少し前の、ある日のこと。
夫が、ちょっと近所の電気屋に行って来る
と言って出掛けて行きました。
大型電気量販店が、大好きな夫ですから
また何か見に行って、帰りは遅くなるなと
予想していたのですが、
なんと30分くらいで帰って来ました。
それも、大きな箱を5つも
台車に乗せて。
何それ?と聞いても
いいからいいからと、箱を開けて
さっさと、作業に取り掛かる夫。
これが、我が家とLEDの出会いでした。
白熱灯から蛍光灯へ そしてLEDへ
エジソンが発明した、白熱灯が
日本で、初めて点灯したのは、
1878年3月25日でした。
明治11年のことです。
それ以来150年以上、今に至るまで
白熱灯は使われ続けています。
1859年に、ドイツで発明された蛍光灯は
日本では、1940年に登場しました。
1955年頃から、急速に
家庭に普及し始め、
今に至ります。
LEDは Light Emitting Diodeと言い。
各頭文字を取って、LEDと呼ばれています。
日本語では、発光ダイオードと言います。
LEDは、意外にも1960年代には
赤色LEDが、発明されていましたが
照明器具に、使われることは
ありませんでした。
しかし、それを可能にしたのが
1996年に、日本で発明された
青色発光LEDです。
既に開発済みの、緑色を加えて、
光の三原色が、揃ったところで
白色LEDが、登場しました。
なぜ今 LEDなのでしょう
白色LEDを利用した、照明器具が
今、どんどん普及しています。
理由は、コストと寿命の長さに
あるようです。
では、白熱灯と蛍光灯、
それからLEDの寿命は、
どれくらい違うのでしょうか。
全て1日、10時間の使用として
- 白熱灯
- 蛍光灯
- LED
寿命 1,000~2,000時間
交換頻度 3か月~6か月
寿命 13,000時間程度
交換頻度 約3年7か月
寿命 40,000~50,000時間
交換頻度 10年以上必要なし
軍配は、LEDに上がりました。
10年以上も、取り換えがいらないのは
とても助かりますね。
また、蛍光灯では、オンオフした時に
最も電力を、消費しますが
LEDは、点滅に強いので影響がありません。
この辺りにも、寿命が、長い理由が
あるようですね。
初期費用は、かかりますが、
やはり、これから購入するなら
LEDが、良いようです。
政府は、電力の消費量が多い
白熱灯と蛍光灯を、国内の製造と
海外からの輸入を、2020年を目途に
禁止する方針を、固めました。
狙いは、省エネの性能が高い
LEDへの置き換えです。
その為に、政府の補助金制度も
整えられているようですが
条件は各自治体で、違うようです。
さいごに
さて、我が家の照明革命は、
1時間と、少しの時間で
取りあえず、終了しました。
洗面所や、お手洗いも
いつの間にか、LEDになっています。
玄関には人感センサーが付けられました。
LED照明の、長所のひとつに
色が変えられる、というのがあります。
我が家では、リビングや各部屋は
蛍光灯のような、白色ですが
キッチンは、暖色にしています。
暖かい色は、お料理も
より美味しく見せてくれますね。
お蔭で食欲増進、
ちょっと、太ってしまったかも!
これが、LED照明の
短所なのでしょうか。
気を付けなければいけません。