・安眠
アロマの効果として代表的なのがコレ、
心を落ち着かせてくれる、というもの。
イライラや不眠は、万病のもとです。
アロマでゆったりする時間を
とっちゃいましょう!
とくに効く香りが
ラベンダー、カモミール、ゼラニウムです。
集中力アップ
勉強やデスクワークなど
頭を使う仕事を、集中してこなしたいとき、
集中力アップのアロマはいかがでしょうか?
とくに効くのが
レモン、ペパーミント、
グレープフルーツの香りです。
ホルモンバランス調整
女性ホルモンと似た働きをする成分が
含まれている、精油もあるんです。
ホルモンバランスが崩れると、
生理痛や、イライラがつらいもの。
それを防ぐ、女性に嬉しいアロマです。
ローズ・アブソリュート、
クラリセージ、イランイランなどが
とくに効きますよ!
風邪
なんと、風邪に効くアロマオイルも
あるんですね!
寒い時期には、加湿も大切です。
アロマオイルを垂らしたお水で加湿すると
気分も華やぎそうですね。
ユーカリ、ローズウッド、ティーツリーが
よく効くようです。
食欲不振
柑橘系やスパイス系のアロマは、
食欲を刺激する効果があります。
しっかり食べて、カラダを作るためにも、
アロマが役に立ってくれるんですね。
とくに効く香りは
オレンジ・スウィート、
ベルガモット、マンダリンなどです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「アロマ」と「フレグランス」の
最大の違いは
成分が、天然由来か、人工生成か
のようですね。
ぼんやりと、
「違うんだろうけど、どう違うんだろう?」
と疑問に思っていたのですが、
成分の違いというのが意外でした。
ちかごろぐっと寒くなってきたので
私も、風邪の予防にローズウッドや
ティーツリーのアロマを試してみようかな?
と思ってます。
香りの好みは人それぞれ。
みなさんも、まずはさまざまな香りを
試してみて、自分の好みと悩みに
ピッタリの香りを見つけてみてくださいね!