「やっと、幼稚園に行くようになるの。」
友人は、膝に乗せた娘を見ながら言いました。
休日に、しばらくぶりに会った友人は
幼稚園の準備って色々あるのね、と苦笑。
友人の膝の上で、美味しそうに食べる子供の
姿は本当に幸せそう。
おっとっと、スプーンからご飯がこぼれそう。
子供が食べる姿って、無邪気で何とも言えず
可愛いですよね。
「そうそう、聞こうと思ってたんだけど、
入園するし、そろそろ箸の使い方を教えた方が
いいのかしら?」
えーっと、自分の子どもの時って、
どうだったかしら?
もう、我が家の子供たちは中学生だし、
10年以上も前の話だから・・・。
育児の方法も、今とは違うかもしれないし。
子供に箸の使い方を教えるベストタイミング
について調べてみましたよ♪
箸の練習は何歳から?
子供の頃に学んだ箸の使い方は、間違って
覚えると、なかなか直せませんよね。
大人になってから、これじゃいけないと
一念発起しても、一苦労します。
子供の時に出会う、最初のお箸。
いいタイミングで教えていきたいですよね。
周りから、年齢的にもそろそろ箸の使い方を
教えた方が・・・。
なんて言われると、焦ってしまいますね。
でも、子供に箸の使い方を教える年齢は、
子供の成長それぞれなんですよ。
実は、箸の使い方を教えるのに適している
具体的な年齢に、決まりはありません。
子供の様子を観察していると、いくつかの
タイミングがあるんですよ。
箸を教えてみるサインとは?
子供にとって、食べることは楽しいこと。
美味しい、嬉しい、楽しいなどの感情が
たくさん芽生える時間ですよね。
子供の成長の中で、そろそろ箸の使い方を
教えても良さそうなタイミングを具体的に
見ていきましょうね。
大人の箸に興味を持ち始めたら
一緒に食事をしていて、子供が使う食器とは
違う、大人の使うものを触りたがる。
など、箸への興味が湧いてきたら、そろそろ
箸を教える準備をしてよい頃になりますよ。
何事も、興味を持った頃がチャンスです。
スプーンを下から持てるようになったら
箸に興味が湧いても、箸の握り方は難しい
ですよね。
スプーンやフォークから、箸に移行するには
握り方が重要なポイントがあります。
スプーンなどを初めて使う頃は、上側から
覆うように握りますよね。
箸の使い方を教える前に、ワンクッションが
必要になります。
スプーンなどを持つ時に、下側から持つように
教えていきます。
食事の度に、自然と下から持つようになったら
いいタイミングですよ。
ピースサインができるようになったら
スプーンやフォークを使う時、指を1本ずつ
動かす動作は必要ないですよね。
しかし、箸を使う時には、指の動かし方が
重要になってきます。
グーとパーができても、チョキは難しい。
ピースサインができるようになったら、
指を細かく動かすことができるようになった
サインです。
入園した幼稚園などの方針に沿って
入園した幼稚園や保育園の方針も様々です。
年少から箸の使い方を教えていく場合も
あります。
同じ年頃の子どもがみんなで箸の学習をする、
という環境もいいタイミングですよね。
箸が使えるようになるのも、子供の成長
それぞれです。
初めはできなくても、大体は、年長ぐらいに
なれば箸を使いこなせるようになりますよ。
まとめ
友人は、子どもを眺めてから、
「まだタイミング的にはもう少し後ね。」
スプーンを握る手が上だったり下だったり、
と気分によって、違うんだから、と。
「箸に興味も薄いみたいだし、そんなに焦らず
教えなくてもいいみたいね。」
そうそう、どっしり構えてていいのよ。
友人に、頼もしさを感じた昼下がり。
私も子育て頑張らなきゃ、ですね。