手紙で遠距離恋愛の隙間を埋める！感動する5つのアルファベット

手紙を書く機会、というのがめっきり
減ったという方、多いかと思います。

最近では、LINEだとかFacebookの
ように、離れていても相手の近況を
知ることができるものがあります。

ですが、それだと味気ないと感じて
いるのが、私の知人です。

自分の素直な気持ちは、文房具を持って
紙にしたためて、初めて伝わるものだと
思っている。

そう豪語する彼女は、現在遠距離恋愛中。

つまり、話を要約すると、遠距離にいる
恋人に手紙を書きたいそうなのです。

ですが、贅沢だとは思うけど、できれば
感動してほしいものだ、と言います。

そこで、なにかいい知恵というか表現が
ないものか、探りを入れに来た、とのこと。

あまりにも必死なので、勢いに負けて
お手伝いをすることにしました。

今回は、読んで感動してもらえる？
単純な構成で作る手紙の書き方を
ご紹介したいと思います。

感動する手紙の書き方の基本

ただ、定型的に文章を書いて送るなら
会社の連絡文書とそんなに、そう、変わりが
ありません。

例えるなら、宛名を変えてしまえば
誰にでも、送れるようなもの
これは、基本的にNGな手紙です。

ひょんなことでそれが、恋人に見つかったら
喧嘩の火種にさえなりかねません。

相手の心を打つには、それなりに
工夫が必要になってきます。

ただ、今回は極めて簡単にしていこうと
思っています。

なので、その時に、必要というか便利なのが
「3T」「1S」「1H」＋「E」＋「D」
と、このような型です。

これは、恋愛の手紙には必須の型ですので
ぜひ、覚えておいていただきたいですね。

1つずつ、すべてにかかる「E」と
絡めて、説明していきましょう。

「T」とは？

これは、thank youの略です。

「T」の前についていた3は手紙の中での
割合を示したものになり、最低でも
手紙の全体の3割には、使いましょう。

200字ずつ、5つの段落にした時
3つの段落にこれを使うと、いいでしょう。

手紙の内容、5つの出来事を書くなら3つは
Thank you、つまり、「ありがとう」という
感謝の意をこめて書く、ということです。

手紙を5つの文章に分けたとしましょう。

その時、手紙の最初の文
それに、間の文、最後の締めくくりに
次のようなものを使いましょう。

いつもありがとう
一緒にいてくれてうれしいよ
あの時はありがとう

などです。

例えば、いつもありがとうから始まり
間に、日常の小話をはさんで感謝し
また、違う話をはさんで感謝です。

これらの言葉は、後に紹介するものにも
「E」…エピソードと交えて使いましょう。

ただ、単純にありがとうと言われるのと
あの時はああだったよね、感謝しているの
と、言われるのとでは、違いませんか？

5つの段落に分けた内、3つにこの「T」を
使うと、相手を想うあなたの気持ちが
より伝わる、というもの。

「S」とは？

これは、Sorry…「ごめんなさい」の気持ち。

こちらについては、全体の1割以内に
とどめましょう。

あまりダラダラと、謝罪ばかり並べると
感動から遠ざかって、最悪、気持ちが
悪いものになってしまいますので。

あの時はごめんね
いつも迷惑かけてごめん

などを、文中に1つか2つ忍ばせて
いつもは言えない、謝罪の言葉を
思い切ってぶつける、といいでしょう。

これの「E」は以前、喧嘩してしまったこと
などを書くと、ああ、そのこと気にしていて
くれたのか、と1種の感動を与えられます。

先述した、感謝の言葉に続けて
この謝罪を述べるといいでしょうね。

いつもありがとうから、そういえばあの時は
ごめんね、というようにすると
構成としてはシンプルです。

「H」とは？

こちらは、Happy…幸福、喜びを表現する
言葉です。

今は、一緒にいられない時間の方が長いけど
それでも、自分はあなたと恋人で幸せです。

または、未来を思い描いて、幸せな2人
というのを、書くと相手もそこまで考えて
くれていたのかと、感動してくれるでしょう。

感謝と似た、感情ですが別物に
なりますので、構成としては
別のもの、として書くようにしてください。

これに関して、「S」と同様で
あまりダラダラ書くと、鬱陶しい
ですので、全体の1割にとどめましょう。

もう1つ最も大事な「D」

あれ？と思われた方、いらっしゃるかと
思いますが、これは大切なことです。

「D」…つまり、Dear、宛てる相手ですね。

手紙の定型句的に使われるDearですが、相手
恋人を想って書いたのだ、とわかるように
書くのは大切だと、思います。

なので、その人にしかわからない、その人
だけが知っている、共有するエピソードを
書くと、より内容が感動的になります。

なので、読む相手のことを想って心をこめ
細部にまでこだわり、書き上げて
いきましょう。

おわりに

手紙の書き方、いかがでしたでしょうか？

今回は、感動をテーマにした書き方でした
なので、いつもあなたが書かれるものと
形式から、違ったのではないでしょうか？

知人も戸惑って、のろのろと筆を進めて
いましたが、書いているうちにだんだんと
顔が真っ赤になっていきました。

書いていて、恥ずかしくなったためで
ある、と思われます。

ですが、無事に、丸1日かけて丁寧に
書き上げ、ポストに投函した次の週、恋人から
感動したという旨の手紙をもらったとのこと。

そこには、不器用ながらも一生懸命こっちも
なかなか連絡もできなくて、ごめんなという
ような、ことが書いてあったそうです。

知人は自分の方も気にかけてもらえ、それが
嬉しかったようで、手紙も悪くないなーと
まんざらでもない様子でした。

あなたもお手紙を考えていますか？